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スタイリスト三好彩さんが指南!||シンプルトップスが華やぐ||「スカーフ」アレンジ

スタイリスト三好彩さんが指南!シンプルトップスが華やぐ「スカーフ」アレンジ

今週のお役立ちアイテム

暑さが続くこの時季、日々のお洒落には、涼しくウォッシャブルなカットソーやシャツといったシンプル系トップスが活躍しますが、ともすると同じ印象になりがちに...。そこで、女性誌『Precious』などで活躍中のスタイリスト三好 彩さんに、スカーフの選び方と簡単なアレンジをトップス別に提案してもらいました。アクセいらずに、華やぎが添えられる、プロならではのメソッドでお洒落のマンネリを打破していきましょう。

Arrgt.1
【白シャツ×ナロースカーフ】モードなニュアンスを醸し出すネクタイ風アレンジ

AYA’S COMMENT
「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」のベーシックな白シャツに合わせて選んだのは、モノトーンベースの「AMACA(アマカ)」のナロースカーフ2枚。ノーブルなシャツを細身スカーフでネクタイ風にアレンジすることで、知的エレガントなスタイルを演出します。一見、手の込んだ印象を与えますが、実際は2枚の細いスカーフを重ねて、襟に通してボタンの前で結んだだけの簡単アレンジ。2本のスカーフの中心ををずらして重ねることでスカーフにランダムな動きがつき、こなれ感が出ます。黒のオックスフォードパンツで全体を引き締めることで、マニッシュなムードをアップします」

ヴィンテージ感のある馬車プリントで大人の品格を

  • Variation

    色とりどりの馬具やクラシカルな馬車がプリントされた「アマカ」のナロースカーフ。シルク100%素材ならではの上質かつ、滑らかな光沢と肌触りです。ブランドロゴとシグネチャーを剣先に入れることで、コーディネイトにアクセントを添えて。

Arrgt.2
【とろみプルオーバー×コンパクトスカーフ】カラーアクセントで顔映え&小顔効果を狙って

AYA’S COMMENT
「控えめなラメ感ととろみ素材が上品な「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」のプルオーバーと「TO BE CHIC(トゥー ビー シック)」のフレアスカートという淡いエクリュのワントーンには、パープルのスカーフでレディな彩りをプラス。光沢がきれいな「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」のコンパクトスカーフを、キュッとアフガン巻きに。コンパクトなアレンジなので、上からパールネックレスを重ねて更に華やかに仕上げることも。ホテルディナーなどラグジュアリーシーンでも活躍が期待できます。このスカーフアレンジは、ワントーンコーデの華やぎテクとしてオススメです」

シンプルトップスが垢抜ける最旬グリーン

  • Variation

    前出コーデと同じ「マッキントッシュ フィロソフィー」のマリンモチーフスカーフのカラーバリエーション。トレンドカラーのグリーンとシルクの光沢によって顔周りに爽やかな華やぎを添えて。手首やバッグに巻いたりヘアアクセとして活用するなど、あらゆるアレンジが楽しめる小ぶりのサイズです。

Arrgt.3
【シンプルトップス×鮮やかプリント】スカーフの柄とラフな片結びでこなれ感がアップ!

AYA’S COMMENT
「秋を感じるモカブラウンの「TRANS WORK(トランス ワーク)」のジャージ素材トップスは、チュニック丈のためフラットな印象になりがち。そこで配色が鮮やかな「マッキントッシュ ロンドン」のプリントスカーフで立体感を出すことで、奥行きのあるコーデに仕上げましょう。スカーフは対角に数回折り、細くしてから首にくるりとかけて片結びに。結び目を少しだけアシンメトリーにするだけで、こなれ感がアップ。「マッキントッシュ ロンドン」のスキニーデニムを合わせれば、ビターな大人カジュアルの完成です」

エレガントな配色とプリントでコーデをクラスアップ

  • Variation

    〈左〉水の都であるイタリア、ヴェニスの風景をソフトな水彩画のプリントで表現した「アマカ」のスカーフ。シルクの上質な光沢と、ネイビーのトリミング効果でデコルテ周りも凛と華やぎます。〈右〉上品な光沢のあるシルク素材に、レオパードプリントを施した「マッキントッシュ ロンドン」のダイヤモンドシェイプスカーフ。とろみのあるブラウン系配色はニットとの相性も良し。

※「マッキントッシュ ロンドン」のダイヤモンドシェイプスカーフは9月上旬発売予定です

  • PROFILE

    三好彩(みよし・あや)
    スタイリスト
    シンプルな着こなしに抜け感や上品なテクを効かせた、実践的なスタイリングが人気。女性ファッション誌『CLASSY.』(光文社)や『Precious』(小学館)では、カジュアルからコンサバ、ラグジュアリーまで幅広いコーディネートを提案。雑誌のほか、広告、カタログ、CM等で活躍中。

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撮影/梶田麻矢〈studio e7〉 スタイリング/三好 彩 構成・文/吉森美穂 ディレクション/Pomalo Inc.

 

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