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スタイリスト||佐藤佳菜子さんが||小柄さんのアウター選びを伝授!

スタイリスト佐藤佳菜子さんが小柄さんのアウター選びを伝授!

着こなし解決ラボ

スタイリング提案はもちろん、自身の私服スナップも大人気のスタイリスト佐藤佳菜子さん。身長156㎝でありながら、バランスの良い着こなしに注目が集まっています。そこで今回は、小柄さんのアウター選びのコツをレクチャー。おすすめのアウターやコーデのポイントなどを教えてもらいました。

“ややビッグシルエット”で“ショート丈”は小柄の強い味方!

KANAKO's Comment
「ややビッグシルエットのショートコートは、小柄な人にとって、もっともバランスがとりやすいアウターだと思います。適度に大きめのシルエットを生かしてすっきりとしたボトムスを選べば、それだけでメリハリのあるシルエットに。簡単にスタイルアップがかないます」


Coordinate Point
「コートのモカブラウンに合わせて、全身を優しくまろやかなトーンでまとめ、小柄ならではの可愛さを生かしていくという作戦です。もうせっかくなので、使えるものは全部ポジティブに使って、うまく生かしていきたいです(笑)」


「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」のコートは上質な羊毛とモヘヤをブレンドしたウールシャギー素材を使用。軽量なのにとても暖かく、ノーストレスで着ることができる。「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」のテーパードパンツはシャープなシルエットと、体のラインを拾いにくい地厚な素材感が特徴。暖かいのもポイント。

すっきりシルエットが光るノーカラージャケット

  • KANAKO's Comment
    「丈、ボリューム感ともにちょうど良く、コンパクトに着られます。あまり大きいシルエットだと小柄さんは“布に溺れている”感じになってしまいますが(笑)、これはその心配がありません」

    M65モッズパーカーのパデッドライナーをデザインソースに、モダンにアレンジした「MACKINTOSH PHILOSOPHY "GREY LABEL"(マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル")」の1着。1枚でアウターとして着たり、インナージャケットとしてコートの下に着るなど、汎用性の高さも魅力。

Aラインシルエットで可愛くスタイルアップ

  • KANAKO's Comment
    「短め丈でAラインシルエットという、小柄さんが着こなしやすいデザイン。全身のメリハリがつけやすく、バランスが取りやすいです」

    ボクシーなシルエットで体を包み込む「EPOCA(エポカ)」のフード付きコート。肩回りのシルエットにゆとりがあり、さらに袖も太めの設計なので、中を厚着した日やローゲージニットを着た日にもスマートに着こなせる。

視点が上がるウエストマークデザイン

  • KANAKO's Comment
    「ショート丈にプラスして、ウエストマークできるデザインというのも小柄さんの味方。これはきれいめ派におすすめの、バランスアップアウターだと思います」

    ベルトでウエストマークする「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」のコートは、ほんのり裾広がりになることでエレガントな印象に。着用した人の体温から出る遠赤外線を吸収放射して、身体を保温する高機能の中わたを使用しています。

  • PROFILE

    佐藤佳菜子●スタイリスト。1982年生まれ。『BAILA』『Marisol』『LEE』などのファッション誌やカタログ、ブランドコラボなど活躍の場は多岐にわたる。きれいめからカジュアルまで、大人が似合うリアルでキレのいいスタイリング提案に定評あり。

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撮影/人物:前田晃(Maettico)、静物:坂根綾子 スタイリング&モデル/佐藤佳菜子 ヘア&メイク/桑野泰成<ilumini.> 構成&文/発田美穂 ディレクション/Pomalo inc.

 

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