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向日葵の花言葉徹底解説!おすすめの贈り物シーンや育て方を知ろう

向日葵の花言葉徹底解説!おすすめの贈り物シーンや育て方を知ろう

LIFE STYLE

夏に黄色い花を咲かせる向日葵(ひまわり)の花言葉が気になりませんか?好きな花の花言葉が知りたくなるのはもちろん、贈り物として花を贈るときにも花言葉を気にする方は多いのではないでしょうか。この記事では、向日葵が持つさまざまな花言葉について詳しくご紹介します。

向日葵の特徴

まず向日葵(ひまわり)の特徴をご紹介します。


向日葵の名前の由来
向日葵は学名でHelianthus(ヘリアンタス)と言います。この言葉は、ラテン語で「太陽の花」という意味です。


向日葵の開花時期と育て方
向日葵は7~9月が開花時期で、7月の誕生花とされています。日当たりや水はけがよい肥沃な土地を好むため、種を蒔く際には十分に肥料を与えましょう。花が重く、倒れる場合があるため、茎が伸びてきたら支柱を添えると安心です。


向日葵の切り花を長持ちさせるコツ
切り花を長く楽しむためには、雑菌の繁殖を抑えることが重要です。

花瓶の水はできるだけ少なめにして毎日交換しましょう。水を変える際は、食器用洗剤で花瓶の中をよく洗うのがおすすめです。茎の先端は水の吸い口のため、ぬめりがある場合はハサミなどでカットして新しく整えます。

エアコンや扇風機の風が直接あたる場所は避けて、できるだけ涼しい場所にかざるのも有効です。

向日葵の花言葉

向日葵は、花のイメージから明るく前向きな花言葉を多く持っています。そのため、開店祝いや舞台祝い、誕生日、プロポーズなどさまざまなおめでたいシーンで贈られます。

ここでは向日葵がもつ花言葉を紹介します。花言葉が分かると、その花がどんな場合の贈り物に向いているかかがイメージしやすくなるでしょう。


あなたは素晴らしい・情熱・あこがれ
向日葵と聞くと、太陽と青空の下で明るく元気に咲きほこっている様子をイメージする方も多いでしょう。「あなたは素晴らしい・情熱・あこがれ」という花言葉から、向日葵が元気で前向きな気持ちの象徴として捉えられている様子が分かります。


あなただけを見つめる
向日葵が太陽の光を追いかけて花の向きが変わる様子から、一途に相手のことを見つめる気持ちをこめた花言葉です。


光輝
「光輝」とは、文字通り光り輝くことです。明るく自立した女性に似合う花言葉だと言えます。


愛慕
「愛慕」には、「深く愛し慕う」という意味があり、懐かしみをこめた表現です。無邪気で元気に過ごしていた子ども時代を思い起こすような花言葉です。


笑顔
「向日葵のような笑顔」という表現を見聞きしたことがある人は多いでしょう。明るく華やかな向日葵の様子から生まれた花言葉です。


待っていてね
向日葵の花言葉のうち、韓国では「待っていてね」という花言葉が親しまれています。太陽と向日葵は距離が離れているものの、憧れの気持ちをもっていつも見つめているという様子が由来だという説があります。

向日葵の色による花言葉

向日葵は、レモン色やオレンジ色など黄色系だけでなく赤や白、紫など珍しい色のものもあります。ここでは、色や花の大きさの違いによる向日葵の花言葉をご紹介します。


白:ほどよき恋愛
「ほどよき」という表現は解釈が難しく、相手をぞんざいに扱ういいかげんな恋愛のように捉えて、怖いと感じることがあるかもしれません。

しかし、自分だけに都合がよい恋愛というニュアンスはありません。白は純真無垢の象徴であり、控えめに相手を思う気持ちが現れている花言葉です。


オレンジ:未来を見つめて
オレンジ色は黄色よりも色が濃く、喜びや生命力の象徴です。「未来を見つめて」は、自分や相手を元気づける場合にふさわしい前向きな花言葉だと言えます。


レモン:願望
レモン色はさわやかでフレンドリーな雰囲気があります。未来を夢見るような希望にあふれた花言葉です。


黄の大輪:憧れ、黄の小輪:元気な子ども
黄色い向日葵といっても大輪と小輪とでは少し趣が変わり、大輪だと「憧れ」、小輪だと「元気な子ども」という花言葉になります。例えば、向日葵でアレンジメントを作る場合、大きな向日葵を大人、小さな向日葵を子どもと見立てると、家族の象徴のようで素敵な作品になるでしょう。


紫:悲哀
紫はもともと高貴な色とされている一方、仏事に用いられるなど悲しみを象徴する色ともされています。赤紫や紫の向日葵は、シックで上品な花色ですが、もともと紫色が持つイメージから「悲哀」という花言葉があります。


黒:冷静な判断
漆黒ではないですが、茶系のココア色をした品種の向日葵もあります。茶色は木の幹を思い起こさせる色であり、堅実さや信頼感の象徴です。また、温もりや伝統、歴史を感じる色でもあるため黒や茶色の向日葵には「冷静な判断」という花言葉がついています。

珍しい色ですが、上司やお世話になっている目上の方へのこだわりの贈り物としてもおすすめです。

向日葵の本数による花言葉

向日葵の本数にも、花言葉があると言われています。以下で、向日葵の本数の違いによる花言葉を紹介します。


・1本:一目ぼれ
・3本:愛の告白
・7本:密かな愛
・12本:私の恋人、妻になってください
・99本:永遠の愛
・108本:私と結婚してください
・999本:何度生まれ変わっても私はあなたを愛す


花言葉から、1本の向日葵に自分の気持ちを込める様子や、向日葵の本数が増えるごとに相手への想いが深くなっていく様子が分かります。

向日葵の少し怖い花言葉

向日葵の花言葉は、元気で明るいものがほとんどです。しかし向日葵には「偽りの富」「偽りの金貨」「偽りの愛」という少し怖い花言葉もあります。

古代インカ帝国では太陽を信仰していたため向日葵は崇拝の対象でした。しかし、インカ帝国がスペインから侵略されて黄金や向日葵が奪われたことから「偽りの富」や「偽りの金貨」という花言葉が広まったとされています。

多くの人に親しまれ、元気ではつらつとしたイメージのある向日葵だからこそ、ときには「偽りの愛」のように相手を皮肉る気持ちを隠して向日葵を贈る場合があるのかもしれません。

向日葵の花言葉を知り大切な人に贈ろう

向日葵は夏を象徴する花であり、色や本数などの違いでさまざまな花言葉があります。花言葉を踏まえて自分で楽しんだり大切な人へ贈ったりしてみましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/photoAC

 

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