瞑想ヨガって知ってる？メリットや効果、やり方を大公開！

LIFE STYLE

2021Dec13

瞑想とヨガ、それぞれの言葉は聞いたことがあったとしても、瞑想ヨガを知っている人は少ないのではないでしょうか？瞑想ヨガは、「身体の変化を楽しみながら、心を落ち着かせたい」という人におすすめです。この記事では、瞑想とヨガのいいところ取りをした瞑想ヨガのやり方を紹介します。

瞑想ヨガとは瞑想×ヨガのこと

瞑想ヨガとは、その言葉の通り瞑想をしながら行うヨガのこと。
大切なのは、ヨガを行っている瞬間の呼吸や身体の変化に意識を向けることです。邪念や雑念を追い払い、「今ヨガをしているこの状態」を感じることで、気付きの力を養います。

瞑想ヨガは普通のヨガとは違う？
普通のヨガは、ポーズや呼吸を正しく行い、姿勢の改善や柔軟性をアップをすることが目的となっています。一方、瞑想ヨガでは、ポーズを正しく行うことはあまり重視されません。形よりも、自分の呼吸を観察することが大切です。

瞑想ヨガをより効果的にするためのアドバイス
普通のヨガはある程度ガヤガヤしている環境でもできますが、瞑想ヨガの場合はそうではありません。

まずは、テレビやスマートフォンなどの電源を切って、静かな環境を作りましょう。アロマやお香などを焚き、集中できそうな瞑想用の音楽をかけるとリラックスできます。着心地のよい服装で取り組みましょう。

また、瞑想ヨガはポーズよりも瞑想の方に重きを置きます。そのため、「全然ポーズが取れない！身体が痛くて瞑想に集中できない！」といった場合は、正しいポーズを取ろうと無理をするよりも、楽な姿勢で瞑想に集中しましょう。雑念が入りそうになったら、自分の呼吸やキャンドルの光、お香の煙などに集中してみてください。

瞑想ヨガの効果とは

瞑想ヨガにはさまざまな効果があります。

リラックス効果が得られる
瞑想をすることで、悩みや雑念が解消されていきます。ネガティブな感情もリセットされるので、ストレスが軽減され、ポジティブになることができます。

気持ちの切り替えができるため、安定した精神状態が保たれ、リラックスして毎日を過ごせるようになります。

疲れを軽減できる
瞑想で心身ともに落ち着くことで、自律神経のバランスが整います。脳を休めることができるため、免疫力アップや疲労回復にも効果が見込めるでしょう。

瞑想ヨガは落ち着いた呼吸で行うので、体の緊張も解くことができます。寝る前に行えば睡眠の質もアップするでしょう。

集中力アップにつながる
瞑想ヨガは、目先のポーズではなく自分自身の意識に集中する作業です。深い集中体験が意識的にできるようになれば、集中力が向上し、仕事や家事などを効率的に進められるようになります。

瞑想ヨガのやり方を紹介

「ヨガと瞑想を同時に行うのは難しそう」と思っている人も、慣れれば簡単です。

毎朝続けるとGOOD！基本のポーズ
1.両足を肩幅を目安に開いて床を踏みます
2.両手を組んで頭上に伸ばします
3.そのまま約30秒静止します
鼻から息を吸って吐く、という呼吸に集中しましょう。

身体を伸ばすポーズ
1.ヨガマット等に仰向けになり、脚を腰幅に開きます
2.膝を立て、足裏は床へくっつけます
3.腰を浮かせて約30秒キープします
両手の位置は床でもお尻の下でもOKです。呼吸に集中して、身体が伸びるのを感じましょう。

腰が伸びる感覚が味わえるポーズ
1.長座の姿勢を取り、身体の上体を脚の方に倒した状態で約30秒キープします
2.腰が伸びる感覚が実感できたら呼吸に集中します
膝は軽く曲げても大丈夫です。脚よりも腰を伸ばすことを重視しましょう。

あぐらをかいた状態で行うポーズ
1.あぐらをかいて骨盤を立て、背骨を伸ばします
2.目は閉じておき、手は膝に乗せて手のひらを上向きにします
3.息を吸ってお腹を膨らませ、息を吐いてお腹を縮ませます
呼吸とお腹の動きに集中するのがポイントです。

疲れを取りたいときのおすすめのポーズ
1.両足を前に伸ばした状態で座ります
2.あぐらをかくようなポーズになるように、両手で右足を左もも上に乗せます
3.左足も両手を使って右ももの上に乗せます
4.頭が天井から糸で引っ張られている感覚を意識して、首と背筋をまっすぐ伸ばします
5.両手をひざの上に乗せます
6.頭・首・背中がまっすぐになるように意識しましょう
7.目を閉じて全身を脱力します