【AUTUMN＆WINTER STYLING by 冨張愛＃０５】脱・カジュアルを叶える、ダウンコート３スタイル

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2021Dec27

人気スタイリストの冨張愛さんが、「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュロンドン)」の冬の注目アイテムを使ったおすすめのコーディネートをナビゲートする企画。第５回は、冬本番に向けて活躍度が増すダウンコートをピックアップ。防寒性に優れていて、ふっくらと暖かいダウンアウターですが、ともすればカジュアルな印象になってしまったり、着膨れを心配される方も多いのではないでしょうか。今回は、スカート、パンツ、ワンピースと日常で合わせるアイテム別に、冨張さんによる品良くきれいに着こなすためのコツや、おしゃれの幅が広がるアレンジアイデアをご紹介します。

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このダウンはフードのたっぷりとしたボアが贅沢。ボトムを選ばないミドル丈と程よいフレアシルエットがカジュアルになりすぎず、使いやすいデザインです。全体が上品にまとまるブラックは個人的にもおすすめ。合わせるアイテムもブラックをベースにしたモノトーンで全体をスタイリングしていますが、レオパードプリントのスカートで華やぎを添えていたり、同素材のタートルニットとカーディガンでトップスをアンサンブルにしたりと、全体にフレンチシックなエスプリを効かせているのがポイント。モノトーンコーデながら、女性らしさのある着こなしが演出できます。（スタイリスト冨張愛さん）

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軽やかなカーキには、差し色に鮮やかなイエローのニットを添えて。モックネックになっているので、首回りがもたつかず、すっきりと綺麗な顔映えです。パンツやバッグなど、ニット以外のアイテムはフードボアとリンクさせたブラウン系のトーンに。センタープレスの入ったワイドストレートパンツが全身をすらりと見せます。ついカジュアルに捉えがちな、ダウンアウターとパンツの組み合わせも、アイテムの配色や素材感、シルエットなど細部にちょっとした品の良さが加われば、女性らしい印象にまとめることができます。（スタイリスト冨張愛さん）

※バッグは参考商品です
※メガネ、ネックレス、ブーツはスタイリスト私物です

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上と同じカーキをよりレディーなムードにブラッシュアップさせた、もうひとつのブラウントーンスタイル。コーデの主役となるニットワンピースは、ランダムなケーブル編みのホールガーメント。リブが効いているので１枚ですっきりと、女性らしい存在感があります。首元には、顔映えのする艶やかなシルクのスカーフをコンパクトに巻いて、リッチなアクセントを。スカーフ使いのアレンジは、まったりとしがちな冬の装いに華やぎ添え、一瞬にしてシャープな印象に導いてくれる便利なテクニック。小柄さんにもおすすめです。（スタイリスト冨張愛さん）

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スタイリスト　冨張愛（とみはりめぐみ）

学生時代より、情報番組のレポーターやアパレルブランドのPR、読者モデルとして数多くのメディアで活躍。卒業後はIT関連会社に勤務したのち、スタイリストへ転身。
上品で好感度の高いスタイリングに定評があり、現在はタレントや人気アナウンサーの衣装を多数担当。自身のSNSで発信するコーディネートも大人気で、アパレルブランドとの商品企画も務めるなど幅広く活躍中。

@megumitomihari