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前髪の流し方と時短を導く簡単スタイリングのポイントを解説!

前髪の流し方と時短を導く簡単スタイリングのポイントを解説!

LIFE STYLE

前髪の流し方は、前髪の長さによりポイントが異なります。一見、前髪を流すのが難しそうな短い前髪でも流すことが可能です。この記事では、簡単にスタイリングできる前髪の作り方をご紹介します。好きな雰囲気を演出してスタイルをキープさせましょう。

前髪の流し方を決めるのは分け目の位置・量・カット

前髪は、どのように流すかをあらかじめ決めておくと簡単にセットできます。まず前髪の流し方のポイントを押さえておきましょう。


前髪を流す髪型がおすすめな人の特徴
前髪を流す髪型は、以下のような人に向いています。


・丸顔
・おでこが広め
・上品な印象のヘアアレンジがしたい
・大人っぽい雰囲気が作りたい


前髪を流す方向の決め方
前髪の分け方は、顔の印象や心理が影響すると言われています。理想の自分を参考に分け目を変えてイメージアップを図ってみましょう。前髪を分けて流す方向は以下のような印象を与えます。


・右分け:愛らしく控えめで女性らしい
・左分け:知的で優しくリーダーシップが取れる
・センター分け:理性的でバランス感覚に優れて大人っぽい


前髪を流す場合の黄金比
前髪をどのくらいの量で分けるのかも、前髪の流し方にかかわる要素です。


・7:3
誰でも似合いやすい黄金比とも言える割合です。特に顔のバランスを整えたい場合に便利です。顔のパーツが完全に左右対称になっている人はごく少数です。目が下がっている側に7:3に分けたうちの7割のほうをもってくると顔のバランスが取りやすくなります。


・6:4
6:4は、分けるというよりも下ろす雰囲気の比率なので、ナチュラルで大人っぽい雰囲気を演出できます。


・8:2
アシンメトリーに分けた毛流れで、自然で女性らしい前髪の比率です。前髪が長めでないと8:2では分けにくいものの、目にかかる感じが色っぽい雰囲気になります。


・9:1
おでこの隙間が少な目になり、自然に下ろしているようにも見えるこだわりの比率です。前髪の長さで印象が変わりやすい特徴があります。


流しやすい前髪の切り方
前髪をいつも流したいと思っている場合は、長さも大切にしましょう。長めに前髪を作りたい場合には、長い部分の半分くらいの長さが便利です。軽く目にかかる長さも流しやすい長さです。

面長の方であれば、少し前髪の幅を広めにしておくのがおすすめです。ボリュームは重めにカットしておきましょう。おでこの狭さが気になる方は、前髪を薄めにすいておくと、毛束感が出しやすくなります。

自然な印象になる長さ別前髪の流し方

ここでは具体的に前髪の流し方を前髪の長さ別にご紹介します。


忙しい朝もOK!クセの取り方
前髪を流すためには、まず以下の手順で前髪のクセを整えましょう。特に前髪にクセがある場合や思ってもいない場所が割れてしまっている場合には注意が必要です。

なお、顔を洗う際に前髪も一緒に濡らしてしまうなど、手順を考えるとより時短につながります。


・前髪を頭皮までしっかり濡らして5分ほど時間をおき、水分をよく浸透させる
・流したい方向と反対側に前髪をとかす
・分け目がつきやすい箇所があれば、その部分少しこすりながら乾かす


長い前髪の流し方
前髪がないワンレングスの場合や顎位置くらいの長い前髪の場合におすすめの流し方です。ワックスとソフトスプレーを使い、タイトな雰囲気に仕上げます。

髪の毛量が多い場合、すべての前髪を斜めにすると崩れやすくなるため、薄めになるよう文量を調整しましょう。スプレーが乾く前に、下ろした前髪に毛束感を作るとカジュアルな雰囲気になります。


・指にワックスをなじませ、前髪をかき上げるように持ち上げる
・かき上げた前髪の一部を少量だけ下ろして流す前髪の量を決める
・横側から確認して、下ろした前髪とかき上げた前髪との間に割れ目ができている場合は調整を行う
・少し離れた場所から、前髪全体にソフトスプレーをかけてつぶさないよう整える


短い前髪の流し方
前髪が目の位置や眉上などで短い場合には、前髪の両サイドにある少し長い髪の毛を一緒に集めて束ねるときれいに流し前髪が作れます。


・前髪横の長い髪の毛を引き出してコームで毛流れを整える
・小さめのシリコンゴムで前髪の端を結ぶ
・前髪のラインをふんわり前髪にする場合は、少し前髪を緩ませる
・前髪の結び目部分を表から見えないようにピンで留める
・おくれ毛が気になる場合はスタイリング剤で整える

大人っぽい流した前髪スタイリングのコツ

ここでは、道具を使った前髪の流し方をご紹介します。前髪の位置を変える場合に便利です。


ピンの使い方
ピンは、流した前髪がぺたっとしてしまうのを防ぐ場合に役立ちます。根元を立ち上げて前髪をふんわりさせるには、一度反対側に前髪を流しておくのがポイントです。


・流したい方向と逆側に前髪を流してフラットなピンで留める
・出かける直前にピンを外し、一度前髪を自然な状態にほぐす
・セットしたい向きに流して整える


コテ・アイロンの使い方
普段の分け目の位置と違う場所から分けて前髪を作る場合は、根元からしっかりリセットするためにアイロンやコテを使うと便利です。コテで巻く際は毛束を気にせず一気に巻いてしまって構いません。


・前髪に霧吹きなどで水をかけ、地肌からよく濡らす
・前髪を分け、根元からドライヤーで乾かしながら分け目を作る
・コテを使い中間から毛先部分を外巻きに巻く
・長めの髪を横からかぶせるように乗せる
・手ぐしで毛束を調整し、スタイリング剤で整える


スタイリング剤の使い方
流した前髪を整えるには、スプレーやポイントケアスティックがあると便利です。特に短い前髪やおくれ毛を整えるには、セット力が強いメンズ用のワックスで毛束を抑えるようにくっつけるとセットしやすくなります。

前髪の流し方は慣れれば簡単!時短ヘアにもおすすめ

前髪の流し方には、前髪の長さごとにポイントがあります。長い前髪は前髪をしっかり濡らして分け目を立ち上げることが大切です。短い前髪は横の髪の毛を作って毛束を整えましょう。好きな流し方で素敵なヘアスタイルを作りましょう。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/photoAC

 

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