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甘辛バランスが大人のキレイを支える「柄モノトーン」

甘辛バランスが大人のキレイを支える「柄モノトーン」

今日のリアルコーデ

着る人を選ばず、どんなシーンにも寄り添うモノトーンコーディネート。ただ、その一方で、マンネリに陥ったり、夏には重苦しく見えてしまったり、悩ましい点も多々。メリハリを効かせ、切れ味良く仕上げる秘訣は、柄アイテムを投入すること。モノトーンスタイルのアップデートこそ、大人には必要です。

5:5の甘辛バランスがちょうどいい

年齢を重ねるほど、難しいと思い込んでしまいがちな柄物ですが、顔周りから遠いボトムで取り入れると、意外とコーディネートしやすいのでおすすめ。例えば、単体で見ると甘く感じる「TO BE CHIC(トゥー ビー シック)」のギンガムチェックのスカートも、ハリ感のあるノーカラーブラウスを合わせることで、ぐっと大人顔に。また、黒の分量を多めに設定し、全体の甘さと辛さのバランスを調節するのもポイントです。

バッグは断然、黒が正解。素材で夏らしさを加えて

「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」のシャツはゆったりとしたオーバーサイズ。肘まである長めのワイドスリーブで二の腕をカバーしつつも、裾に向かって落ち感のあるボクシーなシルエットで着痩せ効果もばっちり。ギンガムチェックを主役にするなら、合わせるバッグもトップス同様、黒に。ただし、レザーだと重く、コットンやナイロンではカジュアルすぎてしまうので、軽やかな夏らしさが香る「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」のラタン素材をセレクト。レザーのフラップとゴールドの金具使いが上質な雰囲気をキープします。

ボーダーやストライプ、定番柄ほどデザイン性を重視

  • Border & Stripe

    ピコ編みとボーダー配色を組み合わせた「トゥー ビー シック」のニットプルオーバーは、ほんのり甘いムードが魅力。涼しげな印象を高めてくれる「TRANS WORK(トランスワーク)」のシアサッカー素材のスカートは、さりげないストライプが、初夏の装いを盛り上げます。定番のボーダーやストライプこそ、デザイン性のあるアイテム選びで、夏らしいマリン感を入手して。

実は着る人を選ばない黒×白のギンガムチェック

  • Gingham Check

    6枚の生地で表情を加えたフレアラインの「AMACA(アマカ)」のスカートは、ウエスト部分はサテンゴム仕様で、締め付けないリラックス感が嬉しい。「トゥー ビー シック」のワンピースは裾にかけてたっぷりフレアを入れた女らしいデザインとほどよいハリ感で、美しいシルエットをキープ。どちらを投入しても、華やかさと洗練さが加わり、モノトーンスタイルをぐっと新鮮に見せてくれます。

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撮影/人物:金谷章平、静物:清藤直樹 モデル/稲沢朋子 スタイリスト/濱口沙世子〈SEASTARS Inc.〉 ヘア&メイク/神戸春美 文/一寸木芳枝 構成/濱口眞夕子〈SEASTARS Inc.〉 ディレクション/Pomalo inc.

 

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