一枚あると初秋コーデに便利！大人が選ぶべきロンTはこれ！

今週のお役立ちアイテム

2021Sep09

毎度ご好評、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎の両名が見つけた、今月の"買い"なアイテムを、対談形式にてご紹介いたします。今回は本サイトでモデルとして登場してもらっている渡辺さんも参戦！お題は「ロンT」です。

ロンTをオシャレに着こなすコツは、生地感にあり！

渡辺「残暑続きですが、暑さのピークはもう過ぎましたね」
大崎「暑さ寒さも彼岸までって、ホントだよね」
高塩「次第に過ごしやすくはなってきますが、ファッション的にはなかなか難しいシーズンでもあります」
大崎「わかる。夏コーデのままだとちょっと季節感がズレている感があるし、とはいえ、がっつり秋コーデにするにはまだ早いし」
渡辺「季節的にロンTがちょうどいいっちゃいいんですけど……ぶっちゃけロンTって着こなすの難しくないですか？」
大崎「確かに。どうにも中途半端な感じが否めないんだよなぁ」
高塩「大人の場合は特にそうですよね。でも、解決する方法があるんです。それはズバリ、生地感です」

大崎「シルクにするとか？」
高塩「いえいえ、そんな高級素材にしなくても、生地感に表情のあるものを選べばいいんです」
渡辺「色とかプリントで盛るんじゃないんですか？」
高塩「下手に色柄を使うより、シンプルにして生地感で表情をつける方が、特に半端なシーズンでは着まわしも効いて便利なんです」
大崎「なるほどね。確かに、派手な色柄だと夏を引きずってる感があるし」

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュロンドン)

高塩「まずオススメなのがこちら。霜降り無地のベーシックな一枚ですが、素材にチベット高地に生息するヤクの毛と、繊維の長いスーピマコットンを使用しているんです」
渡辺「近くで見ると、上質感ありますね」
大崎「ホントだ。サラッとしていながら微妙に光沢があって、高級感がある」
高塩「それなのに、あえて製品洗いを施すことでこなれ感を演出しているんです。こんな一枚なら、デニムとでも大人の上質アメカジが楽しめます」

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュフィロソフィー)

大崎「お次はヘンリーネックか。近頃よく見るね。首元にアクセントがあるから、比較的サマになりやすい」
高塩「しかもコットンワッフルなので、プレーンな白でも無味になりません。最近注目のアメカジとも好相性ですし」
渡辺「ヘンリーネックで白だとアンダーウェア感がありますけど、生地に適度に厚みがある上、ワンポイント付きの胸ポケットがオシャレに見せてくれますね」

EPOCA UOMO(エポカウォモ)

渡辺「これ、メチャメチャ肌触り良くないですか？」
高塩「生地は、その名もハイパーストレッチポンチ。ストレッチ性が高いだけじゃなく、キックバックに優れているところが魅力です。快適だけど、着姿がちゃんとして見えるってこと」
大崎「裏が微妙に起毛してるね。コレは冬でも活躍しそう」
高塩「アームホールに消臭テープを採用するなど、実用的にも見どころありなんですよ」

ECOALF(エコアルフ)

大崎「最後はすごくなめらかだね。シルクかな？」
高塩「実はコットンなんです。それも、オーガニックコットンとカポックのブレンド」
渡辺「カポックってなんですか？」
高塩「南米やアフリカなどの熱帯雨林で採取される綿毛で、樹木を伐採するのではなく果実から採取されるので、環境へのダメージが少ないんです」
渡辺「へえ、サステナブルなんですね」
大崎「そんなウンチクも、物足りなくなりがちな秋コーデにはいいかもね」

渡辺「半端な季節のファッションって、つい盛ることを考えがちですけど、シンプルでも生地感に一手があればサマになるんですね」
大崎「そうだね。やっぱりオトコは質で勝負！中途半端に盛るぐらいなら、もはや何も着ないで裸になればイイんだよ！」
高塩「大崎さん、ハンパねぇっす！」