
一枚でお洒落に見える!? ニットを買うならコレ!
メンズコーデの正解
2022Feb10
トラッド回帰の流れが目立った今シーズン。アメカジの復権しかり、古き良きアイテムへの見直しがされているような印象です。ノルディック柄をはじめ、柄ニットに注目が集まっているのも、そのひとつです。
意外に着こなしやすい!? 脱スウェットは柄ニットでキマリ!
スウェット人気がいまだ堅調な中ではありますが、この頃は柄ニット人気が猛烈な追い上げを見せています。要因はいくつかあって、英国トラッド人気、80年代ファッション人気、古着人気などがあります。
例えばノルディック柄やフェアアイル柄は、雪の結晶といった伝統的なモチーフをパターン柄にしたもので、英国トラッド人気を受けてのモノ。ノスタルジックであたたかみのある雰囲気が魅力です。
柄ニットと聞くと個性が強そうな印象を受けますが、ニットとあって比較的落ち着いた印象にまとまりやすいこと、そしてパターン柄であればコーデに馴染みやすいとあって、いざ着れば意外に着こなしやすかったりします。しかも、しっかりインパクトもあるので、一枚着るだけでお洒落に見えるのも魅力です。アウターばかりに目が行き、なんだかインナーが物足りない時には、結構使えますよ。
モノトーンなら総柄だってこなしやすい
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01
MACKINTOSH LONDON
(マッキントッシュ ロンドン)
スコットランドを発祥とするフェアアイル柄。ならばと、素材にもシェットランド諸島で採取されるウールを採用しています。そんなオリジンへのこだわりを披露しつつ、糸は細番手で着心地は軽くソフト。アームホールを広めに取るなど、シルエットもモダンです。
ほっこり感抜群! 最有力のノルディック柄
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02
EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)
ノルディック柄ならではの牧歌的な雰囲気を、オフホワイトのボディがより強調します。素材はウール。やや地厚に編み上げることで、ノルディック柄と相まって見た目にも着心地的にも暖かい仕上がりに。一方で柄に色を使わないので、どこかモダンさも。
オンオフ共に、さりげない柄アクセントに
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03
MACKINTOSH LONDON
(マッキントッシュ ロンドン)
日本製の防縮メリノウールとブークレー糸で編み上げることで、柔らかく膨らみ感のある仕上がりに。シックなベージュカラーに配された柄は、英国の伝統的なセントアンドリュース・フラッグを4つ組み合わせモノグラムにしたアンドリュー柄。小柄なのでビジネスにも馴染みます。
柄ではないけど無地とは段違いに表情豊か
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04
THE SCOTCH HOUSE
(ザ・スコッチハウス)
総柄とはひと味違いますが、ビギナーはこんなタイプから入るのもアリです。表面感に表情の出るワッフル編みを採用したこちらは、コットンのスラブ糸とリネン糸で編み上げることにより、ナチュラルな杢グレーを表現しています。
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撮影/静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.