80周年記念に相応しい! 羽織るだけでお洒落な一着
ブランドピックアップ
2023Mar07
100年コートを謳う「SANYOCOAT(サンヨーコート)」、国産紳士靴の雄「三陽山長」など、数々のブランドを展開する三陽商会が、今年設立80周年を迎えました。そんなスペシャルな年に、スペシャルなアイテムが出ないわけがない!
ラブレスならではの唯一無二のトレンチコート
設立年は1943年。元々は砥石の販売からはじまった三陽商会ですが、今では「サンヨーコート」に「三陽山長」、はたまた「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」や「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」など、国内外のブランドを数多く展開する国内有数のアパレルカンパニーとなりました。
今年で設立80周年という節目を迎えたわけですが、となると気になるのはアニバーサリーアイテム。もちろん、各ブランドからスペシャルなアニバーサリーアイテムが出るみたいです。で、今回はその中からこの春にお目当てな「LOVELESS(ラブレス)」のトレンチコートをピックしました。
リリースされたのは、本来トラッドなイメージのトレンチコートをラブレスらしくモードに解釈した一着。大胆なカラーブロッキングが、スペシャル感をたっぷり楽しませてくれます。
実はこのトレンチコート、100年コートを看板に掲げるサンヨーコートを縫っているサンヨーソーイング製なんです。ルックスこそ大胆ですが、1969年からトレンチコートを縫い続けているコート専業ファクトリー製とあって品質は確か。まさしく三陽商会で展開しているラブレスならではのコートと言えます。
先鋭的かつ普遍的。相反する要素が生み出すオンリーワンの逸品
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Trench
カラーブロッキングだけでも個性的ですが、さらにアシンメトリーに配色することで、ラブレスらしいエッジの効いた仕上がりになっています。ややゆとりのあるサイジングで、後ろ身頃を広く取ることでリラックス感がありつつ今っぽいシルエットに。トラディショナルなコートとしてすでに持っている人も多いトレンチですが、こんな一着なら買い足ししたくなるのではないでしょうか。
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Back
背面は一面ネイビーに。生地は高密度に織り上げることではっ水性を持たせたギャバジン地で、インドにて織られています。高密度といっても、素材のコットンの繊維が長いため風合いは柔らか。さらに品良い光沢感が、上質なトレンチであることを示してくれます。
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ベージュ、カーキ、ネイビーの3色をミックス。派手なように見えて、どの色もトレンチコートにおける定番カラーであるため、意外にどんなスタイルでも合わせやすいんです。
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細かく整ったボタンホールのステッチをご覧ください。コート専業で50年以上もの歴史を誇る老舗ファクトリー製とあって、しっかりとした作りが随所に見て取れます。
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縫製は青森にあるコート専業ファクトリーであるサンヨーソーイング社にて。100年コートを手がけるサンヨーコートと同じファクトリーとあって、クオリティはお墨付きです。
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深すぎない前合わせ。トレンチなので当然ダブルなのですが、こちらはどちらの合わせでも着られるパターンに。つまり、男女兼用ってこと。サイズが合えばシェアしてもいいですね。
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撮影/人物:トヨダリョウ 、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/櫻井貴史 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.
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