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「サンヨーコート」の新作から見る||今買うべき一生モノのコートとは?

「サンヨーコート」の新作から見る今買うべき一生モノのコートとは?

ブランドピックアップ

良い物を長く使う。これ、日本人の遺伝子に刷り込まれている価値観だと思います。この時代に、それを改めて再認識させてくれるのが「SANYOCOAT(サンヨーコート)」。その新作から、未来に繋げるコートの条件を探ります。

今満足できる、そして10年後も満足し続けられるコート

1946年に創業し、50年以上の歴史を誇るファクトリー、サンヨーソーイングによってその歴史が継承され続けるサンヨーコート。同ブランドが展開する、「SANYOCOAT GABARDINE(サンヨーコート・ギャバジン)」から、新作コートが登場しました。


80年近い歴史を誇るブランドとあって、縫製技術や細部の作り込み、加工を駆使した生地に矜持とプライド、そして職人の技術力の高さを感じます。一方で、パターンにおいては今っぽさも。例えばモデルが着用するフィールドコートでは、ゆったりとしたシルエットを採用しつつ、パッチポケットではなくスラントポケットにすることで、現代的な洗練さを纏わせています。


ただし、トレンドに傾倒し過ぎていないのがミソ。100年コートを手掛けるサンヨーソーイングが作るだけあり、また耐久性の高いギャバジンの採用からも分かる通り、ヒストリックにしてモダン、そしてエバーグリーンと、今もこれからも愛用し続けられる絶妙なバランスが図られているってことです。

普遍な魅力を備えつつ、着丈・シルエットは今どき

  • Coat1

    コットンギャバジンに加え、襟や前立てにコーデュロイを配した、カントリーな印象のフィールドコート。それが、トレンドのゆったりシルエットやスラントポケットにより、モダンな印象に仕上げられています。とはいえ、高密度で織り上げたコットンギャバジンには加工が施され、ヴィンテージの風合いを演出。さらに着込んで、味のある生地感に育てるのが楽しみになります。※受注生産

これ一着あれば大抵は事足りる永年コート

  • Coat2

    アルスターカラーを採用したオフィサーズコート。ウール素材でお馴染みの形を、コットンギャバジンによって製作しています。ギャバジンは、60番手の糸を2本撚り合わせた糸を使用。そこにバイオウォッシュと3度のワッシャー加工を施すことで、ヴィンテージ感のある風合いに仕上げています。※受注生産

  • インバーテッドプリーツとバックベルトが、さらにヴィンテージな印象に。また、一般的に肩が張ったように見えてしまう3枚袖のラグランスリーブは、肩ハギ線を改良することで肩の丸みに馴染むシルエットになっています。

オンにもオフにも馴染む、絶妙な塩梅

  • Coat3

    ビジネス定番のバルマカーンコート。上のオフィサーズコートらと同様のコットンギャバジンを採用することで、休日カジュアルにも馴染む味わい深さを備えます。程よいAラインシルエットと台襟が立ち過ぎていない襟周りも、ヴィンテージ感を後押し。肩周りの馴染み良さも、オンオフで愛用したくなる理由です。※受注生産

お洒落心をくすぐる、通好みなディテールにも注目

  • Coat4

    トレンチコートに似ていますが、こちらは英国陸軍モーターサイクルコートがベース。ガンフラップがなく、左胸にマップポケットがデザインされています。生地はウールギャバジン。かつて貴族の乗馬服などで重宝されてきた生地とあって、しなやかさと共に耐久性にも優れているのが見どころです。※受注生産

大人な品格が漂う、上質感たっぷりなウールギャバ

  • Coat5

    トレンチコートの原型とされる、タイロッケンコート。こちらはコットンではなくウールギャバジン。ハリコシを備えながら、ウールならではの光沢感が上質さを訴えます。シルエットはAラインで、ダブルバックルがアクセントに。合わせはダブルでボタンレスのラップコートスタイルですが、内掛けボタンが配されています。※受注生産

  • MAKE YOUR TIMELESS PIECE 開催のお知らせ

    "あなたのためにつくる一着"をメッセージに、
    受注頂いたものだけを限定生産する3つの受注会を開催いたします。


    【MAKE YOUR TIMELESS PIECEとは】
    本当に必要な量を、本当に必要な方へお届けしたい。
    過剰生産や大量廃棄をせず、良い物を長く使いたいとのお客様の声に応えたいと立ち上げた受注限定生産のコートを提案するプロジェクトです。


    ◆100年コート PERSONAL ORDER
    8月6日(木)~ 9月30日(水)

    ◆SANYOCOAT GABARDINE
    ◆SANYO SEWING Designed by TOKITO
    8月8日(土)~ 9月30日(水)

    受注会の詳細はこちら

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撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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