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知ればきっと行ってみたくなる! ポール・スチュアート青山本店の魅力を徹底解析

知ればきっと行ってみたくなる! ポール・スチュアート青山本店の魅力を徹底解析

着こなし解決ラボ

1981年に「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」が表参道にオープンしてから約40年。その長い歴史から惜しむ声が多く聞かれましたが、青山本店はそんな旧来のお客様から新たなお客様まで、多くの方から認められるようになりました。同店リニューアルオープンに際して掲げたキーワードは、装・飾・食・香。ファッションを提案するに留まらず、食品や香水、はたまたセレクトジュエリーなど、ポール・スチュアートの世界観とマッチするアイテムを多角的に提案しています。今年の11月でリニューアルオープンから丸3年を迎える同ショップ。ということで、今回はその魅力に改めて迫ってみたいと思います。

ポール・スチュアートとは?

1938年に創業した、アメリカ・ニューヨーク発のブランド。英国サヴィル・ロウ式のクラシックなテーラリングをルーツにしつつアメリカ的な解釈を加えた、コンテンポラリークラシックをテーマに掲げます。
メンズ・ウィメンズを共に展開し、オーダースーツからカジュアルウェア、さらにゴルフウェアまでも幅広く提案。鴨志田康人氏ディレクションによるコレクションラインも展開し、その魅力をさらに広げます。

太陽の明るさの中で満喫するカジュアル&ゴルフ

  • 入り口からすぐ左、一面のウインドウから太陽の光が注ぎ込むフロアには、昨年の2022年9月にローンチしたばかりのゴルフウェアとカジュアルウェアが。ゴルフにおいては昨今カラフルな提案が多い中、あくまでクラシック、エレガント、シックにこだわったポール・スチュアートらしい品良いデザインになっています。鴨志田氏監修のコレクションラインと買付商品が並び、ポール・スチュアートが老舗セレクトショップとしての真髄を表現しています。

  • 英国をルーツに持つ『CLASSIC(クラシック)』な感性、上質な素材と仕立ての『CLASS(クラス)』、現代性を考慮した『CONFORT(コンフォート)』。三種の“C”をキーワードに、ポール・スチュアートの顧客であるエグゼクティブクラスの方々が、ゴルフをラウンドするときに着たいと思うゴルフウェアを提案しています。ゴルフウェアに加え、コーディネート雑貨やバッグまで展開しています。

ポール・スチュアートの真髄、ジェントルマンの園

  • ゴルフ&カジュアルエリアの隣は、スーツやジャケット、ドレスシャツが並ぶドレスエリアに。ウッドを基調とした気品溢れる空間で、ポール・スチュアートのテーラリングイズムを堪能できます。

  • 表参道店よりも天井高が高くなったため、3段での陳列が可能に。実際に訪れるとその景色は圧巻で、プレミアムな雰囲気を楽しむことができます。

  • スーツ棚の向かいには、コレクションラインのトルソーが。ドレスからカジュアルまで、いわばショップ全体が自身のワードローブなのです。

  • スーツエリアに飾られる大きな絵画。1930年代頃のイタリア絵画で、その他テーブルや調度品に至るまでしっかりと作り込まれています。

ステージが一段上がる感覚を、空間自体で演出

  • スーツエリア奥には、まるでくぐり戸のように入り口をあえて狭くしたオーダールームが。同ルームには巨大な3面鏡が2台も設置され、照明もややトーンを落とします。そんな重厚感溢れる空間で、自分だけのスペシャルなスーツを手に入れることができます。

  • 勤続42年という大ベテランの下元さん。趣味はゴルフとあって、オーダーの合間にゴルフ談義に花が咲くことも。

それぞれが楽しめる、デートでの来店も楽しみに

  • モダンコロニアルをコンセプトとするポール・スチュアート青山本店。コリドーを挟んで相対するウィメンズエリアは、メンズとは趣が異なりクリーンな華やかさを意識した内装に。白を基調にしつつ、ウッドを多用したナチュラルな雰囲気が見どころです。

  • 副店長の正木さん。「ポール・スチュアート以外にも、買い付けてきたヴィンテージのジュエリーといったご提案もございます。開放的な空間で、お気軽にショッピングをお楽しみください」

まずはここから、それもありなんです

  • コリドーの奥にはバーカウンターが。その名もザ・コッパールーム。ニューヨーク本店で使用されている古びた銅の装飾壁ザ・ウォールから着想を得たもので、鴨志田氏とウィメンズディレクターの見上きよみ氏が命名しました。バーの運営は銀座や六本木で会員制バーを手がけるプロの手によるもの。山崎の12年など、本格的なお酒を楽しむことができます。

  • オープンは18時から24時まで。アパレルショップは20時までとなり、そこからはバーのみの営業となります。コロナ禍が明け、バー目当てで来店するお客様も今年に入ってかなり増えています。

春の新作を、ちょっとだけご紹介!

  • コレクションラインで展開する、コットン製マドラスチェックのハリントンジャケットとグルカトラウザーズ。サラリとした肌触りにプレッピーなマドラスチェックが春らしい軽やかさを楽しませつつ、ベージュをベースにした渋色は大人の貫禄にも寄り添います。

  • 高級感と品の良さを楽しめるファンシーツイードのジャケット。空け羽という技法を使った表情豊かな生地が、春コーデに花を添えます。そんなジャケットと合わせたいジョーゼット素材のスカート。生地自体のふくらみ感とタックにより、華やかな着姿に。

  • Paul Stuart 青山本店

    住所:東京都港区北青山2丁目14-4 ジアーガイルアオヤマ1階
    電話番号:03-6384-5763
    営業時間:11:00〜20:00
    営業時間(ザ コッパールーム):18:00〜24:00

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撮影/豊田亮  文/安岡将文 ディレクション/Pomalo inc.

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