食わず嫌いはお洒落の敵⁉ プロが考える柄ニットの選び方
今週のお役立ちアイテム
2023Nov29
毎度ご好評を頂いております、本サイト運営スタッフによるリコメンド企画。スタイリスト・高塩とディレクター・大崎、そして今回はモデルのKENJIさんが参戦。柄ニットをテーマに、冬コーデを盛り上げる方法をお教えします!
重たくなりがちな冬コーデは、柄ニットで品良く遊ぶ!
大崎「いきなり寒くなったね。急いで衣替えしたよ」
高塩「先日ニットを買いました。しばらく暑かったから、買うのを忘れてまして(笑)」
KENJI「僕はまだ買っていないので、何かおすすめありますか?」
高塩「今年は柄ニットが狙い目です。ノルディック柄やフェアアイル、ボーダーやチェックまで、色々出揃っているので」
KENJI「柄物かぁ……。着こなすのが難しそうですね」
高塩「柄物と聞くとそう思いがちですが、ニットのほっこりした素材感なら結構色を使った柄でも、比較的落ち着いて見えるんですよ」
大崎「確かに。スウェットと違って、大胆な柄でもニットなら品良く見えるよね」
高塩「それでいて、コートといった重めなアウターに合わせれば、しっかりとコーデのアクセントになってくれます」
KENJI「冬コーデってダークトーンが多くて重たい印象になりがちですからね」
大崎「バリエーションで揃えておくと、冬コーデが捗りそう」
EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)
高塩「ということで、まずはこちらから。柄ニット初心者の人でも、比較的着こなしやすいモノトーンのグラデーションボーダーです」
KENJI「おっ、これならコーデも悩まなそう」
大崎「モノトーンってモードなイメージがあるけど、毛足が長いニットだからほっこり感もあるね」
高塩「その毛足の長さがボーダーをぼかしてくれて、柄なのにシックに見えるんです」
MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)
大崎「お次はフェアアイル柄か。トラッド人気の今、気になる柄だなぁ」
KENJI「明るい色が使われているので、コーデの差し色として活躍してくれそう」
高塩「柄自体はトラッドですが、ボディをややゆったりめにしているので、今っぽさも楽しめます。バルキーなウールナイロン糸で暖かさもバッチリです」
MACKINTOSH PHILOSOPHY "GREY LABEL"(マッキントッシュ フィロソフィー "グレーラベル")
高塩「トラッド系の柄ニットで、ほっこり系といえばやっぱりノルディック柄です」
大崎「見るからにほっこりだよね(笑)。首周りの柄は印象的だけど、こんな落ち着いた色味なら取り入れやすそう」
高塩「イタリアのCASA DEL FILATO社による子牛のラムウール混糸は、ふわりとして肌触りも最高です」
KENJI「今年注目のダッフルコートとマッチしそうですね」
Paul Stuart(ポール・スチュアート)
大崎「ラストはジップアップカーディガンね。これもチェック柄がトラッドな雰囲気だね」
高塩「アウターとしてもインナーとしても使えるので、持っておくと結構重宝します」
KENJI「軽くて柔らかいから、ヘビロテしそうです」
高塩「イタリア製のウール糸を使っているので。ざっくりした風合いで、暖かさも確かです」
大崎「こうして見ると、確かにニットこそ柄を楽しむのに打ってつけのアイテムだと思ったよ」
KENJI「そうですね。今年は柄ニットにしよう」
高塩「いざ着ると、かなり使えるアイテムだとわかるはずですよ」
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撮影/人物:足立ゆり、静物:島本一男<BAARL> スタイリング/高塩崇宏 ヘア&メイク/向後信行<JANEiRO> モデル/KENJI 文/安岡将文 ディレクション/大崎文菊<Roaster>、Pomalo inc.
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