梅雨入りはいつから?家事のコツとおすすめの過ごし方
LIFE STYLE
2020Jun10
今年の梅雨入りはいつからなのか、気になりますよね。梅雨入りの定義はご存じですか?雨の多い時期を快適に過ごすために役立つ心得として、必要となる準備や梅雨時期の楽しみ方などをご紹介します。
梅雨入りの定義は?いつから?
「梅雨入り」の定義は明確に決まっていません。気象庁は1週間ほどの天気を目安に梅雨入りを決めますが、「宣言」ではなく「梅雨入りしたとみられます」とあいまいに表現されます。つまり梅雨入りはいつからとはっきり決まっておらず、修正される場合もあるのです。
湿気の多い梅雨入り後は掃除にぴったり
梅雨時期は家の掃除がおすすめです。湿度が比較的高く、冬のように静電気が起きにくいため、ホコリそのものが取りやすい状況。さらに掃除をしたときにカビの胞子などを含むホコリが舞い散りにくいです。
また、ダニの発生は夏と秋が最盛期。この時期に一網打尽とすることで、その後を快適に過ごせるでしょう。
天気が悪く出かけられないときこそ、窓や網戸、お風呂、フローリング・カーペットなど気になる部分を徹底的に清掃しましょう。窓を掃除すると春に飛散して溜まった花粉をすっきり落とせて気持ちよいですよ。
部屋干しのテクニック
部屋干しの衣類から発生する嫌なにおいは、生乾きの間に繁殖した雑菌が原因。衣類の乾燥にかける時間は、5時間程度が理想です。工夫をして改善を図りましょう。
洗い方
雑菌の繁殖を抑えるために、衣類が濡れている時間ができるだけ短くなるようにします。消臭・抗菌スプレーを振りかけておくのも有効です。
・脱いだ衣類は通気性のよいカゴに入れる
・タオル類など濡れた衣類とは分ける
・衣類を洗濯機にいれすぎない
・ため込まずこまめに洗濯する
干し方
そもそも部屋が乾燥していないと部屋干しの洗濯物は乾きません。除湿機を併用するのもおすすめです。
・湿気がこもりやすい部屋の隅ではなく中央に干す
・各ハンガーは中央に短いもの、端に長いものをかけアーチ状にする
・バスタオルは縦長ではなく横長に干す
押入れやクローゼットの湿気・カビ取りのコツ
カビは湿度、温度、栄養を好むため、梅雨時期はとくに繁殖しがちです。清掃と換気に努めましょう。
エアコン
・使う前に掃除をし、冬の結露などで繁殖したカビを落とす
お風呂
・入浴後は壁や床にシャワーをかけ、温度を下げるとともにカビの栄養となる泡や皮脂などを流す
・スクイジーやタオルで水滴をふき取る
クローゼット・下駄箱ト
・衣類、靴を詰め込みすぎない
・一度着たものは一晩おいてからしまう
・場所に合った除湿剤を活用する
梅雨時期のおすすめの過ごし方
主婦は家にいると何かと忙しくなりがちです。しかし少しは自分に関心を向けて、労わる心がけも大切。たとえば以下のようなことで「やってみたいけれど普段はできていない」と感じることはありませんか?この機会にぜひ積極的に取り組んでみましょう。
・自分磨きをする:読書、ヨガ、ストレッチ、ネイル
・梅雨入り後に使えるものを買う:長靴、傘、レインコート、バッグ、ティーポット
・家族と過ごす:パン焼き、お菓子作り、ゲーム大会、映画鑑賞
梅雨は家の中や自分自身をきれいにする時期にしよう
雨やくもりの日が多い梅雨の間は掃除におすすめの時期。工夫をすることでカビや雑菌を普段以上に抑えられるかもしれません。家がきれいになったら、自分時間でリラックスしてみましょう。
編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images