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コレクションスナップで発見! ||差をつける大人のTシャツスタイル5選

コレクションスナップで発見! 差をつける大人のTシャツスタイル5選

メンズコーデの正解

ビッグシルエットの台頭に拍車のかかる昨今、Tシャツの着こなしトレンドにも、どうやら変化の兆しが。ミラノコレクション会場で発見したファッショニスタたちのスナップにもそれが現れています。ポイントは、ゆったりTシャツのタックイン。早速、その極意を紐解きます。

丈感調整のロールアップでルーズ感を軽減

  • こちらは、トップスもボトムスもルーズシルエットをチョイス。それでも、だらしなく見えないのは、Tシャツもチノパンもロールアップをすることで、程よい丈感に調整しているため。さらに、革靴やレザーポーチなど、上品な小物をうまく取り入れることで、大人らしいルーズシルエットを演出しているといえるでしょう。

上下黒ベースならハズしのシルエットもシックに

  • レインボーカラーがグッドアクセントとなるブラックT。合わせたパンツは、グルカ風のウエストベルトがつき、大きな2タックの入ったふんわりシルエットの個性派。Tシャツ同様の黒を選ぶことでシックにまとまります。靴や腕まわりのアクセも同じく黒系に。ハズしながら簡単に統一感を出す見事なテクニック。

ハイウエストパンツでつくる現代的なシルエット

ビッグシルエットでも、ジャカード織りのニットTシャツならば品の良さもアップ。腰まわりにダーツを入れてウエストの絞りを効かせたハイウエストのテーパードパンツにタックインすることで、現代的なシルエットメイクにも成功。ウエストマークが上がり、足長効果までもたらされるという一石二鳥の着こなしに。

無地Tなら、ショーツの柄で遊んでもOK

  • ボタニカル柄のグルカショーツの遊び心をさりげなく引き立てるのが、タックインされた無地Tシャツです。これによりショーツの柄とシルエットが強調されてエレガンスがアップ。ともすると子供っぽく映るショーツ姿が、大人の表情に様変わりします。小さめのハットや白のスリッポンなどの小物も有効。

差し色を巧みに生かしたドレスアップスタイル

  • 真夏の太陽のように明るいオレンジTをグッと引き締めるのが、ネイビーのストライプスラックスです。色彩のコントラストを際立たせると同時に、クラシカルなアイテムでTシャツのカジュアルさを中和。首元のスカーフやウォレットチェーン、モードなスニーカーでドレッシーに飾っているのも効果テキメンです。

Photo: Getty Images Text: Masashi Takamura Direction: Pomalo inc.

 

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