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楽ちんワイドパンツで完成させる||リラックスかつ上品な休日コーデ

楽ちんワイドパンツで完成させるリラックスかつ上品な休日コーデ

メンズコーデの正解

コンフォートやリラックスといったキーワードがトレンドを牽引する中、パンツにおいてはワイドシルエットが主流に。そのルーズな雰囲気は、特に休日コーデにおいて有効です。

今、大人の休日パンツはズドンと太くていいんです

ストイックさよりも、リラックス感が求められる昨今のファッションシーン。それを象徴するのが、ここしばらく続くワイドパンツ人気です。ストレッチ素材の進化によって、タイトでもストレスを感じにくい昨今ですが、やはりワイドシルエットであることで、見た目にもリラックス感を楽しむことができます。ビジネススタイルにおいても、タック入りをはじめとしたゆったりシルエットが主流となる中、休日においてはなおさらでしょう。


気になるのは、そのワイド加減。休日においては、かなりワイドでOK。裾幅でいえば、20cmを超えるぐらい。思い切って、30cm近くでもOKです。16cmぐらいの細身パンツが流行していたかつてからすればかなり太く感じるかも知れませんが、それでいいんです。そのルーズな感じこそが、今どきなんです。


抵抗がある人は、裾に向かって細くなったテーパードがオススメ。ロールアップと組み合わせれば、ゆったりとした雰囲気を楽しみつつ、すっきりとまとまりますよ。


モデルが着用している「MP STORE(エムピー ストア)」のリネンパンツはサイズ6で、裾幅が21cm。深めのインプリーツ2本とテーパードシルエットが、ゆったりとしつつも足元をすっきりと見せてくれます。イギリスの名門ファブリックメーカー・ブリスベン モス社製のリネン素材が、春夏らしい清涼感を演出。バンドカラーのシャツとスニーカーとで、リラックスかつ上品な休日コーデが完成します。

ミリタリー由来でも、ワイドならリラックス

  • 01

    ヴィンテージのスリーピングパンツに着想を得たこちら。ガゼットクロッチやあえて不均一なスラブ糸を採用するなど、細部の再現も抜かりありません。そのリネンタッチのポリエステルオックス生地は、さらりとした肌触りに加えシワになりにくいのが魅力です。

クリース入りでフロントルックはすっきりと

  • 02

    パッチポケットにボタン付きのベルトループを採用したこちらは、80〜90年代のイギリス軍ファティーグパンツをサンプリングしたもの。クリースを入れることで、ミリタリーながら洗練された印象に。コットン混ツイル生地は、ワイドシルエットでも軽い着用感を楽しめます。

思い切って、これぐらいの極太もありです

  • 03

    こちらも、1950年代のヨーロッパミリタリーを想起させる一本。サイズ6で裾幅28cmという、かなりのワイドシルエットになっています。生地は、トレンチコートなどでお馴染みのコットンギャバジン。はっ水性があるので、梅雨を迎える今後も活躍してくれます。

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撮影/人物:トヨダリョウ 静物:栗原大輔<Roaster> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/久保田裕之<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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