
ダウンもいいけど大人はコレ! オンオフ使える万能コート厳選4着
メンズコーデの正解
2021Dec16
ストリートから英国クラシック、はたまたヒップホップまで。トレンドが細分化される中、コート選びにおいては英国トラッドの気配が。なにせ、ダッフルコートが再注目されているみたいなので。
クラシックは相変わらず、トラッド&カントリー方面もチェックすべし
もはや、どのコートを選んでもOKな昨今。そう、トレンドが細分化された今、自由度が高まったってことです。とはいえ、その中でも今シーズン一層注目を集めるコートがあります。それがダッフルコートです。
元々、漁師の仕事着が出自で、その後イギリス海軍で採用されたダッフルコート。定番と言えば定番ですが、今シーズンはネイビーやグレー、ベージュといった定番色ではなく、いわゆるカラーダッフルに注目が集まっています。そんなダッフルならトラッドやカントリー一辺倒じゃなく、ストリートにもモードにも楽しめそう。すでに持っているという人も、新鮮な気持ちで袖を通せますね。
じゃあダッフルコート以外は? 前述の通りトレンドは細分化されているので、相変わらずチェスターコートは人気ですし、ステンカラーコートも不動。まぁ、選び甲斐があるってこと。なかでもこれからの時期は、暖かみのあるウーリーな素材が鉄板かと。大人の貫禄が漂う一着なら、オンでもオフでも使えるので、多少値が張っても費用対効果は抜群ですよ。
定番だけど新鮮なペールトーンのダッフルに注目!
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01
Paul Stuart(ポール・スチュアート)
ポール・スチュアートのコレクションラインからリリースされたこちら。ヘビーウェイトなダブルガルゼ生地が、ダッフルらしい存在感を示します。とはいえ、素材のウールはミュール紡ぎされ、それによりヘビーウェイトながら肌触りは実に柔らかく優しい暖かみを与えてくれます。まさしく、ペールトーンのこの色合いのように。
天然素材の風合いを楽しみつつ、機能的なのがイマドキ
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02
MACKINTOSH LONDON
(マッキントッシュ ロンドン)
ゆったりしたシルエットとラグランスリーブが、重厚な見た目とは裏腹にリラックスした着心地に。生地にはイタリアのチェルッティ社製ヘリンボーン生地を採用。英国カントリーな雰囲気をまといつつ、ベーシックなバルカラータイプとあって汎用性も備えます。ベルテッドデザインに、イマドキ感もありますしね。
鉄板のチェスターは、こんな変わり種が気になる頃
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03
MACKINTOSH PHILOSOPHY
(マッキントッシュ フィロソフィー)
オンオフ兼用可能なダークネイビーのチェスターコート。兼用のもうひとつの理由が、中綿入りフードです。実はこれ、デタッチャブル仕様なんです。着脱によりクラシックにもストリートにもOK。ウール混ジャージー地を採用しているので、着心地はオンでもオフでも軽く柔らかですけどね。
大人な貫禄を示しつつも、着心地は優しいんです
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04
LOVELESS(ラブレス)
ダブルブレストを採用した、いわゆるナポレオンコート。今シーズンはピーコートも人気とあって、こんな一着も気になるところです。ウール本来のふくらみ感と暖かみを引き出すミュール紡ぎを採用した生地は、クラシックなグレンチェック柄が貫禄を示しつつも、優しい肌触りを楽しませます。
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撮影/島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.