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真夏の鉄板

真夏の鉄板"白Tシャツ"を大人っぽく見せるコツとは?

着こなし解決ラボ

シンプルなアイテムこそ、微妙な風合いによる違いが如実。ひとくちに白Tシャツといっても、素材感や織り方でまるで表情は異なるんです。そこで今回は、大人の上品な白T選びのコツを伝授いたします!

ソフトに見えるかどうかが、大人見えのボーダーライン

シーズン問わず、またあらゆるファッションスタイルにおけるキング・オブ・ベーシックなアイテムといえば、やっぱり白Tシャツでしょう。白Tシャツに対する印象としてはシンプル・爽やか・クリーンといったところですが、もし上品さやクラス感といった大人な印象もアピールしたいなら、素材と生地にこだわりましょう。


一般的なTシャツに使われているのは表面感がフラットなコットンの天竺生地ですが、それをリネン混にしたり、ニット編みにしたり、パイルジャカードといったヒネリのある素材と生地にすることで、単にシンプルでベーシックという白Tシャツのありきたりな印象から脱皮できます。


素材感や生地感に一手があれば、シンプルなコーデもグンと格上げが可能。ベーシックなアイテムだからこそ、奥が深いんですよね。

近くで見ると浮き上がるパイルロゴに視線集中

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    Paul Stuart(ポール・スチュアート)


    遠目にはシンプルな無地白Tシャツですが、よく見るとフロント中央にはブランドのアイコンであるマン・オン・ザ・フェンスのロゴが。ドレーピーな鹿の子調生地をベースに、ロゴ部分をパイルジャカード織りで立体的に表現することで、色を使わずとも表情豊かな一枚に仕上げています。

一見ベーシックだけど素材使いで普通と差別化

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    MACKINTOSH PHILOSOPHY "GREY LABEL"
    (マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル")


    こちらもパッと見では極々ベーシックなTシャツに見えるかも知れません。しかし、袖を通せばその違いに開眼。コットンにリネンをブレンドすることで、サラリとドライな肌触りを楽しませてくれるんです。リネンブレンドの効果は見た目にも現れ、うっすらと品良い光沢感を放ちます。

イマドキなビジネスで重宝するのはこんな一枚

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    EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)


    ジャケットスタイルのインナーには、こんな一枚がオススメ。ストレッチ性の高いハニカムジャージー生地はやや地厚で、ジャストなシルエットも相まってジャケットとの収まり抜群。透け感も抑えられています。アームホールには消臭テープを配するなど、エチケット面においても見どころアリ。

着心地も見た目も上質なのは、あの素材が理由

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    マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル"


    ドレープが柔らかなのがニットの特徴であり、それこそが大人見えする理由に。さらにこちらは、素材に和紙をブレンド。サラリとした肌触りを実現し、見た目にも清涼感をアピールします。和紙といっても、自宅での水洗いに対応しているので、残りの夏シーズンでヘビロテしても大丈夫ですよ。

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撮影/島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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