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男性陣に改めて問う!||シャツ、着こなせてます?

男性陣に改めて問う!シャツ、着こなせてます?

着こなし解決ラボ

誰しもが一枚や二枚は持っている「シャツ」。でも、ちゃんと着こなせてます?ベーシックなアイテムだからこそ、案外着こなすのが難しいのも事実。今回はスタイリスト・菊池陽之介さんが、シャツの"こなし方"を改めてレクチャー。夏に涼しい顔してシャツを着こなす男を目指しましょ!

シャツの着こなしのヒケツはズバリ、襟と袖にアリ!

「この時期にシャツを着るなら、清涼感のあるブルーベースがオススメ。ストライプ柄なら、いっそう涼しげで遊びも効いた印象に。着こなしのポイントは、襟と袖。襟は後ろ部分をほどよく立ち上げ、ふわっと“抜く”。サイジングも、今はジャストサイズよりもややゆとりのあるタイプを選ぶのが気分。袖はラフにたくし上げると、簡単にこなれ感を演出できますよ」。ベーシックなアイテムだからこそ、細部の着こなしにひと工夫加えるだけで、グッとこなれて見えるのだ。

ワントーンに仕上げることでオシャレの格が上がる

ではスタイリングのコツは?「今回は、ブルーのストライプに合わせてネイビーのパンツ、シューズをセレクト。コーデ全体の色みを統一することで、オシャレに“気を遣ってる感”が出るんです。ダラしなく見せないために、タックインもポイント」。誠実に見せるなら、やっぱりネイビーが頼りになる!「あと、シャツを着た際に、イヤらしく見せないためにあえてインナーを着るのも大切だと思います」。なにげにチラリとのぞく白インナーが、コーデの抜け感にひと役買っているというワケだ。

菊池陽之介/Yonosuke Kikuchi

熊谷隆志氏を師匠にもつアラフォーファッションスタイリスト。雑誌『OCEANS』をはじめ、数々のファッション誌や広告で活躍中。モードからカジュアル、コンサバティブまで幅広くこなす。また、3児の父にしてキッズブランドも手がけており、父親目線でのスタイリングにも定評あり。

Photo: Yuji Kawata@Riverta Styling: Yonosuke Kikuchi Hair&Make-up: Masayuki@The Voice Model: Hiroyuki Kubota@INDIGO Direction: Pomalo inc.

 

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