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唇の色の悪さが気になる!原因やキレイに見せる方法を解説

唇の色の悪さが気になる!原因やキレイに見せる方法を解説

LIFE STYLE

「脱マスク」という言葉が聞こえてきた今日この頃。なんだか唇の色が気になる...という人も多いのではないでしょうか。そもそも、唇の色が悪いのはなぜなのでしょうか。マスクを外した時のために、原因を知って正しく唇ケアをしましょう。また、唇の色をより美しく見せるためのリップの選び方もお伝えします。

唇の色が悪いのはなぜ?

そもそも、唇の色が悪いのはなぜなのでしょうか。正しいケアをするために、唇の色が悪くなる原因を知りましょう。


貧血などによる体調不良
貧血や冷えなどが影響して、唇の色が悪く見えることがあります。唇の色の悪さのほかに、むくみや動悸といった体調不良があるときは、病気が隠れている可能性もあるため注意しましょう。

また、唇にシミ(色素斑)があらわれる口唇メラノーシスによって黒ずんでしまうこともあります。口唇メラノーシスは20代の女性に多いといわれています。


ストレスなどによる血行不良
ストレスや運動不足などによって自律神経が乱れ血行不良を引き起こすと、唇の色が悪く見えてしまいます。タバコのニコチンも血行不良の原因となるため注意しましょう。

さらに、ニコチンは唇だけでなく歯茎にまでメラニン色素を沈着させ、黒ずませることもあります。


摩擦や紫外線によるダメージ
唇は、頬や腕といった体のほかの部分に比べて皮膚が薄いです。そのため、ちょっとした摩擦を受けるだけでも、大きなダメージになってしまうことがあります。

また、紫外線によるメラニンの発生も唇の色が悪くなる原因のひとつです。顔は日焼け止めを塗ってシミや日焼けを防いでいるのに、唇は無防備という人も多いため注意しましょう。


乾燥
乾燥によって唇が炎症を起こすことも唇の黒ずみの原因となります。

唇には、皮脂腺や汗腺がありません。秋から冬にかけての乾燥する季節や夏でもエアコンが効いた乾燥した空間で過ごすことによって、唇はカサカサになりやすいため注意しましょう。


マスクの着用によるもの
ここ数年は、感染症対策の一環としてマスクをつける機会が増えました。マスクが唇に触れると摩擦が起こり、唇が黒ずむ原因となります。

また、マスクの中は湿気があって潤っているように感じますが、蒸れているだけで唇は潤っていないことも多いです。マスクを外したら一気に唇が乾燥してダメージを受けることもあります。


口紅の洗い残し
毎日化粧をするということは、化粧を落とすための洗顔も必要だということです。洗顔による摩擦を気にして、こすり洗いを控えている人もいることでしょう。

しかし、皮膚の薄い唇だからと優しく洗うことで口紅が残ってしまうと、その成分が刺激となって唇を黒ずませることがあります。

乾燥や摩擦から唇を守る!正しいケアのコツ

「唇の色が悪い」と気になっているなら、まずは乾燥や摩擦から唇を守りましょう。唇ケアのコツをお伝えします。


たっぷりのクレンジングでなで洗いをする
唇を洗う際は、たっぷりのクレンジングを使用して摩擦を最小限にとどめ、くるくると撫でるように洗うのがコツです。

摩擦に弱い唇は、優しく洗うことが大切です。しかし、優しく洗うことで口紅を落としきれないと、黒ずみの原因になってしまいます。毎日のことですから、優しくもしっかり洗浄するようにしましょう。


こまめに保湿をする
洗顔した後や何かを食べたり飲んだりした後、おしゃべりをして唇をよく動かした後など、こまめにリップクリームを塗って唇に潤いを与えることも大切です。

唇の乾燥や荒れが気になりだす前に、保湿をして予防に努めましょう。


唇パックでプルプルの唇にする
乾燥や荒れが気になる場合や特別なイベントの前などには、唇パックでケアをしましょう。唇パックの手順は次のとおりです。


1.唇を蒸しタオルで温めてからリップクリームを塗る
2.唇を優しくくるくるとマッサージしながらリップクリームを馴染ませる
3.3分ほど唇にラップをしてパックする
4.ラップをはがして余分なリップクリームをティッシュオフする

唇の色をキレイに見せる!リップ選びのコツ

生まれもった唇の色は、人によって異なります。生まれもった唇の色をよりキレイに見せるためのリップ選びのコツを紹介します。

唇をケアしつつ、自分に合ったリップカラーを使用して自分をステキに見せましょう。


白っぽい唇におすすめのリップの色
もともとの唇の色が白っぽい人は、リップで赤みを足すと唇が血色よく見えます。

「リップを塗っているにもかかわらず唇の色が悪い」と気になるようであれば、口紅を選ぶ際にイメージしている色よりも鮮やかで、赤みのある色のリップを選んでみましょう。


紫がかった唇におすすめのリップの色
紫がかった青みのある唇を血色よく見せるためには、リップで赤みを足すのがポイントです。こちらの場合も、イメージより鮮やかな色を選ぶとよいでしょう。

黄みよりの色合いを選べば、唇がピンクやローズ系に仕上がります。また、元の唇の色が気にならないよう、カバー力の高い口紅を選ぶのもおすすめです。


ブラウンがかった暗めの唇におすすめのリップの色
ブラウンがかった暗めの唇を明るく見せるためには、鮮やかな色のリップを選ぶのがコツです。黄みよりの色を選べば、唇がピンクに仕上がり、肌なじみもよいでしょう。


鮮やかなピンクの唇におすすめのリップの色
もともとピンクで唇の血色がよい人は、赤みが強く出やすい傾向があります。唇の色を活かしたいときは、無色のリップクリームやグロスを塗るだけでもよいでしょう。

また、イメージよりも青みのあるリップを選べばローズ系に、黄み寄りの色を選べばオレンジやベージュ系に仕上がります。

唇ケアやコンシーラーなどを活用して理想の唇を手に入れよう

貧血や血行不良、乾燥や摩擦など、唇の色が悪い理由はさまざまです。生まれもった唇の色を「悪い」と感じることもあります。そんなときは、原因に合わせて適切なケアをし、キレイな唇の色を手に入れましょう。

今すぐ唇の色をキレイに見せたい場合は、コンシーラーやカバー力の高いリップを使用するのもおすすめです。自分にあったものを使用して、唇をキレイに見せてください。

編集&文/SANYO Style MAGAZINE編集部 写真提供/Pixabay

 

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