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いまさら聞けない!40代からの日焼け止めの選び方とは

いまさら聞けない!40代からの日焼け止めの選び方とは

LIFE STYLE

日焼け止めを通年で使用することが、常識になりつつあります。ところが、「何となく若いころと同じ日焼け止めを使っている」という人も多いのではないでしょうか。実は、40代になると、日焼け止めの選び方も変わってきます。どのような選び方をすれば間違いないのか、さっそく見ていきましょう。

肌質にあったものを選ぶ

肌にあわないものを使い続けると、肌の不調につながることもあります。日焼け止めは、肌質にマッチしたものを選ぶのが基本です。


・敏感肌には無添加タイプ

肌が敏感な人は、無添加の日焼け止めがおすすめです。皮膚の油分を取り過ぎてしまうといわれている合成界面活性剤や、合成界面活性剤と一緒に使うことで皮膚のバリア機能を壊すといわれているシリコン系成分の入っていないものを選びましょう。
肌への負担を抑えたいなら、紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤の入っているものを選ぶことも大切です。


・エイジング肌には高保湿タイプ

乾燥していると肌の表面がカサつき、シワができやすくなり、老け見えしてしまいます。ちりめん状や線状のシワが目立つ人は、乾燥が原因かもしれません。
エイジング肌が気になる人は高保湿タイプの日焼け止めが良いでしょう。紫外線カットと同時に、保湿を意識すればエイジング対策ができます。


・さっぱりした質感が好きならジェルタイプ

「日焼け止めのベタベタした感じが苦手」という人は、ジェルタイプを試してみましょう。ジェルタイプはサラッとしていてみずみずしい質感なので、気持ちよく使うことができます。


肌がキレイに見えるものを選ぶ

顔用の日焼け止めを選ぶときは、肌が美しく見えるものを選ぶと一石二鳥です。


・化粧下地を兼ねたものを選ぶ

忙しい40代女性には、化粧下地を兼ねた日焼け止めもおすすめです。日焼け止めと化粧下地を別々に使用しなくてもいいので時短になりますよ。商品によっては、皮脂崩れを防止してくれるものや、毛穴をカバーしてくれるものがあります。


・パール感のあるものを選ぶ

パールの入っているタイプは、自然なツヤ肌に仕上がります。パール感のある日焼け止めを乗せることで光を反射し、透明感のある肌を演出してくれますよ。
薄化粧をしているように見せてくれるので、子どもの送迎や近所のスーパーといったちょっとした外出なら、日焼け止めだけで出かけられます。


・コントロールカラー機能のついているものを選ぶ
「日焼け止めなのに色つき?」と思う人もいるかもしれませんが、最近はコントロールカラー機能のついた日焼け止めも発売されています。特におすすめなのはラベンダーカラーのもの。
ブルーの透明感とピンクの血色感のイイトコ取りをしたラベンダーカラーは立体的なツヤ肌を実現してくれます。


・CCクリームを代用するのもOK

くすみやくま、ニキビ跡といった肌トラブルが気になるなら、CCクリームも良いでしょう。肌をトーンアップさせ、美肌に導いてくれます。
紫外線防止効果のあるものなら、日焼け止めの代用になりますよ。手持ちの日焼け止めと混ぜて使うのもひとつのアイディアです。

親子で使えるものを選ぶ

ママと子どもで日焼け止めを使い分けたり、複数個持ち歩いたりするのは大変ですよね。ママにはママの日焼け止めの選び方があります。


・小さい子どもがいるなら親子で使えるものが便利

赤ちゃんや小さい子どもがいるなら、キッズにも使える肌にやさしいものを選びましょう。
具体的には、紫外線吸収剤やアルコールが配合されていないものがおすすめです。「赤ちゃんにも使える」「キッズ用」など書かれているものを選んでください。
子どもと素肌が触れあっても安心ですし、お出かけのときも日焼け止めは1本ですみます。


・SPF値が低くても、こまめに塗り直せばOK

「子ども用の日焼け止めはSPF値が低い」と思っている人もいるでしょう。確かに、赤ちゃんでも使えるタイプの日焼け止めは、SPF値が低めに設定されていることも多いです。
しかし、SPF値が低かったとしても、こまめに塗り直せば大丈夫。汗をかいたときや、時間がたったときなど、気が付いたタイミングで塗り直しましょう。日焼け止めだけでなく、帽子を併用してくださいね。


・せっけんで落とせるものがおすすめ

日焼け止めの中には、専用のクレンジングで落とさなくてはならないものもあります。ただでさえバタバタと忙しいお風呂の時間に、ママだけでなく子どもまでクレンジングを使って全身の日焼け止めを落とすのは大変です。
せっけんやボディソープで落とせるタイプの日焼け止めなら、かんたんですよ。購入するときに「せっけんで落とせる」「クレンジング不要」など表示されているものを選びましょう。


価格帯で選ぶ

どんなに素晴らしい日焼け止めでも、「高かったからちょっとだけつけよう。こまめに塗り直すなんてもったいない」など、間違った使い方をすると効果が薄れてしまいます。


・肌にあうならリーズナブルなものでもOK

リーズナブルなものでも、自分の肌にあえば大丈夫です。敏感肌の人は、シンプルな成分で肌にやさしいものを選べば問題ありません。
「どのメーカーがいいか分からない」という人は、普段使用している化粧下地や基礎化粧品メーカーが出している日焼け止めなら、肌にあう可能性が高いでしょう。
初めてのメーカーものなら、サンプルを使用してから購入すれば間違いないですよ。


・ハイブランドの日焼け止めを使うメリット

ハイブランドの日焼け止めは独自の成分が配合されていることがあります。例えば、海外の植物から抽出した成分など、リーズナブルな日焼け止めには含まれない成分が加えられているブランドもあります。
ハイブランドを使うことで気分が高揚し、ポジティブな気持ちで過ごせるのもメリットです。

日焼け止めを正しく選んでUVケアを

40代からの日焼け止めは、自分の肌質やライフスタイルにあわせて選ぶ必要があります。敏感肌なら肌にやさしいもの、エイジング肌には高保湿タイプがおすすめです。子育て中のママは、子どもと兼用できるものが便利。リーズナブルなものでも、肌質にあえば問題ありません。自分にあう日焼け止めを見つけて、年間を通してUVケアをしましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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