スタイリスト川上さやかさんが指南。大人が取り入れるべき秋先取りカラーとは?
今日のリアルコーデ
2021Aug23
暑さの中にも、少しずつ季節が進んでいくのを感じるこの時季。人気スタイリストの川上さやかさんに、この秋注目したいカラーとおすすめの着こなしを教えてもらいました。素材は軽やかなままでも、秋を感じさせる色づかいにシフトすることでスタイリングの鮮度が一気にアップ。誰よりも早く、次のシーズンの雰囲気を感じさせるスタイルにトライして!
モダンさが際立つバーガンディブラウン
セットアップでの着こなしが楽しめる「LOVELESS(ラブレス)」のノースリーブシャツとリラックスパンツ。イタリアのファブリックメーカー、ファブリカ社の上質な素材を使っており、薄手ながらしっかりとしたハリ感としなやかな表面感が特徴。すっきりとしたデザインのスタンドカラーブラウスは、ヒップまで隠れる長め丈がシャープな印象。セミワイドシルエットのパンツとのバランスも抜群です。
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How to arrange?
真っ直ぐボタンを留めるだけでなく、左身頃の中心部にあるボタンに留めることでアレンジが楽しめる2ウェイ仕様。立体感のあるブラウスになり、ぐっとモードな雰囲気に。
SAYAKA's Comment
「こういった渋めの秋色は、例えノースリーブだったとしても、一気に秋らしい雰囲気になれるのが魅力です。セットアップですが、それぞれのデザインはシンプルなので単品での着回しも楽しめます。例えばブラウスは、黒やベージュのパンツに合わせるのもシャープになっておすすめ。パンツに白のシャツやブラウスを組み合わせれば、メリハリが効いた大人のモードスタイルが完成します」
手軽に季節を先取りするなら、トップスを秋色にチェンジ!
〈右〉「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」のポロ衿プルオーバー。上品で女性らしいディテールにこだわっているので、きれいめスタイルにマッチ。台衿部分をミラノリブにすることで衿の収まりが良く、一層端正な印象に仕上がります。 〈左〉袖の立体的なボリュームが可愛い「CAST:(キャストコロン)」のブラウス。袖口のタックやくるみボタンが、さりげないデザインポイントになっています。素材はポリエステルでシワになりにくく、ドライな着用感が特徴。光沢感もちょうどよく、こなれた雰囲気が手に入ります。
SAYAKA's Comment
「右のニットポロは、少し長めの半袖やスキッパー仕様の衿など、大人が着こなしやすいディテールが光ります。シンプルにデニムと合わせても可愛いですね。左のブラウスはデザインコンシャスなシルエットで、スタイリングの主役にぴったり。あえてパンツを合わせて、甘辛ミックスにする着こなしがおすすめです」
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撮影/人物:遠藤優貴<MOUSTACHE>、静物:坂根綾子 スタイリング/川上さやか ヘア&メイク/後藤若菜<ROI> モデル/小濱なつき 構成&文/発田美穂 ディレクション/Pomalo inc.