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腹筋ローラーは効果があるの?正しいやり方をマスターするのがポイント!

腹筋ローラーは効果があるの?正しいやり方をマスターするのがポイント!

LIFE STYLE

全身を鍛えられるアイテムとして人気の腹筋ローラー。初心者にも使えるのか、効果があるのか気になるところです。そこで、今回は腹筋ローラーについて詳しくご紹介していきます。初心者に合った腹筋ローラーの選び方や正しい使い方をぜひチェックしてみてください。

そもそも腹筋ローラーってどんなもの?

まずは、腹筋ローラーがどんなものなのか、詳しくチェックしていきましょう。


腹筋ローラーの基本構造
腹筋ローラーは、さまざまな商品が発売されています。基本的には、中央にホイール(車輪)があり、左右にグリップがついているシンプルな形状です。自宅で使いやすいように、専用マットがついたものや、ホイール部分に静音設計を採用したものなどがあります。
グリップを握ってホイールを前後に転がすことで、腹筋を伸縮させて鍛える仕組みです。腹筋ローラーを取り入れたトレーニングは、身体と床の距離が近くなるほど負荷が大きくなります。ホイールのサイズや数によって負荷が変わるので、自分に合った腹筋ローラーでトレーニングしましょう。


腹筋ローラーは初心者にも使いやすいアイテム

床に仰向けになって自力で腹筋トレーニングをする方法はハードルが高いし、ジムに通ってマシンで鍛えるのはキツそうだと悩んでいませんか?辛いトレーニングは気持ちが折れてしまい、一時的にがんばれても長続きするのは難しいでしょう。
腹筋ローラーを使えば、ホイールを転がして効率的に腹筋のトレーニングができます。自宅で手軽に使えるのも大きなメリット。パステルカラーのかわいいデザインもあるので、インテリアの邪魔になりません。女性向けに設計された腹筋ローラーもあり、初心者でもトライしやすいアイテムも揃っています。


腹筋ローラーは全身の引き締めに効果的
腹筋ローラーはおもに「腹直筋」に働きかけますが、ほかの筋肉も使うため全身に負荷がかかります。お腹の側面にある「外腹斜筋」や「内腹斜筋」、力こぶができる「上腕二頭筋」、腕の裏側にある「上腕三頭筋」、肩にある「三角筋」にも効果的です。ほかにも、「大胸筋」や背中の「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」などが鍛えられます。腹筋はもちろん二の腕に効かせるエクササイズにも使えるので、上半身を全体的に絞りたいという場合にもおすすめのアイテムです。


初心者向け腹筋ローラーの選び方

続いて、初心者が腹筋ローラーを選ぶときのポイントをご紹介していきます。さまざまな腹筋ローラーがあるので、自分に合ったものを選びましょう。


安定性を求めるなら大きめのローラーを選ぶ
腹筋ローラーは、ホイールのタイプによって負荷が異なります。身体と床の距離が遠い方が負荷は軽くなるのが特徴です。ホイールの直径が15cm以下のものは上級者向け、15~20cmのものは中級者向けといえます。初心者はホイールの直径が20cm以上ある大きい腹筋ローラーを選びましょう。また、初心者にとっては安定感も重要なポイントです。バランスを取りやすいので、初心者はホイールが2個ついたダブルタイプの腹筋ローラーを選ぶといいでしょう。グリップの握りやすさも安定感に関わるので要チェックです。滑りやすいプラスチックよりも、フィットしやすい素材を使ったものが適しています。


アシスト付きでトレーニングをサポート
腹筋ローラーを使ったトレーニングは、全身を伸ばしてから戻ってくるのがキツというイメージがありませんか?筋力に自信がない場合や、腰が痛くならないか心配という方は、アシスト機能が搭載されたタイプを選びましょう。ホイールの内部にバネが使われていて、腹筋ローラーを前後するときにアシストしてくれる仕組みになっています。身体を引き起こすときの動きをサポートしてくれるので、力がない女性や腹筋ローラーを初めて使う方がトライしやすいタイプです。


マット付きの腹筋ローラーで膝を守る

初心者が腹筋ローラーを使ったトレーニングをおこなう場合は、「膝コロ」からスタートします。膝コロは床に膝をつけておこなうので、膝の痛みが気にならないようにマット付きの腹筋ローラーを選ぶのがおすすめです。また、腹筋ローラーは床に置いて使うため、フローリングや畳が痛まないかも気になるポイント。硬い素材だと跡が残ってしまう可能性がありますが、マット付きなら床を守る役割も果たしてくれるので便利です。長めのマットがあると、トレーニング中の音をカバーしたり、ホイールが滑りすぎるのを防いだりできます。

腹筋ローラーの正しい使い方

最後に、腹筋ローラーでトレーニングするときの正しい使い方を2つご紹介します。


基本のトレーニング方法
こちらは基本の使い方です。


1.膝をついて腹筋ローラーのグリップを握る
2.膝を支点にしてローラーを前に押し出す
3.無理ないところで停止する
4.ゆっくり元の位置に戻り繰り返す


腰を反ると痛める原因になるので注意してください。腹筋ローラーを押す前に骨盤を中に入れるイメージを意識しましょう。戻るときは腕の力に頼らずに、腰を使うのがポイントです。押し出すのが難しい場合は、慣れるまで壁をストッパーにして、少しずつ壁から離れていくようにしましょう。


応用編:ラテラルベンディング
応用編は腹斜筋にも効果的なトレーニング方法です。


1.膝をついて腹筋ローラーのグリップを握る
2.膝を支点にしてローラーを前に押し出す
3.押し出しながら身体を横に曲げていく
4.無理ないところで停止する
5.ゆっくり元の位置に戻る


腕の力だけで動こうとせずに、体幹を使って身体を横に曲げていくのがポイントです。

腹筋ローラーを正しく使って効果を出そう!

腹筋を鍛えるのに便利な腹筋ローラーについてご紹介しました。安定感があるタイプは初心者にも使いやすいので、ぜひトレーニングに取り入れてみてください。腹筋ローラーは、使い方によって効果が減少してしまいます。正しく使って鍛えたいところに効かせましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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