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お洒落になりたきゃプロに聞け! ||知らないと損する重ね着テク4選

お洒落になりたきゃプロに聞け! 知らないと損する重ね着テク4選

メンズコーデの正解

一見するとなんでもないコーデのようで、不思議とお洒落に見える。それって、一番の褒め言葉ではないでしょうか。そうなるために必要なテクニックとは? それはズバリ、レイヤリング術です!

人気スタイリスト直伝!重ね着の極意はいかに自然に洒落るか!

派手な色柄を使うでもなく、いかにも高級なブランドを着るでもない。あくまでナチュラル&ベーシックなのにお洒落に見えるのは、実はレイヤリング術が上手いからなんです。


レイヤリングとは、すなわち重ね着のこと。お洒落な人は、重ね着を工夫することで、統一感やギャップ、またはトレンド感をさり気なく演出しているんです。


今回は、今時期に使えるレイヤリング術を、数々のメンズファッション誌でも活躍するスタイリスト高塩氏が指南。と言っても、難しいことはありません。いざ知れば、どれも「な〜んだ、そんなことか」と思う簡単なテクニックばかりなので、ぜひとも参考あれ!

襟がないだけでも、見栄えは全然違うんです

  • 01

    クルーネックニット×バンドカラーシャツ


    ローゲージの片畦編みニットに、ストライプのシャツ。襟に加えて裾をチラリと見せるレイヤリングは皆さんお馴染みでしょうが、注目はシャツの襟。


    バンドカラーのシャツにすることで、抜け感が出るんです。それにより、リラックスした雰囲気を演出できる上、通常のシャツと比べて洒落感がアップ。ベーシックに見せてさり気なく一手ある感じが、上級者に見せてくれます。

タートルネックの色気に、シャツで遊びをプラス

  • 02

    タートルネックニット×シャツ


    首元あったかなタートルネックニット。比較的それだけでもサマになりやすいアイテムですが、そこにシャツとのレイヤリングを加えると、より洒脱に。


    ポイントは首回り。シャツの襟を立たせて、タートルネックの上から襟先をチラ見せするのがポイント。それにより首元に動きが出て、華やかに見せてくれるのです。クリーンなホワイトニットにアメカジなシャンブレーシャツというギャップにも注目。

ごく些細なことですが、これが結構効くんです

  • 03

    モックネックニット×柄シャツ


    タートルネックニットと似ていますが、こちらは折り返しがないモックネックニット。イタリアFILMAR社製コットンニットで、3色を混ぜた深みのあるブルーが見どころ。


    重ね着したのはヴィンテージ調の小紋柄をあしらったシャツ。一見普通に見えますが、シャツの柄とニットの色をリンクさせて、さり気なくも統一感を出しているのがポイント。さらに、モックネックを選ぶことで、シャツがチラ見えってのがいいんです!

オールブラック&タートルネックで大人&都会的に

  • 04

    スウェットパーカ×タートルネックカットソー


    サガラ刺繍のワッペンがストリート感をアピールする、ヘビーウェイトのスウェットパーカ。パンツと共にインナーもブラックで揃えた、いわゆるワントーンコーデです。


    色を使わないことで大人に見せているのもポイントですが、さらにインナーのカットソーがタートルネックになっている点が最大のキモ。ミニマルな雰囲気が強調されることで、より洗練された大人な雰囲気を醸し出せるんです。

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撮影/人物:島津明<W> 、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

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