三陽商会のファッションウェブマガジン

年末の挨拶はどうすればいい?ビジネス用の文例集もご紹介!

年末の挨拶はどうすればいい?ビジネス用の文例集もご紹介!

LIFE STYLE

12月に入ると気になるのが、年末の挨拶。いつになったら「よいお年を」と言っていいか迷ってしまいませんか?年末の挨拶は12月中旬を過ぎてからするといいでしょう。師走の忙しい時期なので、身体を気遣うフレーズも年末を感じられる挨拶に適しています。本記事では、年末の挨拶についての注意点や、メールの文例集をご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてください。

年末の挨拶は感謝を伝えるチャンス

年の暮れは1年のお礼を伝えるチャンスでもあります。何かと忙しい時期なので、失礼にならないように注意しましょう。


年末の挨拶に伺うときの注意点
12月中旬を過ぎたら年末の挨拶をするタイミングです。取引先や親族など、訪問して直接挨拶したい場合は相手のことを考えなければなりません。ビジネス関係の場合は、12月15日から仕事納めの前週までに済ませるようにしましょう。親しい相手の場合は、年内ならいつでも問題ありません。訪問するときは次のポイントに注意してください。


・訪問する相手のスケジュールに合わせて日程を決める
・予定が近くなったら、訪問日時を事前に伝えておく
・年末は多忙な時期なので、ビジネスでの訪問時は手短に挨拶を済ませる
・相手が不在の場合に備えて、手土産と名刺を持参する


年末の挨拶メールを送るときの注意点
遠方に住んでいる方や忙しくてスケジュールを取れない相手などには、メールで年末の挨拶をしましょう。
テンプレと思われたくないときは、相手との思い出を添えるなど、メールの内容を変えるのがおすすめです。メールを送るときには次のポイントに注意してください。


・メールの件名で内容がわかるようにする
・時候の挨拶を添えて相手を気遣う
・メールの一斉送信は失礼なので、できるだけ個別に送る
・メールを見てもらえるように最終営業日の数日~1週間前に送る


手紙で年末の挨拶をするときの注意点
メールを使っていない相手や、手書きで気持ちを込めたい場合には、手紙で年末の挨拶をするのがおすすめです。
書き出しには時候の挨拶を使い、結びには1年のお礼と年末の挨拶を添えるようにします。手紙を送るときは次のポイントに注意しましょう。


・年末は配達に時間がかかることがあるので、届くタイミングを考慮して投函する
・ハガキは文字を詰め込みすぎると読みにくいので、簡潔にまとめる
・手紙を送る相手が多い場合は、漏れがないようにチェックリストを使う

年末の挨拶メール文例集【社外編】

ここからは、社外向けに適した年末の挨拶メールの例文をご紹介していきます。取引先など社外の相手にはマナーを守るのはもちろん、できるだけ好印象を与えるメールを出すのがポイントです。
年末には数多くのメールを受け取ることが予想されるので、その中で自分のメールを見てもらえるように工夫しましょう。件名欄に「年末の挨拶+名前」とわかりやすくするのがおすすめです。メール本文の構成は、時候の挨拶、感謝の気持ち、(年末年始の営業案内)、来年に向けての結びの挨拶となります。


時候の挨拶の例文
時候の挨拶は、文頭に季節柄や天候を添えるのがポイントです。次のような使い方をします。

「今年も残すところあと少しとなってまいりました。
貴社におかれましては、ご活躍とご発展の一年かと拝察いたします。」
「年の瀬を迎え、慌ただしくなってきましたが、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」


感謝の気持ちの例文
テンプレなメールにならず相手に気持ちを伝えるために、個人的なエピソードを添えましょう。

「◯◯さんには公私ともに大変お世話になりありがとうございました。
経験が浅く右も左も分からない中、どれほど助けていただいたか感謝してもしきれません。
出張でお会いしたときにかけてくださった励ましのお言葉が今も胸に響いています。」

「御社とのプロジェクトでご一緒できたことを心から嬉しく感じております。仕事だけでなく、食事の機会を作ってくださるなど、公私にわたって特段のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。」


結びの挨拶の例文
メールの最後には、来年のおつき合いをお願いする挨拶を添えましょう。相手を気遣うフレーズを忘れないでください。

「メールにて恐縮ですが、来年もご支援ご厚情を賜りますようお願い申し上げて、年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞお体には気をつけて、良いお年をお迎えください。」
「時節柄、ご多忙のことと存じます。くれぐれもご自愛くださいませ。
来年も相変わらぬご高配をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
皆様おそろいで輝かしい新年をお迎えください。」

年末の挨拶メール文例集【社内編】

社内に向けての挨拶は対面でおこなうのが一般的ですが、スケジュールが合わず会えない場合や、多忙な上司に対してはメールで年末の挨拶をしましょう。社内であっても丁寧な内容にするのがポイントです。
メールの構成は、書き出しの挨拶、感謝の気持ち、来年に向けての結びの挨拶となります。


メールした理由の例文
「このたびは、年末のご挨拶をさせていただきたくご連絡いたしました。」
「今年も余日少なくなってまいりました。◯◯さんにはご迷惑やご心配をおかけし、大変お世話になりました。」


感謝の気持ちの例文
「部署が変わり慣れない環境での仕事となりましたが、今年1年無事に過ごせたのは○○さんがサポートしてくださったおかげです。心からの感謝を申し上げます。」
「チームでご一緒させていただき、大変勉強になりました。〇〇さんのようにさり気なくフォローできる先輩を目指して私も精進してまいります。


来年に向けての結びの挨拶の例文
「来年はさらに飛躍の年にしていきたいので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。」
「来年は恩返しできるよう、より一層努力してまいります。ご家族そろって穏やかな新年をお迎えください。」

年末の挨拶をきちんとして翌年につなげよう!

12月中旬を過ぎると、年末の挨拶をするタイミングです。師走は多忙な日が続くので、訪問する場合は、早めにアポイントを取っておくようにしましょう。訪問が難しい場合はメールや手紙で年末の挨拶をします。今回ご紹介した内容をご参考に、来年もいいおつき合いができるような年末の挨拶をしてください。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

PAGE TOP