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人気スタイリスト四方章敬が指南!||定番アイテム、今季はこう着回す

人気スタイリスト四方章敬が指南!定番アイテム、今季はこう着回す

SPECIAL

多くの人がワードローブに揃える定番アイテムを、今季らしく新鮮に着回すには? そんな疑問に、大人気スタイリストが回答! ビジネスからカジュアルまで幅広いコーディネート実践例をご指南いただきました。さらに、小物使いでさらなる洒脱を演出する+1テクニックも紹介。要チェックです!

item1:Navy Blazer

  • カジュアルに着るなら
    ボーダーでフレンチに


    「休日にブレザーの着こなしを楽しむなら、近年人気のフレンチ風にまとめてみてはいかがでしょうか。キーアイテムは、フレンチの象徴であるボーダー。Tシャツではなくニットにすることで大人っぽく仕上げています。ホワイトパンツを合わせて爽やかさも意識しました」

  • ビジネス使いなら
    ダークトーンで統一して


    「ブレザーは本来スポーツウェアなので、ノータイでも着こなしやすいアイテム。とはいえビジネスシーンではキリリとしたイメージもキープしたいところです。そんなときは、合わせるアイテムの色を濃いめにするのがおすすめ。ネクタイなしでも引き締まって見えます」

  • バンドカラーシャツに
    変えればリゾート風に


    「インナーをバンドカラーシャツにすると、リゾートムードな装いに。よりリラックスして着たいときにおすすめです」

item2:Set-Up

  • パンツ単品使いも
    できるのが魅力


    「セットアップは上下をバラして使えるのも魅力。ジャケットだけでなく、パンツ単品でも活用できます。スプリングコートを袖まくりして軽快に着こなせば、右とはガラリと違うコーディネートに。インナーにはカラーTシャツを差してメリハリをつけました」

  • 黒を効かせれば
    ドレス感がアップ


    「黒はドレッシーな雰囲気を端的に表現できる色。セットアップをビジネス使いするときにも重宝する色合わせです。ただし、黒シャツだと少々ツヤっぽくなってしまうため、ニットやポロシャツで取り入れるのがいいでしょう。足元もブラックローファーを選びました」

  • グラフィックTシャツを
    取り入れるのも旬


    「今、トレンドになりつつあるグラフィックのロンT。上品なセットアップに合わせると、程よいハズシが効いて洒脱」

item3:Blue Jeans

  • ニットカーディガンを羽織って
    上品なリラックス感を


    「子どもっぽく見えないジーンズカジュアルを築くには、羽織りものを上手に活用するのがコツ。リラックス感と上品さを兼備したニットカーディガンなら、レストランなどに入るときも安心です。スニーカーではなく、スエードのグルカサンダルを合わせたのもポイント」

  • 紺ジャケを合わせるときは
    差し色使いがポイント


    「手堅くいくなら白Tを合わせるのもアリですが、より今どきな雰囲気にまとめるなら差し色を活用してみましょう。今年はビビッドカラーよりも、柔らかいトーンの色が注目されています。なかでもピンクは肌馴染みがよく、色ものに慣れていない方にもおすすめ」

  • スカーフを挿せば
    よりエレガントに


    「少しアクセントが欲しいときは、首元にスカーフをプラス。大げさに巻かず、チラリと覗くくらいが上品です」

item4:Button Down Shirt

  • シャツをアウター感覚で
    活用するのもアリ


    「Tシャツの上にシャツを重ねて、アウター感覚で羽織っても今どきですね。ボタンダウンシャツは襟周りが立体的なので、だらしなく見える心配はないでしょう。袖を無造作にまくり上げると洒脱さがアップ。オレンジの差し色を効かせて軽快感も意識しました」

  • ナチュラルトーンでまとめると
    知的なスタイリングに


    「カーキのボタンダウンシャツにベージュのアウター、ボトムスには白を配して、ナチュラルトーンでまとめました。春夏らしい軽やかさを保ちつつ、落ち着いた色使いで知的な印象を演出できます。シャツの裾はタックアウトして、程よくラフに着こなしましょう」

  • 大人のキャップ使いも
    今、注目


    「スポーティなキャップをハズシの小物とするのが洒落者の間で話題に。ベージュなど色が強すぎないものが◎」

  • スタイリスト 四方章敬

    「LEON」「MEN’S EX」「MEN’S CLUB」など、多くのラグジュアリーメンズファッション誌で活躍。カジュアルからコンサバティブまでさまざまなジャンルに通じ、それらをミックスしたスタイリングを提案。

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撮影/村本祥一 構成&文/小曽根広光 ディレクション/Pomalo inc.

 

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