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三が日とはどんな意味?やること&してはいけないことをチェック!

三が日とはどんな意味?やること&してはいけないことをチェック!

LIFE STYLE

年が明けると訪れる三が日。なんとなくイメージはあるものの、明確には答えられないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、三が日やお正月、松の内について解説するとともに、三が日の過ごし方をご紹介していきます。

三が日・お正月・松の内の意味をおさらい

正月とは本来1月をあらわす別称です。陰暦正月の異名である睦月には、家族がそろって睦みあう様子を表現しています。元日は1月1日、元旦は元日の朝を意味し、三が日とは1月1~3日のことです。
松の内は、一般的に関東は1月1~7日まで関西は1月1~15日までを指しています。松の内には、年神様がいるとされ門松(松飾り)を飾る風習があります。また、1月15日(地方によっては20日)の小正月までに、さまざまなお正月の行事がおこなわれます。

三が日にやることとは?

元日は、初日の出からスタートします。家族そろって、おせち料理やお屠蘇、雑煮で新年を祝うのが風習です。お屠蘇は日本酒やみりんに浸したもので、御年酒として飲まれます。1年間の病気を払って長寿を願うものです。
三が日の間には、ほかにも初詣や書き初め、お年玉をわたすなどの行事があります。初詣では寺社で縁起物を授けてもらいましょう。お守りは身につけて持ち歩くことで神様の御加護をいただけます。家に飾る破魔矢(はまや)は、魔除の道具です。また、元日の夜か1月2日の夜に見る夢が初夢とされています。日本一の富士山、強い鷹、茄子(成す)は、「一富士二鷹三茄子」といわれる縁起を担いだ夢です。

三が日にしてはいけないこととは?

三が日にするのはタブーとされていることもチェックしておきましょう。


・掃除をすること
お正月には年神様が福を持って訪ねてきてくれると考えられていることから、掃除をするのはタブーとされています。


・水仕事
水で洗い流すため、洗濯や洗い物などの水仕事も縁起が悪いとされています。


・火を使う料理
煮物のように火を使う料理は灰汁が出るので、あく=悪を出さないようにするという意味でタブーとされています。


・刃物を使うこと
縁を切ることにつながると考えられ、怪我をせずに健康で過ごすといった意味合いから避けた方がいいとされています。


・お墓のついで参り
年始にお墓参りをする場合は、他の予定を入れてはいけません。ついで参りとされる行為で、ご先祖様に失礼とされています。


・お賽銭以外のお金を使わない
元旦にお金を使うと1年間財布からお金が出ていくとされ、お賽銭以外のお金を使うことはタブーです。


・ケンカをする
新年からいさかいを起こさないよう、争い事にも注意しましょう。

三が日の過ごし方を知っていい年にしよう!

三が日や元日、松の内にはそれぞれ意味があります。小正月までにはさまざまなお正月行事がありますが、どんな願いが込められているか知ることで参加する姿勢が変わりそうです。三が日は縁起がいいされる過ごし方を取り入れてみましょう。反対に、縁起がよくないとされるタブーな行為もあるので、避けるように注意しなければなりません。今回ご紹介した内容をご参考に、楽しいお正月期間をお過ごしください。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

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