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お洒落な大人は知っている! ||ダブルモンクが使える理由

お洒落な大人は知っている! ダブルモンクが使える理由

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そろそろ革靴が履きたくなってきた。そんな人、多いんじゃありませんか? とはいえ、ビジネスもカジュアル化した昨今、あまりにフォーマルな革靴はちょっと...。そんな今、「三陽山長」のダブルモンクが最適解です。

ビジネスにもカジュアルにも大人の足元の大正義

スニーカー人気が続く中ですが、チラホラと革靴に回帰している人が増えている模様。確かに、そろそろ気分ですよね。とはいえ、最近めっきりスーツを着る機会が減った人の場合、フォーマル顔の革靴には少々及び腰になることも。そんな時は、ダブルモンクが狙い目です。


ダブルモンクとは、修道士が履いた靴が起源とされるモンクストラップの進化版で、ストラップがダブルになったタイプのシューズ。1945年に英国靴の名門ジョンロブがビスポークとして製作したのが、その起源です。


正統派ドレス靴でありながら、ダブルストラップ使いはカジュアルとも相性が良く、おまけに脱ぎ履きも容易。以前からオンオフ兼用として人気を集めてきたタイプですが、スニーカーからの革靴回帰の一足目として理想的ですよ。

英国クラシックも武骨なデニムにもマッチ

  • Styling

    アースカラーのブルゾンに、ロールアップしたデニムパンツ。ボーダーこそ爽やかさをにじませますが、男らしさ溢れる休日カジュアルコーデの好例です。そんな足元にスニーカーではちょっと子供っぽくなりがちですが、ブーツでは重たさが気になるところ。ドレッシーにしてどこか武骨さもあるダブルモンクは、まさしく打ってつけです。

これぞ万能革靴の理想形です

ラウンドトゥのラストR2010を採用した、三陽山長の源四郎(ゲンシロウ)。2本のバックルが存在感をアピールしつつ、小ぶりなヒールカップに絞り込んだウエスト、そして低く抑えた二の甲が特徴のラストとあって、すっきりとスマートな履き姿を演出します。

ビジネス重視ならブラックを

こちらはカラバリ。渋みのあるアンティークブラウンに対して、プレーンなブラックは益々オンオフ兼用度高めです。上質なカーフレザーは、履き込むほどに味わいが増すので、経年変化ならぬ“経年美化”を楽しむこともできます。

重厚感よりも色気を求めたトゥに注目

メダリオンをあしらったスクエアトゥを採用する源之介(ゲンノスケ)。ラストは源四郎よりもシャープでロングノーズなR309を採用しており、ぽってりとした印象のあるダブルモンクに色気を与えています。職人による手作業で一足ずつ染色した、アンティーク調のムラ感がある色みもその要因に。

オンオフ兼用ならネイビーも選択肢に

こちらはカラバリ。シャープさがより引き立つダークカラーは、ブラックではなくハンドフィニッシュネイビー。メダリオン&ロングノーズのスクエアトゥから漂う色気を、さりげなく後押ししてくれます。

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撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KENJI<BARK in STYLe> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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