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子育てだけじゃない!育休期間を楽しく過ごすポイント

子育てだけじゃない!育休期間を楽しく過ごすポイント

LIFE STYLE

原則1歳までの子どもを養育するために取得できる育児休業。赤ちゃんにとっては心身ともに大きく成長する重要な期間ですし、育休期間どのように過ごすかは非常に重要なことです。この記事では、育休中の子育てのポイントや育休中にやっておきたいことについてご紹介します。

育休取得期間はどのくらい?

厚生労働省の調査によると、育児休業制度が取得できる期間は法律のとおり1年(延長により最長2年)としている企業が9割。なかには3歳未満など独自の期間を定めている企業もあります。

そのため、働く女性は子どもが1歳になるまでの期間で育休を取得する方が最も多いです。規模の大きい会社で働いていると育休取得の期間が長くなる傾向がありますが、それでも全体の約7割の女性が子どもが1歳6ヶ月になるまでのあいだに職場復帰をしています。

育休中しかできないことって何?

出産後6~8週間は産褥期(さんじょくき)と呼ばれ、女性の心身にさまざまな変化が起こります。まずはしっかり休んで体の回復を促しましょう。毎日の家事も、その日の体調を踏まえて少しずつ行うことが大切です。

育休期間には、赤ちゃんの写真や映像を積極的に残しておくのがおすすめです。月に1回同じぬいぐるみなどを添えて撮影しておけば、定点観測としてよい記念になるでしょう。

体調が戻ってきたら、産前にやりきれなかった家の片づけも育休中にぜひやっておきたいことのひとつ。赤ちゃんが寝ているうちに触ってほしくないものの配置換えをするとスムーズです。

また、仕事と会社の往復をしていた方は、地域に目を向けるのもよいでしょう。子どもと一緒に出かけられる場所にはどんな所があるのかを調べたり、実際に子育て支援センターなどへ出かけてみたりすると、今後の育児への漠然とした不安を取り除くのに役立ちます。

ママ友ができれば、困ったときの相談もしやすいです。地域のママ友は保育所や小学校など今後も付き合う関係になるかもしれません。


2人目以降の育休では乳幼児の赤ちゃんもいるため休む暇もないことが多いですが、空けられる時間を作り自分のための時間を充実させることも大切です。
「休める時には自分の時間を持てるように家族に協力してもらう」という意識をもって「家族で充実した時間を過ごす」「平日の空いた時間に誰かとランチをする」「お気に入りのDVDを観る」など、自分なりの楽しみを見つけることも大切です。

子育てしながらの復帰準備も早くから始めよう

復職後は子育てと仕事を両立しなければなりません。預け先の確保、家事の効率化、家族との分担などを早い段階から準備しておくことが大切です。育休のあいだに仕事に関わることを勉強したり資格を取ったりするのも今後のキャリアアップに役立ちます。

もちろん、育休ではなく、一旦仕事を辞めてじっくり子育てに専念する選択をすることも可能です。今後の生活については、よく家族と話し合いましょう。

育休中は子育てとキャリアプランを見つめなおす時期にしよう

育休期間は1年~1年半など、限られた時間です。しかし、生後1年は赤ちゃんの成長にともないあっという間に過ぎてしまいます。子育てをしながら赤ちゃんの成長を見守るのはもちろん、自分の時間としても有意義にすごしましょう。

編集&文/鈴木郁恵

 

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