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上品なメンズの装いこそ||セレブにおまかせ!||夏のリネンの最適解

上品なメンズの装いこそセレブにおまかせ!夏のリネンの最適解

メンズコーデの正解

どうにも暑くなってくるこの季節。耳目にするのは、右も左もリネン、リネン......。といっても、一体どう着たらよいのやら。とお悩みのメンズは必読。キメるところはキメ、ハズすところはハズす、そのさじ加減が絶妙なセレブたちのスナップから学びたい。涼感があるのにだらしなく見えない。夏リネンのちょうどいいお手本がここにあった!

  • ノータイでも上下揃えるだけで漂う品のよさ
    オフ白のリネンセットアップで登場のルカ・アルジェンテロ。洒落者の国、イタリアの俳優だからか、ノータイのジャケパン姿が堂に入る。インナーに薄いブルーのシャツ、足元に黒靴。ささやかな変化だが、見事にアクセントをつけている。誰でもできそうなリネンのセットアップの好例。

  • 薄色のタイドアップで、軽やかさを強調
    リネンのセットアップを選ぶだけでも品格は十分だが、さらに“キマってる感”が数段アップするのが、ダブルブレストだろう。懸念すべきは、タイドアップしたときの重苦しさ。それを回避するのが、細身の薄色タイだ。人気俳優エディ・レッドメインに習って足元も茶靴で軽快に。

  • リネンの白ジャケも“万能Vゾーン”なら怖くない
    オフ白やベージュなどの明るい色が多く、派手にも思えるリネンジャケットだが、サックスシャツ&ネイビータイからなる「万能Vゾーン」をUSのファッション・ジャーナリスト、デレク・ブラスバーグを手本に覚えておけば、間違いない。白からベージュ、ブラウンまでをグッと引き締めてクールに仕上げてくれるのだ。

  • 達人から学び取る“リネンJK+モノトーン”
    イタリアの服飾展示会、ピッティ・イマジネ・ウオモ会場でスナップされた洒落者のこなしは、さすがの一語。リネンといっても、個性的なゴールドブラウンのダブルブレストをチョイスして差別化。それでも合わせるアイテムを白と黒のみにまとめ、ジャケットの色みを巧みに強調しているのだ。

  • コンサバなリネン白シャツにはパンツでトレンド感を
    こちらもピッティ会場のスナップより。てらいのないリネンの白シャツだが、チノカラーのワイドスラックスとのバランスが絶妙。夏らしいハット&サングラスをうまく組み合わせて、涼しげながら上品なトータルバランスをキープしている。

  • オールホワイトというのも、素材感のあるリネンならアリ
    最後は白いリネンのシャツ&パンツ、そして靴まで白という猛者。さすがウィンブルドンにも出場したテニスプレーヤー、マーク・フィリプーシス。というのは冗談にしても、白リネンの爽やかさと上品さ、そしてリラックス感をダイレクトに感じられる素敵な夏の装い。

Snap: Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images, Michael Tran/Getty Images, Karwai Tang/WireImage, Claudio Lavenia/Getty Images, Matthew Sperzel/Getty Images, Bruce Gifford/FilmMagic Edit & Text: Masashi Takamura Direction: Pomalo inc.

 

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