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「ザ・スコッチハウス」が贈る、||180周年限定コレクション

「ザ・スコッチハウス」が贈る、180周年限定コレクション

ブランドピックアップ

1839年、ロンドンに店を構え、スコットランドの民族衣装であったタータンをファッションとして世に広めた「THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)」。誕生から180年を迎え、この秋に登場した限定アイテムはブランドの長い歴史と伝統を肌で感じ取ることができる、珠玉のコレクション。

英国の老舗メーカーの生地による、温かみを感じるダッフルコート

ダッフルコートは、イギリス本国で「ザ・スコッチハウス」が展開していた頃のモデル名「マグレガー」を冠した一着。イギリス、ヴァレーミルに本拠を構える、1863年創業のツイードメーカー、マラリウス社の生地を用い、ザ・スコッチハウスが1980年に登録したタータン、「ドーカス」パターンを内側に配して特別なラインで生産。チーゼルの実で丁寧に起毛をかけ、そのあとに古いブラッシングマシーンで仕上げた贅沢な生地は軽やかに空気を含み、温もりを感じさせます。

「ドーカス」タータンのライニングが唯一無二の存在感

  • こちらもイギリス本国でザ・スコッチハウスが展開していた頃のモデル名「スケリー」を冠したステンカラーコート。上質なコットン糸をしっかり打ち込んで織り上げたギャバジンには光沢があり、はっ水加工を施すことで機能性も確保。着脱可能なライナーは、スコットランドのセルカークに本拠を構える1947年創業の生地メーカー、ロキャロン社に完全別注。「ドーカス」パターン、そしてゴールドのクレスト刺繍が目を引く限定アイテムです。

装いの主役になれるタータンコレクション

  • イギリス本国のザ・スコッチハウスのアーカイブカタログから着想を得て誕生したタータンコレクション。ブランドの公式なタータンチェックである「カイリーン」「ドーカス」に加えて、このシャツに用いた「ロイヤルスチュワート」、マフラーに配した「アール オブ セントアンドリュース」といった、世界的に広く知られたタータンチェックも採用。クレスト刺繍が特別感を強調します。

温かみのあるネップの表情が、一枚で着てサマになる

  • タータンコレクションのセーターは、背当て部分に180周年を記念して復刻した「ドーカス」パターンを採用。多色のシルクネップが入った糸を撚り合わせ、スコットランド発祥のツイード素材のような深みのある色合いに仕上げたセーターは、馬具の鞍の形に似ていることから命名されたサドルショルダーの伝統的なデザインがアクセントとなっています。

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Photo: Masayuki Shimizu@mili(Model), Yuichi Sugita@POLYVALENT(Still) Styling: Hajime Suzuki Hair & Make-up: Yuki Oshiro@AVGVST Model: Hiroyuki Kubota@INDIGO Edit & Text: Satoru Yanagisawa Direction: Pomalo inc.

 

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