三陽商会のファッションウェブマガジン

落語家・瀧川鯉斗も参戦! ||この春欲しいシャツ座談会

落語家・瀧川鯉斗も参戦! この春欲しいシャツ座談会

スペシャル

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は本サイトでモデルとして登場してもらっている、落語家の瀧川鯉斗さんも参戦! お題は「バンドカラーシャツ」です。

ハンパな春シーズンこそバンドカラーが使える!

大崎「ようこそ、大人気の対談コーナーへ!」
瀧川「お邪魔しちゃいます!」
高塩「この企画、人気なんですね」
大崎「みたいだよ。よかったよね〜、誰も読んでくれてなかったら寂しいよ? まぁ、今回はファッション好きの鯉斗さん参戦ということで、いつもより多くの人が読んでくれていることでしょう」
高塩「お題的にもバンドカラーシャツはジャストNOWですしね」
瀧川「僕もちょっと気になってたんですよ」
大崎「やっぱりバンドカラーシャツは人気?」
高塩「トレンドアイテムとして挙がったのはもう数シーズン前ですが、今となっては定着していますね。リラックスやコンフォートといったキーワードが、今シーズンも引き続いていますから」
瀧川「襟がないだけで、一気にラフな雰囲気になりますよね」
高塩「春シーズンでは、特に有用なんです。ラフさやゆったり感を求めつつも、スウェットやニットばかりだとシンプルすぎてなんだか物足りなくなりません?」
瀧川「なる!」

高塩「シャツだと、色柄や素材が豊富で、タックインorアウトなど、着こなしの幅も広がります。ハンパになりがちな春シーズンには、コレが結構お役立ちなんです」
大崎「確かに。あと、どんなオーバーサイズでも、あくまでシャツとあって大人っぽさをキープできるよね。ちなみに今日色々と持ってきてもらったけど、高塩くん的にはどれがオススメ?」
高塩「鯉斗さんに似合うと思って持ってきたのが、マッキントッシュ ロンドンのこちらです」
鯉斗「コレ、僕もイイなって思ってました」
大崎「どんなところが?」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)

鯉斗「適度にゆとりがありつつ、風合いがナチュラルでいいなと」
高塩「緯糸にボイル糸、つまり強く撚った糸を用いているんです。そして製品洗いを施し、さらになんと天日干ししているんです」
大崎「なるほど、洗いざらし感を演出しているってワケね」
高塩「生地に表情があるから、肩掛けしたニットとネイビーのシャンブレーツイルのパンツを合わせたベーシックな着こなしでも、十分サマになりますよ」
鯉斗「まさに大人の休日って感じですね。このマッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル"も、独特な風合いで良いですね」

MACKINTOSH PHILOSOPHY "GREY LABEL"(マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル")

高塩「春夏の定番リネン素材です。細番手のリネンで織り上げることで、柔らかい生地感に仕上げているんです」
大崎「バンドカラーに持ち出しがついてるね」
高塩「ミリタリーのドレスシャツに着想を得ているそうですよ」
鯉斗「ダークブラウンと相まって、結構オトコらしく着れそうですね。このクマのワッペンが付いているシャツってドコのですか?」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)

大崎「マッキントッシュ フィロソフィーのバッキンガムベアシリーズだね。クマは、バッキンガム宮殿の近衛兵をイメージしたキャラクターなんだよ」
鯉斗「ってことは、英国ってことですね」
高塩「ご名答! だから着丈がちょっと長めです。柄もロンドンストライプですしね。この爽やかな感じは、バンドカラーの抜け感とともにこの時期には打ってつけです。ちなみに、こちらの一枚も鯉斗さんにはオススメです」

鯉斗「コレは爽やかですね」
大崎「フラップ付きポケットにジップポケットと、実用性高そうでいいね」
高塩「しかも生地は夏の定番シアサッカー素材! 爽やかなのは見た目だけじゃないんです。それって、鯉斗さんみたいでしょ?」
鯉斗「僕、中身は爽やかじゃないですよ。結構ドス黒い部分が……」
高塩「えっ……」
大崎「表があれば裏があるのが当然。気に入ったバンドカラーのシャツを“売らない(裏ない)”なんて言われたら困るでしょ……はい、お後がよろしいようで。チャンチャン」
高塩&鯉斗「アンタがシメるんかい!」

この記事の関連商品はこちら

  • 瀧川鯉斗/Koito Takigawa

    たきがわこいと■1984年1月25日生まれ。
    2005年瀧川鯉昇に入門、2019年に真打に昇進。その端正なルックスからファッション誌でモデルを務めるなど、噺家としてだけでなく幅広いジャンルで活躍している。公益社団法人落語芸術協会所属。

撮影/人物:トヨダリョウ 静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/瀧川鯉斗 編集/西原智美 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.

 

PAGE TOP