三陽商会のファッションウェブマガジン

重くなりがちな冬コーデを||

重くなりがちな冬コーデを"主役ニット"でお洒落度アップ!

今週のお役立ちアイテム

毎度ご好評を頂いております、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎、そして今回はモデルの櫻井さんが参戦。お題はニット。ほっこりしつつもコーデの主役になれるニットについて語ってもらいました。

アウターだけでなくインナーニットにも気を遣うべし!

大崎「この間の最強寒波はすごかったね。ニットの暖かさを改めて実感したよ」
高塩「あの寒さはスウェットでは防げない気がします」
櫻井「ニットって、見るからに暖かそうですもんね」
高塩「ということで、今回はニットなんですが、暖かいだけじゃなくコーディネートで主役を張れるニットを選んでみました」

櫻井「派手なニットってことですか?」
高塩「派手というより、冬コーデに馴染みつつもピリッとスパイスを効かせられる色柄やデザインを選んでいます」
大崎「冬ってアウターがどうしてもダークトーンになりがちだから、ニットでアクセントを効かせたいからね」
櫻井「確かに!」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)

高塩「まずはこちら。マルチボーダーってヤツですね。実にカラフルです」
大崎「これは冬コーデの差し色にぴったりだね」
櫻井「一見派手そうですけど、色の組み合わせが結構レトロですね」
高塩「上質なラムズウールでミドルゲージに編み上げているのも、派手さが控えめな要因です」
大崎「でも差し色効果は十分なので、例えばアウターもパンツもダークトーンで揃えて、メリハリを楽しんでもいいかもね」

マッキントッシュ フィロソフィー

高塩「お次はフェアアイル調の独特な柄が見どころのこちら」
大崎「ノルディックな雰囲気が、まさにニットらしいほっこり感を演出してくれるね」
櫻井「民族っぽい雰囲気だけど、モノトーンなので意外にクールな雰囲気でも着られそう」
高塩「求心編みといって、こうした柄のニットでお馴染みの編み方なんです」
大崎「ちなみにブラックベースにホワイト柄もあるらしいよ」

Paul Stuart(ポール・スチュアート)

櫻井「打って変わってベーシックですね」
高塩「ショールカラーがアクセントになるかと。イタリアのFILMAR社製コットン×リネンニットです」
大崎「ショールカラーのカーディガンは、春にはアウターとしても着られるので活躍度は高いよね」
櫻井「たしかに、こういうのを一着持っておくとホントに便利かも」

LOVELESS(ラブレス)

高塩「最後はこちら! 色こそモノトーンですが、かなり強めな存在感です」
櫻井「コートを着ると隠れるけど、それがむしろ面白いですよね。脱いだら個性的って感じ」
大崎「編みはミラノリブなんだね。ハリのある風合いと垂れたニット紐のギャップがいいね」
櫻井「ただ派手なニットを選べばいいってわけじゃないんですね!」

高塩「これからさらに寒い日が続くと思いますが、ついヘビーアウター頼りでお洒落がおろそかになりがち。アクセントとなるニットで、冬コーデを盛り上げてもらいたいです」
櫻井「気温は低くとも、テンションは高くありたいですからね」
大崎「そうだね! そろそろ上げ潮ムードといきたいところだよね! よし、今年もガンバロ〜!」

この記事の関連商品はこちら

撮影/人物:島津明<W> 、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

PAGE TOP