三陽商会のファッションウェブマガジン

生理中のダイエットのポイントとは?痩せやすい時期も解説

生理中のダイエットのポイントとは?痩せやすい時期も解説

LIFE STYLE

ダイエットをしていると、1日も早く結果を出したくなります。熱心な人は、生理中でもできる範囲でダイエットを頑張りたいと考えるかもしれません。そこでこの記事では、どの時期がダイエットに適しているかを解説し、生理中におすすめのダイエット方法を紹介します。

ダイエットに適した時期はいつ?

1ヶ月のサイクルの中で、痩せやすい時期と痩せづらい時期があるのはご存じでしょうか?


生理前~生理中は痩せづらい
生理前から生理中は痩せづらいと言われています。その理由には、以下の3点が挙げられます。


・食欲がアップする
生理の1週間くらい前から生理が終わるまでの期間、女性の身体は水分や栄養を溜め込みやすくなっています。これは、プロゲステロンという女性ホルモンの影響です。このホルモンのせいで、生理前から生理中はどうしても食欲がアップしてしまうのです。


・脂肪を溜め込みやすい
この時期は、身体が妊娠に備えて栄養や脂肪を溜め込もうとします。そのため、無理に運動しても脂肪が燃焼しづらく、なかなか結果につながりません。


・心が不安定になる
「生理前や生理中は心が不安定になる」という女性も多いです。これは、ホルモンバランスが乱れることで自律神経に影響するからです。

些細なことで落ち込んで運動どころではなくなったり、イライラしてお菓子を食べてしまったりと、ダイエットがスムーズに進まないこともあるでしょう。


痩せやすいのは生理後!
妊娠に向けて水分や栄養を溜め込んでいた生理前と、水分や老廃物を排出する生理期間を経てから、やっと痩せやすい時期に突入します。生理後は、腸の動きも活発になり水分を外に出しやすくなるからです。また、女性ホルモンの影響も少なくなるので、メンタルも安定し、ダイエットに集中しやすくなります。

痩せやすい日数は人それぞれですが、例えば生理周期を28日と仮定すると、生理後7〜10日間が勝負です。運動はもちろんですが、食事制限やファスティングなどの攻めのダイエットはこの時期が良いでしょう。

生理中のダイエットのポイント

本章では、生理中のダイエットのポイントを解説します。


軽めの運動やストレッチを行う
生理中であったとしても、無理のない筋トレや、ウォーキングやランニングなどの軽い運動をするのは大丈夫です。痩せるというよりも、体重キープを目的にして、普段からやっている軽めの運動や筋トレを続けてみましょう。

ただし、無理は禁物です。生理中は普段よりも自分の身体を労わることを心掛けましょう。気持ちの良いストレッチで、身体をほぐすのもおすすめです。

生理痛がひどいときや、心身状態が良くないときは無理をしないようにしましょう。


身体を冷やさない
生理中は、身体を冷やさないようにすることが大切です。身体を温めると子宮の筋肉がリラックスするので、生理痛がやわらぐと言われています。レッグウォーマーなどで身体を温めるようにしましょう。

身体を温める効果がある、ハーブティーを飲むのもおすすめです。特にジンジャーティーは、身体を温めるだけでなくダイエット効果もあるので、一石二鳥です。


食事に気をつける
生理前は女性ホルモンの影響で食欲が増し、たくさん食べてしまうことが多いですが、生理が始まると食欲は徐々に落ち着きます。しかし、「生理前の食べ過ぎをリセットしなきゃ」と、生理中に無理な食事制限をするのはNGです。もし食事量を減らす場合は継続できる量に留めましょう。

生理中は鉄分が不足しがちになります。レバーや肉の赤身、ひじきやわかめ、のりといった海藻類から鉄分を摂取するようにしましょう。鉄分はほうれん草やごまにも含まれます。プルーンやきなこにも鉄分が含まれるので、デザートやおやつ代わりにプルーンを食べたり、きなこ牛乳を飲んだりするのもおすすめです。

生理後のダイエットにおすすめの方法

生理中は無理のない範囲での運動や食事の調節がメインでしたが、生理後は攻めのダイエットができるようになります。


有酸素運動&筋トレ
生理中は控えめだった運動や筋トレも、生理後は負荷を増やしてみましょう。例えば、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動なら、「距離を伸ばす」「坂道のあるコースにする」「普段よりも時間を長くする」といった方法があります。

有酸素運動は毎日続けることが大切なので、ハード過ぎるメニューはおすすめできません。ハードすぎると、三日坊主になってしまう恐れがあるからです。負荷の目安としては、普段よりも少しきつい程度が良いでしょう。

有酸素運動と同時に、筋肉量を増やすために筋トレを行うことも大切です。筋肉量が増えると、それだけ基礎代謝もアップして脂肪を燃焼しやすくなるからです。

スクワットやプランク、マウンテンクライマーなどの一般的な筋トレから始めてみましょう。ジムに通ったり、筋トレを紹介する動画などを参考にしたりするのもおすすめです。


糖質制限&プチ断食
ご飯や甘いものなど、できるだけ糖質をカットする糖質制限や、プチ断食も生理後の痩せやすい時期に行うのがおすすめです。

糖質制限を行う場合は、糖質の代わりに、肉や魚、卵や大豆といったタンパク質を多めに摂るようにしましょう。食べる量を減らさずに、ストレスの少ないダイエットができます。ただ、過度な糖質制限はホルモンバランスが崩れる恐れがあるので、無理のない範囲で行いましょう。

プチ断食には、「朝食を生姜紅茶に変える方法」「半日だけ断食する方法」「1日断食する方法」があります。ファスティング(断食)という方法もありますが、ハードに感じる人もいるかもしれません。最初はプチ断食がおすすめです。

生理中は無理のない範囲でダイエットをしよう

生理前から生理中はホルモンの影響で痩せにくいです。「私の意志が弱いから食べてしまうの?」と気に病む人もいますが、女性ホルモンのせいなので、この時期は仕方ないと割り切ってあまり悩みすぎないようにしましょう。生理中もダイエットを継続する場合は、自身の身体を労わりながら無理のない範囲で行うのが大切です。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/Pixabay

 

PAGE TOP