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正しい紫外線ケアとは?日焼け止めの使い方とアフターケア

正しい紫外線ケアとは?日焼け止めの使い方とアフターケア

LIFE STYLE

夏は日差しが強いため、日焼けや紫外線が気になります。実は、紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いでいるので注意が必要です。そこでこの記事では、紫外線の基礎知識や日焼け止めの選び方、日焼け後のアフターケアの方法などを解説します。

今さら聞けない!紫外線の基礎知識

紫外線をできるだけ避けるためには、毎日の心掛けが大切です。特に、日焼け止めは欠かせません。ここでは、紫外線ケアや日焼け止めの基本事項を解説します。


肌老化の原因は紫外線
シワやシミがあると、年齢よりも老けて見えてしまいます。「加齢による自然老化かしら…」と思うかもしれませんが、実は肌が老化していく原因は、自然老化よりも紫外線の影響が大きいと言われています。紫外線を防ぐことが若々しさをキープする第1歩なのです。


紫外線ケアの基本
紫外線を防ぐには、「日焼け止め」と「帽子や日傘」が大切です。


・日焼け止め
日焼け止めには、紫外線を吸収したり散乱させたりする働きがあります。顔だけでなく身体にも塗りましょう。もちろん、子どもの肌にも日焼け止めは必要です。子ども用の日焼け止めがあるので、親子で出掛けるときは、きちんと塗るようにしましょう。


・日傘や帽子など
UVカットが施されている日傘や帽子も必須アイテムです。自転車に乗る人や、ベビーカーを使う人で、手の日焼けが気になる人は、紫外線カットができる手袋を利用するのもおすすめです。


日焼け止めに書かれているSPF、PAとは?
日焼け止めにはSPFやPAという表示があります。しかし、それらが何を示しているのか分からない人も少なくありません。

SPF・PAの前に、まずはUVケアの基本について確認しておきましょう。紫外線は「UVA」「UVB」「UVC」という長さの違う波長からなります。UVCはオゾン層に吸収されるので、紫外線対策で注目すべきは「UVA」「UVB」です。


・SPF
SPFはUVBからのダメージをどれくらい遅らせることができるかを示しています。UVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれています。浴びすぎると、肌の表皮にダメージを与えて、炎症を起こして赤くなったり、メラニンを活性化させたりするので、日頃から日焼け止めを塗ることが大切です。


・PA
PAは、UVAの予防効果の値を示しています。PAの隣に「+」が記載してあるのはご存じでしょうか?「+」の数が増えれば増えるほど、防止効果が高まると言われています。


UVAは、3つの中でも最も波長が長く、私達の生活に密着しているので「生活紫外線」と呼ばれています。UVAは、家や車の中にも入り込んでいるからです。UVAは、急激に炎症を起こすことはほぼありませんが、じわじわとゆっくり肌にダメージを与えていきます。シミやしわ、たるみといった肌老化の原因になっていると言われています。

日焼け止めを使ったケアが大事

自分では紫外線対策ができているつもりでも、正しく日焼け止めが塗れていないケースがあります。注意すべきことを確認していきましょう。


日焼け止めの選び方
日やけ止めには、さまざまな種類があります。シーン別のおすすめの日焼け止めを紹介します。


・日常使い
SPF10~30、PA+~++のものがおすすめです。化粧下地になるものが便利です。


・屋外でのレジャー
屋外で軽くスポーツやレジャーを行うようなシーンなら、SPF10~30、PA++~+++で大丈夫でしょう。しかし、真夏の海や、バーベキューといった炎天下でのレジャーでは、SPF30~50、PA+++~++++程度のものを選ぶと安心です。水に入るならウォータープルーフタイプを選びましょう。


日焼け止めの正しい使い方
「もったいないから少量だけ使う」「塗り直しはしない」といった使い方は間違いです。正しい使い方を確認していきましょう。


・ケチらずに十分な量を塗る
・顔や身体全体にムラなく塗る
・最低2~3時間に1回は塗り直すようにする
・曇りや雨の日でも塗る


以上4点を意識しながら毎日の習慣として日焼け止めを塗るとよいでしょう。天候に関わらず紫外線は1年中降り注いでいるので、油断は禁物です。

うっかり日焼け!おすすめのアフターケア

40代女性は子どもと一緒に公園に出掛けたり、夏のレジャーに付き合ったりと、何かと屋外で過ごすことが多いでしょう。そのため、つい紫外線を浴びすぎてしまうこともあります。本章では、うっかり日焼けの際のアフターケアを紹介します。


肌を鎮静させる
もしうっかり日焼けをしてしまったら、シートマスクや冷やしたタオル等ですぐに肌を冷却しましょう。ピーリングやスクラブといった刺激の強いケアは避けて保湿効果のある化粧水や乳液でたっぷりと水分を与えてあげてください。


サプリメントを使用する
飲む日焼け止めと呼ばれているサプリメントを取り入れるのもよい方法です。紫外線対策成分以外にも、コラーゲンやヒアルロン酸といったアフターケアにも効果が見込める成分が含まれていることが多いです。


エステを利用する
セルフケアだけで不安なときは、プロにお任せしてしまいましょう。美白効果のあるプロ仕様のフェイシャルトリートメントは、心も身体も癒されます。予算や施術内容はお店によって異なるため、まずはカウンセリングを受けて自分に合うケアを提案してもらいましょう。

紫外線ケアをして美肌作りを

紫外線は、夏だけでなく1年中降り注いでいます。肌の炎症やシミ、シワといった肌老化の原因になってしまうので、毎日ケアすることが重要です。

まず第1に、日焼け止めはたっぷりと塗るようにしましょう。うっかり日焼けのアフターケアには冷却や保湿が大切です。正しいUVケアを行って、若々しい素肌をキープしましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/Pixabay

 

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