三陽商会のファッションウェブマガジン

真夏のショーツスタイルを||断然お洒落に魅せる方法とは?

真夏のショーツスタイルを断然お洒落に魅せる方法とは?

メンズコーデの正解

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は「ワントーンコーデ」です。

夏のショーツスタイルこそ、ワントーンの使いドコロ

高塩「オリンピックが終わり、パラリンピックも盛り上がってますね」
大崎「スポーツを見ていると、なんだかアクティブなことしたくなるよね」
高塩「アウトドアも流行ってますし、今年はショーツを穿く機会が多い気がします」
大崎「同じく。でも、ショーツってどうしてもヤンチャ感が強いというか、大人にとっては鬼門なんだよなぁ」
高塩「子供っぽく見せないためのテクニックはいくつかあるんですが、よりセンス良く見せるための方法が実はあるんです。ズバリ、ワントーンです」
大崎「ここ最近、ワントーンはずっと人気だよね」
高塩「それが、ショーツをスタイリッシュに見せるのに打ってつけなんです」

ブルートーンコーデ

高塩「これ、見てください。ブルー系でまとめることで、爽やかでクリーンな印象になります」
大崎「確かに! ヤンチャというよりプレッピーな上品さを感じる! 長袖ってトコロもポイントだよね」
高塩「ご名答! さらに腰のニットもポイントです。ショーツスタイルってシンプル過ぎるとチープに見えるので、手数が多い方がいいんです。ショーツ自体も裾がダブルになっていますしね」

モノトーンコーデ

高塩「次はこちら。ヤンチャ感や子どもっぽさを回避するには、やはりモノトーンは鉄板です」
大崎「モノトーンかつトップスはシャツ。ショーツはストレッチ性の高い機能素材で、シャツもパウダリーなポリエステル製なのに、まったくもって都会的だもの」
高塩「スタッズのアクセントも手伝ってますけどね。ただし、足元を黒にすると夏コーデとしては流石に重たいので、白で爽やかにするのがミソです」

ブラウントーンコーデ

大崎「最後はブラウンね。シックに見せるなら、やっぱりこの色だよね」
高塩「そうなんです。ショーツは70年代のサーフショーツがモチーフだし、シャツもフラップ付きのサファリ系デザインなんですが、渋い印象のブラウンでまとめることで、品良く見えるんです」
大崎「あれ? Tシャツは、オレンジ?」
高塩「他のコーデでも言えることですが、ワントーンといっても全部同じトーンではなく、グラデーションを効かせるのがオシャレに見せるコツ。特にブラウンは、同じトーンでまとめるとのっぺりしやすいので」
大崎「確かに、同じトーンだとユニフォームっぽく見えるからなぁ」
高塩「まぁ、ワンチーム感は出ますけどね」

この記事の関連商品はこちら

撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史<INDIGO> 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

PAGE TOP