前髪の作り方を解説！セルフカットでも失敗しないポイントとは？

LIFE STYLE

2022Nov11

前髪の作り方を知りたいと思っている人のなかには、「自分で前髪を作りたい」という人と、「美容室に行ってオシャレな前髪にしてもらいたい」という人がいるのではないでしょうか。この記事では、自分で前髪を作る際のポイントから、垢抜けを叶えるトレンドの前髪までをご紹介します。

前髪を作る！自分でカットする際のポイント

「前髪が伸びてきたけれど美容院に行くほどでも…」「これくらいなら自分でもできそう」など、前髪をセルフカットしようと考える人は少なくありません。

しかし、実際にセルフカットをすると、「思ったより短くなってしまった」「なんだか斜めになっている」と失敗してしまうこともあります。まずは、自分で前髪を作る際のポイントをご紹介します。

髪が乾いた状態で、引っ張らずに切る
濡れてペタッとした髪を乾かすと、全体的にふわっとして少し短くなった気がしませんか？髪にはこのような性質があるため、前髪を作ろうと濡れた状態で切ると、乾いたときに思っていた長さよりも短く感じてしまいます。

また、髪が乾いた状態でも手で引っ張って切ると、前髪の生え方やクセなどが影響して、手を離したときにちぐはぐになったり短くなりすぎたりしてしまうことも少なくありません。自分は直毛だと思っていても、完全にまっすぐではないこともあるため、注意しましょう。

姿勢を正して切る
前髪を切る際は、姿勢を正して切るようにしましょう。

セルフカットを失敗しないようにと、鏡に顔が近くなって前のめりの姿勢になりがちですが、不自然な姿勢になると、前髪の自然な毛流れが崩れてしまいます。そのまま切ると、普段の姿勢に戻ったときにイメージ通りの形にならないため注意しましょう。

また、ハサミは前髪に対して平行に入れるのが基本です。

前髪を一度に全部切らない
前髪をブロッキングして、少しずつ切るようにしましょう。「髪の量が少ないから」「一気に切った方が毛先が揃いそう」などと考えて、前髪を一度に全部切ろうとする人も少なくありません。しかし多くの場合、髪が変な方向に引っ張られたり、ハサミが曲がって斜めになってしまったりしやすいです。一度に全部切って、「左右で長さが違う」「斜めになってしまった」ということにならないよう気をつけましょう。

前髪を切る際の道具

「ハサミがあれば前髪は切れるのでは？」と思ってしまいがちですが、ハサミ以外にも用意したほうがよいものはあります。また、前髪を作る際の失敗を防ぎやすいハサミの種類もあります。

道具をしっかり用意して、前髪のセルフカットに臨みましょう。

ハサミ・スキバサミ・眉用ハサミ
まずは、髪を切るハサミと、毛量を調節するためのスキバサミを用意しましょう。前髪を切る際は小さめのハサミのほうが扱いやすいため、眉用のハサミを使っても大丈夫です。

100円ショップなどで手に入るハサミでも問題ありませんが、切れ味のよいものを使うようにしましょう。

コーム
切る前に毛流れを整えるため、コームも用意しましょう。普段使っているもので大丈夫ですが、前髪カットをサポートするコームも市販されています。目の細かいコームなら、おでこがうっすら見えるようなシースルーバングにしやすいです。

どんな前髪にしたいのかをイメージし、使いやすいものを選んでください。

ダッカールやクリップなどの髪留め
髪留めは、前髪をブロッキングする際に使います。サイドの切らない髪をしっかり留めるためのものと、切りたい部分を複数に分けて留めるためのもので、複数用意しておくとよいでしょう。

アメリカンピンやぱっちん留めでもよいですが、留めた後がつきにくいダッカールやクリップなどがおすすめです。

垢抜け前髪のトレンド

前髪を作ろうとしている人のために、トレンドの前髪をいくつかご紹介します。セルフカットをしようとしている人も、美容院でカットしてもらおうと思っている人も、どんな前髪を作るか考える際の参考にしてください。

シースルーバング
シースルーバングは、おでこがうっすら見えるような前髪に隙間のあるスタイルです。サイドの毛と馴染むよう長めに切るのが主流ですが、最近では、眉下で切り揃えたぱっつんシースルーバングも人気です。

従来のぱっつん前髪のように子どもっぽくならず、ワンレンのような色気が出すぎない感じがちょうどいいと注目を集めています。

流しバング
流しバングは、左右どちらかから斜めに前髪を流すスタイルで、丸顔をカバーでき、フェミニンでふんわり優しい印象になるのが特長です。

目の上ギリギリの長さで流して目力アップ、サイドの髪とつなげて小顔効果など、なりたいイメージにあわせて毛量や長さを調節してみましょう。

ウザバング
ウザバングは、目や鼻にかかるくらいの長さがある「ウザい」前髪のことで、伸ばしかけの前髪を整えたいときにもおすすめのスタイルです。軽く巻いたり、斜めに流したり、センターパートにしたりなど、アレンジしやすいのが特徴です。

サイドの髪に馴染ませて前髪なしにするなど、ダブルバングも楽しめます。

セルフカットなら「チョッピーバング」もおすすめ！
チョッピーとは、「不揃いの・とぎれとぎれの」といった意味の韓国語。束感があっておでこがチラ見えするシースルーバングを眉上で切ったスタイルです。軽く巻いたり流したりして動きを出せば、ぱっつん前髪のような可愛らしさに軽やかな印象がプラスされます。

また、ぱっつん前髪のように揃っている必要がないので、セルフカットがしやすいでしょう。

失敗しない！前髪の作り方をおさえて垢抜けよう

前髪ひとつで垢抜けた印象になったり、なんだか野暮ったくなってしまったりするものです。そのため、どんな前髪にするかは慎重に判断したいところですが、「これくらいならわざわざ美容室に行かなくても…」と感じることもあるでしょう。

そんなときは、前髪の作り方のポイントをおさえてセルフカットに挑戦してみてください。

編集&文／SANYO Style MAGAZINE編集部　写真提供／photoAC、ぱくたそ