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子供っぽく見えない||ショートパンツの着こなし方

子供っぽく見えないショートパンツの着こなし方

メンズコーデの正解

大人の男性にとって、夏のショートパンツスタイルは鬼門。涼しさでいえばこの上なしですが、スポーティ過ぎると子供っぽく見えてしまいがちです。ただし、ポイントを抑えればむしろ大人の余裕を感じさせることができるんです。


まずはショートパンツ自体の選び方。肌面積が多過ぎるのはNGですが、逆に長過ぎてもストリート感が強くなります。ベストは膝上ジャスト。ショートパンツの軽快感を享受しながら、大人リゾートな雰囲気を演出できます。さらには、トップスの選び方も重要。下半身で肌を多く見せているので、トップスは長袖で肌面積を極力減らすのがポイントです。


足元もビーサンではなくレザーサンダルやエスパドリーユなどを合わせれば、ヨーロッパ的な上品さが漂う大人のリゾートコーデが完成しますよ。

カプリシャツと合わせて上品なリゾートスタイル

  • Style1

    7部丈ながらリゾート感が漂うのは、ライトトーンのブロックストライプ、ラフな腕まくり、そして首元が大きく開いたオープンカラーゆえ。いわゆるカプリシャツをイメージした「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」のこんな一枚となら、ショーツスタイルも断然大人顔に。同じく「ポール・スチュアート」のショートパンツはコットン×リネン。シャツもリネン製を選び、天然素材で統一する辺りも、大人リゾート見えの要因です。

  • グルカタイプなら、ショートパンツ自体がクラシカルで大人な雰囲気に。タックインしてストラップとプリーツを見せることで、よりクラシック感を主張するのもアリです。

素材で軽さを出しつつ、色ではクラシックに

  • Style2

    ドローコードを採用したイージー仕様ながら、尾州のジャカード専門機屋で織り上げたフクレ生地が、上品な印象の「EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)」のショートパンツ。その特殊な織り柄を活かすために、シャツは「MP STORE(エムピー ストア)」のシンプルな白を。リネン素材とオープンカラーによってあくまでリゾートな軽快さを求めながらも、足元は分厚い黒レザーが重厚感を醸し出すサンダルを合わせて、シックにまとめています。

ゆったりに終始しないことがポイントです

  • Style3

    カジュアル感の強いカーゴショーツも、「ECOALF(エコアルフ)」のスリムシルエットな一着なら上品顔に。オーガニックコットンにポリウレタンをブレンドした生地はストレッチ性を備え、穿き心地も快適です。「エムピー ストア」のオーバーシルエットのシャツとでリラックス感を享受しながら、メリハリのあるスタイルを楽しめます。足元に、きめ細かいスエードを採用したスリッポンを合わせれば、より大人顔に引き寄せられます。

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撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KOTA<JS MANAGEMENT> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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