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【スタッフSNAP】2大名品!||「トレンチコート」着こなし見本帖

【スタッフSNAP】2大名品!「トレンチコート」着こなし見本帖

SPECIAL

三陽商会のタグラインである「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう。」を体現する「100年コート」プロジェクト。中でも名品中の名品として名高い、2モデルをピックアップ。その魅力に迫ります。

高い品質と環境配慮にこだわった素材を使い、匠の技で仕立てた究極のトレンチコート

100年コート 極KIWAMI

こだわりのコート作りに定評のある「サンヨーコート」から、今シーズン「100年コート 極KIWAMI」というモデル名を冠した特別なトレンチコートがデビューしました。現在考えうるベストな素材であるという大正紡績の「アルティメイトピマ」を、表地の原料に使用。契約農家であるドーシー・アルバレス農場では、コットンの最高峰として知られるシーアイランドコットンの流れをくむ「アルティメイトピマ」を、大正紡績のためだけに栽培しています。手間ひまかけて育てられた無農薬の綿花は、数ある超長綿品種の中でも上位の繊維長と繊維強力を持ち合わせており、品質の高さと環境配慮のレベルの高さは作り手の誇りとなっています。
縫製は自社工場のサンヨーソーイング 青森ファクトリーで、高い縫製技術を持つ職人がひとつひとつ手作業で行っています。上襟のカーブや、前端なども熟練した職人の手加減で、つれることなく仕上げていきます。
さらに、もうひとつのこだわりがシルエットの美しさ。クラシックかつモダンなシルエットのバランスを追求し、上質なギャバジン生地の立体的なドレープが美しく出るようにパターンを吟味。ウィメンズ・メンズ共通の左前仕立てで、ラグランスリーブが特徴。たっぷりとした身頃が、ゆとりのある贅沢な分量感を表現しています。分量感が増すとどうしてもコートそのものが重くなりがちですが、肩ではなく、体幹に服の重心が乗るようなパターンにすることで着用時に感じる重さを軽減。あくまでも快適に着られるような設計技術を取り入れています。
まさに「極KIWAMI」という名にふさわしいラグジュアリーな1着。三陽商会が持つ技術の粋を集め、贅を尽くしたトレンチコートが完成しました。

  • 01

    「トレンチコートがメンズライクでハリのある素材感なので、アクセサリーづかいで女らしさを意識しました。ニットとスカートをブラックネイビーで繋いで、バランス良く見せています。」


    アマカ/木村
    (164㎝ 38サイズ着用)

  • 02

    「トレンチが主役のスタイリングということで、コートが映えるよう心がけました。トラッドなチェック柄のセットアップで、柄から1色リンクさせた赤のソックスがさりげないポイントです」


    サンヨーコート·三陽山長/猿渡
    (180㎝ Lサイズ着用)

  • 03

    「トレンチのミリタリーっぽい雰囲気が好きです。メンズっぽくなりすぎないように、ジャンパースカートを合わせました。ロゴトートなどの小物づかいもポイントです」


    マッキントッシュ フィロソフィー グレーラベル/井上
    (162㎝ 36サイズ着用)

  • 04

    「スウェットやチノパンを使った、きれいめなストリートカジュアルがベース。そこにトレンチで、きちんと感や正統派のイメージをプラスしています。いつもの自分らしいスタイルです」


    マッキントッシュ フィロソフィー/足立
    (170㎝ Mサイズ着用)

  • 05

    「とにかく黒が好きなんですよね。トレンチコートはどうしてもかっちりとした雰囲気になるので、スウェットのフードを襟もとから出してカジュアルに着崩すことを意識しました」


    キャストコロン/今井
    (178㎝ Lサイズ着用)

バランス良く着られる セットインスリーブが特徴の原点モデル

100年コート スタンダードモデル

見た目のすっきりした印象と着心地の良さを兼ね備えた、シリーズの原点である「100年コート スタンダードモデル」。コートの表地にはギザコットン(エジプトの超長綿)を原料に使用。先染めならではの高級感のある色合いと、高密度な織りが品質の良さを際立たせます。
シャープに見えるシルエットと快適な着心地もポイント。ややタイトな上半身とセットインスリーブ、さらに適度に落ち感のあるしなやかな素材を使用。縫製、仕様もこだわり抜いており、サンヨーソーイング 青森ファクトリーの熟練した職人が手仕事で一針一針仕上げています。

  • 06

    「トレンチは襟もとがポイントだと思っているので、ハイネックやポイントになるネックレスなどを合わせるようにしています。少し透け感のあるワンピースで、トレンチの素材感とコントラストをつけました」


    ポール·スチュアート/井戸
    (164㎝ 42サイズ着用)

  • 07

    「インを浅いネイビーと相性の良いキャメルでバランスをとり、トレンチと調和する色合わせに。こんな風にスーツの日はもちろん、カジュアルなスタイルにも合うのがトレンチの魅力ですね」


    マッキントッシュ ロンドン/嶋崎 
    (178㎝ Lサイズ着用)

  • 08

    「少しゆるっと着たくて、あえて大きめのサイズを選んでいます。肩がセットインなのでサイズを上げても“着られている感”が出ないところがいい。袖口からはトレンドのシアー素材をのぞかせています」


    ラブレス/渡邊
    (160㎝ 42サイズ着用)

  • 09

    「トレンチコートの日は、ある程度きちんとしたスタイリングにすることが多いですね。ブラウンのニットとチャコールグレーのパンツという濃色で引き締めて、トレンチが引き立つようにしました」


    三陽山長/濱田
    (173㎝ Mサイズ着用)

  • 10

    「トレンチのベージュに馴染む差し色として、マスタードイエローのパンツを選びました。トレンチのボタンが黒なので、バッグと靴は黒でまとめて全体の引き締め役にしています」


    WEB担当/木戸
    (150㎝ 36サイズ着用)

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撮影/人物:秋山博紀 静物:坂根綾子 編集・構成・文/発田美穂 ディレクション/Pomalo Inc.

 

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