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アウトプットをスムーズに行うにはどうすれば良い?その方法とは

アウトプットをスムーズに行うにはどうすれば良い?その方法とは

LIFE STYLE

日常生活の中で覚えなくてはならないことは、数多くあります。しかし、一生懸命頑張っても、すぐに忘れたり、なかなか身に付かなかったりすることもめずらしくありません。もちろん、知識を覚えこむというインプットは大切です。ただ、覚えたことを外に出して繰り返すアウトプットがなければ、その記憶は定着しにくいともいわれています。

ここでは、アウトプットをスムーズに進める効果的な方法について、ご紹介します。

インプットとアウトプットの違いについて

インプットとアウトプットという言葉を、最近よく聞くようになりました。しかし、この2つの言葉の具体的な意味をご存知でしょうか?

まず、インプットとは、中に入れることを指し、アウトプットとは中に入れた情報や知識を外に出すことをいいます。

例えば、インプットは読書をしたり、新しい体験をしたりすることで、知識や体験の内容を学ぶことを意味しています。一方、アウトプットとは、インプットで得た知識を自分自身で実践することです。さらに、実践した情報を分析し、周りに伝えていくことで成果を出すことを意味します。

アウトプットの方が重要なのはどうして?

インプットもアウトプットも、何かを成し遂げることに必要なものです。しかし、アウトプットは特に積極的に行うことが望ましいといわれています。

インプットは多くの知識を脳に蓄えるためにも大切です。ただし、その知識を外に出すことをしないでいると、思考力が低下してしまう可能性が高いとされています。なぜなら、インプットによって脳に知識が増えれば増えるほど、頭の容積を奪っていくというしくみがあります。つまり、考えるために使う部分を少なくしてしまうのです。

ところが、アウトプットは知識を外に出し、それを繰り返すという性質を持っているので、脳への情報の定着が良いといわれています。脳への定着が良くなるということは、数多くのメリットがあります。例えば、学んだ知識を忘れにくくなったり、物事が達成しやすくなったりすることです。

この考え方は、大学教授の外山滋比古氏が提唱したものです。自らの著書の中で、余分な知識を捨てずに頭に蓄積させているうちに、思考力が落ちると記しています。また、これを「知的メタボリック症候群」と表現しています。

さらに、知識を蓄えすぎないためには、睡眠をしっかりと取り、頭の中を整理することが効果的だと述べています。私たちも睡眠が不足すると頭の中をクリアにすることが難しくなるため、ひとつの考え方としてうなずけますね。

効果的なアウトプットの3つの方法とは

アウトプットが大切だといっても、やみくもにインプットした知識を外に出すだけでは効果が薄いことも。そのため、アウトプットは、いくつかのポイントを押さえながら、進めて行くことが重要です。以下に、効果的なアウトプットの3つの方法について、お伝えします。


1.インプットで知識を得たら、それを紙に書き出しておくこと

覚えたいことを紙に書くと、脳が刺激されるため、物事を記憶しやすくなる効果があります。つまり、書くことで脳が活性化されるので、文字に意識を向けやすくなり、忘れにくくなるのです。

例えば、何かを覚えたときは間を空けずに、新しい知識をノートに書き出しておく習慣をつけるのも良いでしょう。


2.インプットで学んだことを人に伝えること

聞いたり読んだりという受け身の行動も、マイナスだというわけではありません。しかし、学んだことを人に伝えたり話したりという能動的な行動を取る方が、記憶の定着率が良くなるといわれています。これは、アメリカ国立訓練研究所で行われた、ラーニングピラミッドという学習定着率を示す研究における報告です。

人に知識を伝えることで、自分の記憶なども整理されることとなります。つまり、理解していない事柄もはっきりと理解できるようになり、より忘れにくくなるのです。


3.学んだことを自分自身で実践してみること

学んだことを紙に書きだしたり、人に伝えたりすることで、記憶に残りやすくなります。しかし、覚えた物事を自分が実際にやってみることが大切です。

例えば、生活習慣を変えるための本を読んで役に立つ知識が書いてあったら、実際の生活に取り入れてみましょう。また、自己啓発のセミナー等で、コミュニケーションについての新しい知識を得ることもありますよね。そのときは、家族や友人にその方法を使って、コミュニケーションを測ってみるなどの行動が重要です。



アウトプットは練習しだいで身に付けることができる

私たちの脳には、日々の生活に役立つ機能が数多く備わっています。そのひとつが、アウトプットの能力です。インプットした知識を繰り返し外に出していくという練習を重ねることで、アウトプットの能力をよりスムーズに獲得できるでしょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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