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もはやスニーカー!? この見た目で||楽ちんってどーゆこと?

もはやスニーカー!? この見た目で楽ちんってどーゆこと?

今週のお役立ちアイテム

ここ数年で、すっかり定着したドレススニーカー。しかし、いまいちそのバランス感に、不満を抱いている人も少なくないでしょう。そんな、うるさ方の貴兄も納得なドレスニが「三陽山長」にはあるんです。

ドレス成分多めなのに、履き心地は超快適!

いざ蓋を開ければ、快適だけどスニーカー感が強すぎたり、結局ドレス視点が抜けきれていなかったりと、正しくドレス×スニーカーを体現できている靴って、意外に少なかったりします。しかし、三陽山長のドレスニは、その看板に偽りなしです。


コレクション名は「優」。プレミアムコレクションの「凛」や、本格ドレス靴コレクションの「装」に対して、確かに快適さを予感させる名です。まず見所は、レザー製のアッパーが上質感をアピールしてくれる点。今春シーズンからレザーのクオリティを高めており、それにより柔らかく薄手に鞣されてはいますが、佇まいにチープな印象はありません。そして、低反発のアーチサポートインソールやオリジナルのラバーソールで、快適な履き心地を両立。日本人の足型に沿ったやや幅広ウィズのラストも、それを後押しします。


最後に、今回紹介する3モデルのほかに5モデルあり合計8型も展開しているんです。見栄えと快適性を両立した靴を、ちゃんとシーンに沿って選べる。これぞ、リアルに重宝するビジネス靴として人気が高い、三陽山長の真骨頂といったところでしょう。

フォーマル感を失わずに、見事にコンフォート化

  • ストレートチップの「新二(シンジ)」。ラストはスクエアトゥのC102を採用しており、正統派の中にも洗練さや色気を滲ませます。今シーズンよりアップデートされたアッパーのレザーは、ご覧の通り柔らかくも上質なツヤ感を楽しませます。

  • 土踏まず部分が盛り上がった、アーチサポートインソールを採用。足裏全体で体重を受けることで、長時間の着用も疲れにくくなります。さらに低反発なので衝撃吸収性と安定性を両立している点も、快適な歩き心地の要因に。

  • アキレス腱に沿うように、せり上がったヒール部分。さらに、クッション材を配することで当たりを柔らかくし、アキレス腱にかかるストレスを軽減。日本人の踵は小さめとあって踵が抜けやすい人も多いですが、その防止にもひと役買っています。

見た目は重厚感あり、履き心地は軽快感あり

  • ダブルモンクの「新四(シンシ)」は、ストレートチップと同様にスクエアトゥのラストC102を採用。ウィズは幅広ですが、サイドから見るとトゥに向けてシャープなラインを描いており、それが洗練された雰囲気をもたらします。イタリアで生産したオリジナルのラバーソールも、厚みを極力抑えることでスニーカー感を抑えています。

履き心地は楽チンでも、見た目はエレガント

  • 華やかさを楽しませるアデレイド・セミブローグの「新六(シンロク)」。ラストはC102。メダリオンやパーフォレーションが、上品な光沢感を放つレザーと共に、見た目にスニーカーライクな履き心地を気づかせません。オリジナルのラバーソールは、クッション性や屈曲性に加え、防滑性にも優れています。

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撮影/栗原大輔<Roaster> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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