三陽商会のファッションウェブマガジン

スタイリスト望月律子さん発|| 誰でも簡単に今っぽく!||「大人スポーティアイテム」BEST5

スタイリスト望月律子さん発 誰でも簡単に今っぽく!「大人スポーティアイテム」BEST5

今週のお役立ちアイテム

「ここ数年、スポーティなトレンドは引き続き人気ですが、去年あたりからキレイめなものが増えてきていますね。それ一枚で、今どきのアクティブ感がありつつクリーンな印象に着地できるアイテムは、大人にとってうれしいトレンドです」と語るスタイリスト望月律子さん。また、キレイめスポーティをおすすめする理由はもうひとつ。「今年はみなさん、家で過ごす時間が増えましたよね。そんなときは着心地のいいリラクシーな服が最適ですが、ゆるゆるした服ばかり着ていると、どうしても体型も気持ちもゆるみがちで、なかなかテンションが上がりません。スポーティだけど、ちゃんとおしゃれをしている感が出せるアイテムを取り入れれば、毎日気分よく過ごせるはず」

  • 01

    部分使いのボーダーがワザあり!


    「今年はポロシャツも人気復活していますね。スポーティ・トラッドの定番アイテムですが、ボーダーの部分使いと薄手のニット素材で、大人のひねりが効いた一枚です。ボトムには、ポロシャツの中の2色どちらかを拾ったふんわりスカートが素敵! 色をつなげて、ポロワンピース風に着る発想です。サンダルはもちろん、スニーカー合わせもすっきり決まります」。ヨーロッパ発、注目のサステナブルブランド「ECOALF(エコアルフ)」の新作。肌にも環境にも優しい再生素材を使用しています。柔らかな風合いと薄手のニット素材は、着心地も抜群。

  • 02

    切り替えデザインならお出かけにも


    「トレンドのAラインシルエットのTシャツドレス。ラクちんですが、一歩間違えると‟ザ・おうち着„にも転びがち……。こんなふうに、デザイン性があると一気におしゃれ感がアップします。サイドのストライプ切り替えは、Aラインをすっきり見せるスタイルアップ効果もばっちり。パールネックレスをプラスすれば、夏のお出かけシーンでも重宝しますね」。「AMACA(アマカ)」のTシャツドレスは、ジャージ素材に光沢感とハリ感をプラスし、大人がキレイに見える仕上がり。動くたびに揺れるサイドのストライプ切り替えが、爽やかなアクセントに。

  • 03

    上品なニット素材が大人向き


    「スポーティアイテムの筆頭として人気の高いパーカですが、厚手のスウェット素材だと、大人にはカジュアルすぎることも……。こちらは薄手のハイゲージニットで、ファスナーがゴールドカラーなのが繊細で上品なイメージ。大人の余裕を感じるパーカです。これなら、フェミニンなワンピースにさらりと羽織っても唐突にならず、キレイめアイテムとの相性も抜群です」。「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」のパーカは、クリーンな白も品のよさを後押し。脇縫いのない立体的な編み方なので、着心地のよさも魅力です。

  • 04

    フェミニンなスポーティならこれ!


    「ジップアップジャケットも、ギャザーシルエットならぐっとフェミニンな印象。あくまでもキレイめな範囲内で、スポーティニュアンスを楽しみたい方にぜひおすすめです。透け感のあるミントブルーも、この夏ならではのトレンド。着こなしが一気に華やぎます。スカートにも合いますが、パンツに合わせて甘辛ミックスに仕上げるのもいいですね」。「CAST:(キャストコロン)」のジャケットは、暑い時季もさらりと羽織れるポリエステルボイル素材。さらりとした肌触りが快適さを約束します。

  • 05

    休日が楽しくなるカジュアル小物


    「靴&バッグもスポーティなものをそろえておくと、週末の着こなしの幅が広がりますね。グレーのスニーカーは、一足持っていると絶対便利! 白スニーカーとはひと味違う、落ち着いたリッチさが出せますよ。定番のキャンバストートも、持ち手やタグも含めて全体が白、というタイプ、なかなかないんです。子供っぽく見えない、クリーン&モダンな雰囲気が魅力。レザーのミニバッグとこれを二個持ちするのもアクセントになっていいですね」。「マッキントッシュ フィロソフィー」のスニーカーは、甲部分にはっ水加工を施しているので、気軽に普段使いしやすい一足。キャンバスバッグは「MP STORE(エムピー ストア)」。今の時季はもちろん、冬のウールコートに合わせてもOK。

この記事の関連商品はこちら

望月律子/Ritsuko Mochizuki

ファッションスタイリスト。ベーシックアイテムを、女っぷりよくこなれたテイストに落とし込むスタイリングに定評が。女性ファッション誌、WEBのほか、商品開発やイベント出演など活躍の場も多岐にわたる。

撮影/坂根綾子 スタイリング/望月律子<KIND> 編集&文/三尋木奈保 ディレクション/Pomalo inc.

 

PAGE TOP