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もうダサいなんて言わせない! || 大人の短パン着こなしテク

もうダサいなんて言わせない! 大人の短パン着こなしテク

メンズコーデの正解

基本的に大人の男性は、肌を見せすぎない方がオススメです。とはいえ、夏ぐらいショーツで涼を求めたいですよね。そんな時は、トップスの袖丈がポイントになってきます。実は、半袖じゃなく長袖がいいんです。

長袖シャツ×腕まくりで、ショーツが大人顔に一変!

ヨーロッパでは、夏シーズンでも長袖シャツを着ているジェントルマンをよく見かけます。それはリゾート地においても。メンズのドレスファッションにおいては、基本的に男性は肌を見せすぎないことを良しとしているので、紳士は休日カジュアルにおいてもTシャツ短パンなんて姿を人前であまり見せないんですよね。とはいえ、高温多湿な日本では、大人もショーツを穿きたいのは当然。そこでオススメなのが、長袖シャツの腕まくりです。


いやはや、なんとも不思議です。半袖から長袖シャツの腕まくりスタイルに変えるだけで、アクティブなショーツも上品な大人顔に一変します。腕まくりしているので肌面積自体はさほど変わらないのですが、長袖を着ているという事実が、肌見せに対して控えめという印象を与えてくれるのです。さらにニットジャケットの肩掛けなんてしちゃえば、女性とのデートにも馴染みそうですよね。


それと、ショーツの選びは丈感が意外と重要。短すぎると子供っぽく見えてしまうし、長すぎると野暮ったく見えてしまう。膝小僧がギリギリ見えるくらいの、膝上丈がベストなんです。

リラックス感がありながらも、ちゃんと上品

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    MACKINTOSH PHILOSOPHY
    (マッキントッシュ フィロソフィー)


    ナチュラルなシワ感がドライタッチを提供するショーツ。軽快ながらラフになりすぎない絶妙なレングスですが、そこに長袖シャツを腕まくりして合わせることで、より品良く見せることができます。長袖といっても、素材はコットン×リネンとあってサラリとした肌触りに。薄手の白無地とあって、見た目にも爽やかです。

品良いけど退屈に見えない抜群の味加減

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    THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)


    ドビー織りした生地に製品染めを施すことで、ややフェード感のあるネイビーに仕上げたこちら。シンプルゆえに物足りなさを感じがちな夏コーデも、こんなショーツなら表情を楽しめます。それでいて適度なハリ感があり、長袖シャツの品良い雰囲気と好相性。

スペックはアクティブでも色みは実にクリーン

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    LOVELESS(ラブレス)


    ミリタリーのファティーグパンツをショーツにアレンジ。ウェビングベルトや全方向ストレッチ素材、ドライタッチで軽量な生地に加え、シルエットもゆったりとして実にリラックスした穿き心地を楽しめます。それでいて、サックスブルーが上品な雰囲気も。

こんなヴィンテージ顔も、長袖シャツとなら大人に

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    EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)


    メリハリのある色落ちやペンキ加工などヴィンテージな趣を感じさせつつ、夏シーズン用にライトオンスなデニムで仕上げたこちら。もちろんストレッチも効かせています。軽装ゆえに何かと薄味になりがちなショーツスタイルにおいて、この存在感は頼りに。

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撮影/人物:島津明(W)静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KENJI 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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