三陽商会のファッションウェブマガジン

目の下のたるみを解消!おすすめエクササイズ&スキンケア

目の下のたるみを解消!おすすめエクササイズ&スキンケア

LIFE STYLE

「年齢を重ねて目の下がたるんできた」と感じていませんか?目の下のたるみは、老け顔に見えてしまう悩みのタネです。今回は目の下がたるむ原因とともに、効果的なエクササイズをご紹介していきます。目の下のたるみにおすすめのスキンケアと合わせて、ぜひ取り入れてみてください。

目の下のたるみが起きる原因

年齢を重ねると目の周りに変化があらわれるのは、筋肉や代謝が関係しています。まずは、目の下がたるんでくる原因を見ていきましょう。


加齢による目の下のたるみ
年齢を重ねるとともに筋力が落ちてくるのを感じる人は少なくありません。身体と同じように目の周りの筋肉も衰えてしまうことが、目の下のたるみと関係しているのです。まぶたや目の下の皮下組織には脂肪組織があり、眼輪筋などの筋肉によってつなぎとめられています。加齢によって目の周りにある筋肉が退化して脂肪を支えられなくなることが、目の下がたるむ原因のひとつです。筋肉の支えを失った脂肪が重力によって下に向かって垂れていくので、目の下がたるんでくると考えられています。また、年齢を重ねることで皮ふ内にあるコラーゲンが減少することも、目の下のたるみに影響する原因です。肌の弾力が低下してハリが失われてしまい、筋力の低下と重なって目の下のたるみが目立つようになります。


脂肪の量による目の下のたるみ
目の下にある袋の大きさは、脂肪の量によって異なります。体質によって多い人や少ない人がいて、脂肪の量には個人差があります。もともと目の下の脂肪量が多い場合は、たるみができやすいので注意が必要です。とくに目が大きい人は、目の下のたるみやくまが目立ちやすい傾向にあります。眼球は眼窩(がんか)脂肪がクッションのような働きをすることによって支えられている構造です。加齢によって目の周りの筋力や肌の弾力が低下することは避けられません。眼窩脂肪が重力の影響を受けて圧迫され、ふくらみが目立つようになることが目の下のたるみにつながっていきます。また、リンパや血液の流れが滞ってくることも目の下のたるみの原因のひとつです。余分な水分や脂肪を外に排出できなくなると、脂肪層の重さが増加して目の下がたるむスピードが加速してしまいます。


目の疲れによる目の下のたるみ
目の下のたるみには生活習慣も影響を与えています。下を向いて長時間スマホチェックやPC作業をしていませんか?下を向いた状態が続くと皮ふが垂れ下がる原因となるので注意が必要です。まばたきが少なくなったり目が疲れたりすると、筋肉が衰える可能性もあります。
目の周りの筋肉が低下すると、目の下のたるみにつながるので目を酷使しないように気をつけましょう。寝る前のスマホチェックは避けて、しっかり目元を休ませてあげることが大切です。目の疲れを感じたときは、目を閉じたり目薬でケアしたりしましょう。1日の終わりにホットタオルで目元を温めるとリラックスさせるのに効果的です。目の周りや眉下のツボを刺激すると目の疲れを緩和できます。

目の下のたるみに効果的なエクササイズ

続いては、目の下のたるみが気になるときにおすすめのエクササイズをご紹介していきます。


目周りの筋肉に効果的なエクササイズ①
1.まぶたを閉じて、眉毛を上に向かってゆっくり上げていきます
2.そのまま5秒キープして元に戻します
3.目を見開いて、限界まで上に向かって眉毛を上げていきます
4.人差し指で押さえて上まぶたをキープします
5.上まぶたを動かさずに、下まぶたを意識して目を閉じます
6.そのまま5秒キープして元に戻します


毎日1セット5回おこなうと効果的です。


目周りの筋肉に効果的なエクササイズ②
1.目を閉じて、両方の上まぶたの中央部分に薬指を当てます
2.そのまま引き上げていき、眉の下で押さえます
3.目を開けて閉じる動きを10回おこないます
4.両方の目頭に中指、目尻に人差し指を置きます
5.指を左右に動かして刺激します


まぶたを引き上げたまま目を開け閉めすることで眼輪筋を上下に動かし、目頭と目尻を刺激して眼輪筋を強化するエクササイズです。


目周りの筋肉に効果的なエクササイズ③
1.上まぶたの中央部分に人差し指を置いたら、眉の下まで引き上げて押さえます
2.そのまま目を閉じて10秒キープします
3.まぶしいときのような目を作り、10秒キープします
4.目尻の少し上に人差し指を置いて、斜め上方向に引き上げます
5.そのまま目を閉じて10秒キープします


眼輪筋を意識的に動かすことがポイントです。

目の下のたるみに適したスキンケア

最後にご紹介するのは、スキンケアのポイントです。目の下のたるみケアに適した化粧品で、しっかりケアしましょう。


肌のハリや弾力をサポートする成分
大人のアイケアには、肌のハリや弾力に働きかける化粧品が適しています。目の下のたるみケアにおすすめなのは、コラーゲン、コエンザイムQ10、ビタミンC、レチノールなどの成分です。コラーゲンは、肌のハリと弾力に欠かせません。年齢とともに減少してしまうので、新しいコラーゲンを作り出せるようにしっかりケアしましょう。コエンザイムQ10も加齢によって減少してしまいます。活性酸素が過剰になると肌にダメージが生じるのでスキンケアで補うのがおすすめです。ビタミンCはコラーゲンと相性がいい成分で、コラーゲンの吸収と生成をサポートします。ビタミンAであるレチノールは、コラーゲンの生成や肌のターンオーバーを助ける成分です。


スキンケアの注意点
目の周りをお手入れするときは、力を入れないことが重要なポイントです。アイメイクはゴシゴシせずに優しく落としましょう。アイクリームを塗るときにもグイグイ動かさないようにしてください。マッサージするときにも、力加減が強いと逆効果になってしまうので注意が必要です。筋肉だから強い力でマッサージすると、目のたるみを助長することになりかねません。スキンケアだけでなく、日頃から目をこすらないように意識しましょう。


スペシャルケアをプラス
目の下のたるみには、スペシャルケアアイテムをプラスするのもおすすめです。コラーゲンやコエンザイムQ10などが配合されたアイクリームは、たるみケアに適しています。指の腹を使って目尻から目の下、目頭までなじませていきましょう。そのまま目頭から上まぶたを通ってこめかみまで優しくマッサージすると効果的です。また、目の周り専用のシートマスクも集中ケアに適しています。手間がかからず、目の下はもちろん、目尻やまぶたなど全体をケアできるアイテムです。スティックタイプの美容液は、手を汚さずに使えるので、オフィスでのメイク直しにも役立ちます。

気になる目の下のたるみをしっかりケアしよう

年齢を重ねてくると、筋肉が低下して弾力やハリも失われていくので、目の下のたるみが目立つようになってきます。気になる目の下のたるみは、エクササイズやスキンケアで対処するのがおすすめです。目の周りはデリケートなので力を入れすぎずに優しくケアしてください。実年齢よりも上に見られてしまわないように、目の下のたるみを解消しましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images

 

PAGE TOP