睡眠の質を上げて翌朝も元気に!毎日寝る前に行いたいストレッチとポイント
LIFE STYLE
2021Apr09
何だかとっても疲れた...。そう感じる夜は、億劫に感じても少し体を動かすことがおすすめです。体を軽く動かして凝り固まった筋肉を伸ばし、リラックスして眠りにつけば睡眠の質も上がりますよ。ここでは寝る前に短時間でできるストレッチと、ストレッチを行うときのポイントを紹介します。血のめぐりを良くし、ゆったりとした呼吸で全身に酸素を送ってから眠ってくださいね。
そのまま眠れる!寝る前の短時間ストレッチ
ベッドの上で行い、終わればそのまま眠れるストレッチを紹介。眠る準備をして明りを消した部屋で行えば、そのままスムーズに眠りに入れます。
・寝る前短時間全身ストレッチ
1)ベッドや布団の上に仰向けで寝ころび、バンザイをして全身を上下にぐーっと10秒間伸ばす(肩甲骨周辺を柔らかくする)
2)バンザイしていた腕をクロスさせ、腕を伸ばしたままで手のひらを合わせる。その体勢で10秒キープ(腰が伸びる)
3)つま先を自分の方へ向けて10秒上げる。その後、つま先を逆方向へまっすぐ伸ばして10秒(ふくらはぎが伸びる)
4)足を元に戻す。次に右足だけを伸ばし、右足を戻したら左足だけを伸ばす。左右交互に10回ずつ伸ばす(骨盤を矯正する)
5)合わせていた両手を離して腕から力を抜く
6)腰をひねって右足を左足の上にクロスさせ、右膝を左足向こうのベッドにつける。10秒間キープ。右足を戻し、次はまた腰をひねって左足も同様に行う。10秒間キープしてから元へ戻す(骨盤を矯正する)
7)片足を天井に向かって上げ、両手で太ももを持って胸に膝を近づける。10秒キープしたあと、膝を伸ばした状態を10秒キープ。反対側の足も同様に行う(お尻と太ももを伸ばす)
8)左側を下にして寝ころび、右手で右足首をつかんでお尻にむけて10秒間引っ張る。反対側の足も同様に行う(太ももの前を伸ばす)
そのまま脱力し、眠りに入りましょう。ストレッチ中はリラックスし、呼吸をゆっくりと行います。
・全身ブラブラ揺れストレッチ
1)仰向けに寝て、鼻から息を吸って口から吐く腹式呼吸を5回繰り返したら、両手両足を天井に向かって持ち上げる
2)両手両足を1分程度ブラブラと動かす
シンプルで簡単ですが、これで体全体をほぐせますよ。
寝る前にストレッチを行うときのポイント
以下はストレッチを行うときのポイントです。しっかりと効果を出すために、チェックしてみてくださいね。
・リラックスを心掛ける
・呼吸が大切
・痛みを感じない程度の力
・部屋の照明は暗めにする
特にストレッチを一生懸命行ってしまう方は、気をつけましょう。気持ち良さを感じるために行うのですから、痛みがあるのに必死で筋肉を伸ばさないようにしてください。どうも力が入っていると感じるときは、一度動きをやめ、深呼吸だけに集中してみましょう。そのうち力が抜けだしますよ。
寝る前に行うストレッチで睡眠の質を向上!
一日頑張った自分を癒せるのは自分です。寝る準備を済ませたら、ベッドの上で全身の筋肉を伸ばしていきましょう。睡眠の質が向上すれば、翌日の心身はとても元気になりますよ。
編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/amana images