三陽商会のファッションウェブマガジン

秋風に似合う厳選コレクションたち

秋風に似合う厳選コレクションたち

秋の風が心地よい日々にプラスワンできる、そんなアイテムたちを三陽商会のクリエイティブディレクターでもある姉川輝天がセレクト。衣食住を彩り、洋服をより際立たせる名脇役たち。アイテムの説明はもちろん、セレクトした姉川の想いも併せてお届けする。思わず欲しくなるモノばかりだ。

アナログが効いたハイテクマシーン

  • アメリカ生まれのホールフードマシーン「Vitamix(バイタミックス)」は、アボカドの種をも砕くと話題になった人気のアイテム。「モノの力を感じるアイテムですよね。このメーカーのマシーンで温かいコーンスープを作ったことがあるんですけど、とにかく美味しかった(笑)!女性にはもちろんですが、料理男子にもイチオシです」
    ミキサーとしての機能性はもちろん、コップ型のヘッドに替えて使えば、作りたてのスムージーやスープをそのまま持っていくことも可能。
    「すごくハイテクなギアなんですけれど、スイッチがアナログなところもおしゃれで、すごく気に入ってるんですよね」
    食欲の秋、旬の食材で温かいスープを作ったり、食べ過ぎた翌日などのダイエットメニューとしてスムージーを作ったり、これは大活躍しそうだ。

北欧ブランドが生む粋なサブアイテム(展開終了)

  • 時計業界に新しい手法を提案するというスローガンのもと、約10年前に誕生したブランド、「TRIWA(トリワ)」。
    「これはストックホルムのブランドです。北欧に憧れがあって、暮らしている方々はとってもセンスがあって、デザインが繊細なモノが多いんですよね。それって、日本の方々も好きなんじゃないかな、と」
    洋服のテイストを邪魔しない、まさに名脇役に徹したデザインは、あっぱれの一言。ひとつは持っていたいと思わせる時計だ。
    「時計もオススメなんですけれど、ブレスレットが、またいいんですよ。流行っているモノをそのまま使うよりも、自分なりにコーディネートするのが僕は好きなので、そういうのが好きな方にはセット使いもオススメしたいです」
    時計に沿わせたくなるシンプルさが魅力のブレスと併せてチェックしてみたい。(iStoreでの販売は終了しました。)

機能性とファンション性が融合した名品

  • たかが長靴。されど長靴。雨具というよりは、ファッションアイテムとしても愛されている、「HUNTER(ハンター)」。
    「昔は、例えば大雨が降ったとき、出勤時は長靴を履いて出かけて、会社に着いたら普通の靴に履き替える。という方が多かったと思うのですが、最近は、おしゃれに履きこなす方が増えてますよね。イギリス生まれのハンターは、必ず雨が降ると言われている(笑)夏のフジロックで履いている人も多かったですし。継ぎ目を作らない製法で、長靴なのに長靴に見せないというか。とくに、以前よりも最近のデザインは軽くなっているモノもあるので、より使い勝手もよくなっていて。個人的には、スリッポンのようなデザインのモノや、ウインドブレーカーや鞄なんかもかわいいんですよ」
    おしゃれな長靴。秋の長雨に備えて、ひとつ持っていてもいいかもしれない。

  • 姉川輝天/Terutaka Anekawa

    1972年生まれ。大阪府出身。セレクトショップ「ナノ・ユニバース」に入社し、販売、バイヤー、店舗開発、クリエイティブディレクターなど、マルチに活躍。退職後、2017年4月に三陽商会にクリエイティブディレクターとして入社し現在に至る。デジモノ好きとしても有名で、雑誌『MonoMax』の連載も執筆中。趣味のカメラやゴルフには定評があり、また、ピノをこよなく愛するというチャーミングな一面も。

Photo: Kazuteru Takahashi Edit: Takako Kamata Direction: Pomalo inc.

 

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