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誰でも簡単に着こなせる! ||大人な柄シャツの選び方とは?

誰でも簡単に着こなせる! 大人な柄シャツの選び方とは?

着こなし解決ラボ

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は「柄シャツ」です。

今年の夏は総柄シャツで夏気分を満喫

高塩「気づけばもう夏ですね」
大崎「今年も我慢の夏になりそうだけど、せめて気分だけでもアゲていきたいよね」
高塩「おっしゃる通り! 折しも今年も柄シャツが豊富ですからね」
大崎「今年も多いね。去年もリゾート色の強い総柄シャツは豊富だったけど、今年はいよいよ本命かな」
高塩「ですね。とはいえ、ハードルが高いアイテムであることも事実。そこで柄シャツ初心者でも着こなしやすく、それでいて上級者に見える柄シャツを持ってきました」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)

大崎「まずはマッキントッシュ ロンドンね。ここは大人が着てサマになる柄シャツが揃ってるよね」
高塩「半袖シャツで総柄と聞くとリゾート一辺倒な印象がありますが、これはむしろシック。イタリアのコモにあるプリントメーカーのアーカイブからピックアップした、元々スカーフ用の柄を採用しているみたいです」
大崎「これは渋いよ。オープンカラーでさらにレーヨンというハワイアンシャツ仕様だけど、落ち着いたトーンの色みも相まって、街にも馴染むね」

THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)

高塩「スコッチハウスからも、そんな一枚がリリースされています。こちらもオープンカラーですが、ダークネイビーが実に落ち着いた印象です」
大崎「プリントされているのは…あっ、これアザミだ。英国ブランドらしいね」
高塩「スコットランドの国花なんですよね。こうしたモチーフ系って大抵クセがあるものですけど、ワントーンなので随分と着こなしやすくなってます」
大崎「コットン地なのも馴染みを感じやすいね」

EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)

大崎「エポカ ウォモのシャツは、ややトーンを上げたネイビーだね。インディゴ調の色合いは、夏に合うなぁ」
高塩「ジャージー地なので、着心地も快適です」
大崎「柄はフローラルモチーフだね。トーナルカラーだとかなり大人見えするね」
高塩「緻密なフローラル柄はともすればフェミニンに見えがちですけど、これはオトコらしく仕上がってますよね」
大崎「襟がカッタウェイだから、第一ボタンを開けても品良く見えるのは嬉しいな」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)

大崎「最後は…チェックシャツ?」
高塩「モチーフ系が苦手な人もいると思って。今年の夏は半袖シャツ自体がトレンドなので、加えて柄を楽しみたいなら定番のチェックもアリかと」
大崎「確かに、プレッピースタイルお馴染みのマドラスチェックも、十分に夏っぽさを楽しめるよね」
高塩「イタリアのシャツファブリックメーカーであるアルビアーテ社のコットンリネンは、発色が良いことに定評があるんです」
大崎「サラッとして、さらにゆったりシルエットなのがいいね」

大崎「ココのところTシャツばかりだったけど、久しぶりにシャツが着たくなってきたなぁ」
高塩「不思議なもので、総柄のTシャツよりもシャツの方が着こなしやすいんですよね」
大崎「確かに! リゾートにはまだ行けそうにないけど、せめて柄シャツで夏気分を楽しもうかな」

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撮影/人物:島津明(W) 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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