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肩甲骨ストレッチで筋肉をしなやかに!快適な毎日と美姿勢を保つ秘訣

肩甲骨ストレッチで筋肉をしなやかに!快適な毎日と美姿勢を保つ秘訣

LIFE STYLE

腕のスムーズな動きや美しい姿勢を保つためには、肩甲骨を意識して動かすことが大切です。姿勢美人と肩甲骨の関係や簡単にできる肩甲骨の柔軟性のチェックの仕方、隙間時間にできるストレッチ方法を紹介します。

肩甲骨は腕の動き・美しい姿勢の土台

肩甲骨には身体のバランスを保つ働きがあります。肩甲骨は、三角形をした大きな骨です。胴体とは鎖骨1本でつながっています。
バンザイや胸を張る、腕を前に出すといった動きは、肩甲骨と肩関節の動きが連動することで可能になります。肩甲骨の全体は筋肉が支えているため、柔軟性が高いほど自由に可動し、パフォーマンスも向上するため、ケガの予防にもつながります。
しかし、肩甲骨の筋肉に柔軟性がなく、可動域が狭いと痛みやしびれ、脂肪が付きやすくなるといった不調や姿勢が乱れを起こしやすくなります。そのため、肩甲骨周辺の筋肉を衰えさせないようにすることが大切です。

ストレッチ前に!肩甲骨の柔軟性をチェック

日常生活において、肩や腕の動きをスムーズにするためには、肩甲骨の柔軟性を高めて可動域を広げることが大切です。肩甲骨の動きが固くなると、肩・首・背中のコリにつながり、血流も悪くなります。
特にスマートフォンを操作しているときの姿勢には注意が必要です。パソコンやスマートフォンの操作中は、両肩や首が前方へ移動し、背中が丸くなりやすくなります。肩甲骨の左右が離れた状態で固定されると柔軟性が低下しやすいため、日ごろから肩甲骨の柔軟性をチェックしましょう。

1.背中で合掌
背中で指先が上になるように左右の手のひらを合わせ、合掌をします。高い位置で合掌できるほど可動域が広いといえるでしょう。

2.背中で指タッチ
右手は肩から、左手は腰から背中へ手をまわし、「/(スラッシュ)」になるように指先をタッチします。左右で差が出るケースもあるので、左手を肩から、右手を腰から背中へ手をまわし、背中で指先タッチをして左右の違いもチェックしましょう。左右差があまりないのが理想です。

肩甲骨のストレッチ方法

肩甲骨の正常な動きを取り戻すストレッチ


1.両肩を上にあげる
2.息を吐きながら、肩の力を抜いてストンとおろす


肩甲骨の柔軟性をチェックし、可動域が狭いと感じたらストレッチを取り入れましょう。ストレッチは、力ずくで伸ばすのではなく、肩甲骨周辺の筋肉をリラックスさせながら伸ばすのがポイントです。もし、四十肩や五十肩などの症状や肩に痛みがある場合は、無理におこなわないようにしましょう。

肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性を高めるストレッチ


1.両方の手を後頭部に当てる
2.左右の肩甲骨をなるべく引き寄せるようにひじを後ろへ引いて胸を張り、5秒間キープ
3.深く呼吸をしながら、両ひじを前に突き出す


肩甲骨を正しい位置に戻し、可動域を広げることで、しなやかな肩・腕の動きにつながり、姿勢も正すことができます。今、可動域が狭くても継続的にストレッチをおこなうことで肩甲骨を支える筋肉はほぐれていきます。生活の中で肩甲骨を意識して動かし、スムーズな腕の動きでケガを予防しながら、美姿勢を保ちましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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