
「ポール・スチュアート」松屋銀座店の店長が実践! 人気スタイリストが推す最旬ビズコーデ!
着こなし解決ラボ
2023Sep10
絶妙なカラーと光沢感が、洗練された上品さを演出
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ビジネススーツに一家言あるブランドとあって、ラインナップも膨大。その中からセレクトしたのが、グレイッシュブルーとネイビー、ライトグレーの3色で構成されたバーズアイ。ネイビー×グレーの色味がクールな印象を与え、メリノウールの光沢が艶っぽさを後押しします。
「色のバランス感が美しく上品。シゴデキを思わせる洗練さに加えて、清潔感もありますよね。同系色のネクタイで統一感を。襟開きの大きいシャツを合わせれば、ネクタイのノットがアクセントになり、Vゾーンもより美しく見せられると思います。段返りの3ボタンという仕立てもグッときます」(高塩)
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Detail
経糸に使用したのはオリジナルTopカラーとして防績をしているグレイッシュブルー。ほんのりニュアンスが感じられるだけで、一般的なネイビースーツやグレースーツとは一線を画す雰囲気に。ニュージーランド産のメリノウールを使用し、エイジング・フィニッシュ加工を施すことでさらに光沢を際立たせています。嫌味にならない艶っぽさが、上品さをさらに引き立てます。
オフでもジャケットを楽しめるのが、いい大人の証
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フォーマルな装いとは一変し、見るからにコンフォートなセットアップをチョイス。反発力のある糸を使用したセットアップはキックバックに優れ、肘や膝の表情が出にくくノンストレスのままきちんと感を演出します。
「今となってはスタンダードになってきている楽ちんジャケットですが、“ポール・スチュアート”のジャケットはキレイなルックスをキープできるのがありがたいですよね。休日のお出かけでもジャケットを着たくなるような快適さがありますし。これを楽しめるかがデキる大人の証明というか。落ち着いた色のニットやショールを合わせれば、色っぽさも得られるので、若者との差別化という意味でも、オフのジャケットスタイルは推したいですね」(高塩)
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Detail
インナーのハイネックニットは、ファインウールを採用しソフトな着心地が特徴。タートルネックほどボリュームがなくすっきりとした印象を与え、ボディはジャケットインで着用した際にムダなゆとりが出ないよう拘ったシルエットに。快適にエレガンスをモノにできちゃいます。自宅で手洗い可能なウォッシャブル機能を備えているのも見どころです。
今年3月にリニューアル! 夫婦で楽しめるコンバインショップに!

メンズ・ウィメンズの独立店舗だった同店舗は、2023年3月に複合店舗にリニューアル。中央の柱を軸に右側にメンズを、左側にウィメンズを展開し、夫婦で一緒に楽しめるショップに。窮屈さを感じさせないすっきりとした空間演出で、ウッドの温かみがゆったりとした雰囲気を構築しています。
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店内の一番奥にスーツコーナーを設置。大きな姿見を備えており、人目にもつきにくいため、気軽に試着していただくことが可能です。コーナー手前には椅子が用意されており、ご主人の試着の間も奥様はくつろげるという、細やかな気遣いがされています。
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店舗の中心に立つ柱には、複合店舗を象徴するメンズとウィメンズのトルソーが並んでいます。複合店になってから、お子様の入学式やお祝い事に向けて買い物をされる方やサプライズギフトをお求めになるお客様が増えたそう。
フォーマルだけじゃない! カジュアルウェアも充実
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Knit
高級感あふれるエクストラファインウールを使用したジップアップニット。ニット特有のほっこり感ある上品さとフルジップのスポーティなカジュアルさのいいとこ取りをした一着です。通常より少し襟を高く設定しており、クールな印象をプラス。薄い生地感なので、秋はアウターとして、冬はコートの下に合わせられる使い勝手の良さも魅力の一つ。
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Shirt
ミニフラワーの総柄シャツは、ボタンを開けた際に色気を香らせるセミワイドカラーが特徴。高級ドレスシャツの定番素材であるコットンポプリンを採用し、美しい光沢にミニフラワープリントが相まって、ラグジュアリー演出はこれ一着で充分。インナーに合わせるだけで、洒落感アップは間違いありません。
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Pants
ウエスト裏にゴムを配した、アジャスタブルフィット仕様のチノパンツ。ベルトレスでも体型にフィットするので、実にコンフォートです。ライトな着用感の一方で、ルックスは至ってエレガント。スラックスのような美しいシルエットを構築しています。カジュアルはもちろん、ビジカジにもお役立ち。
スタイリスト・高塩 崇宏 ✕ 松屋銀座店 店長・飯野 亮太のスーツ談義

複合店舗になったことで変化はありましたか?
飯野:やっぱり、ご夫婦でのご来店が増えたことが大きいです。私自身2011年からここのメンズ店で働いていて、それから今回の複合店舗だったこともあって、ウィメンズのことを勉強するのに必死でしたね。高塩:接客の仕方も目的も今までとは異なってきそうですね。
飯野:そうですね。入園式や入学式など、お子様のイベントに行くための買い物をしにきてくださる方が多くなりましたね。
高塩:特に最近、仕事でビジネススーツを着る方も減ってきていますから、そうしたイベントでもないとスーツを着る機会もなさそうですよね。自分も子どもがいるのでよくわかります。
飯野:私も子どもがいるので、よくわかります。子どものイベントに行く際にはいつもより服装に気合が入ります(笑)。

そうなんですね! じゃあ、今回みたいにスタイリストに着つけてもらったのは良い機会だったのでは?
飯野:そうですね! 初体験ですごく緊張しました。仕事ではネイビーばかり着るので、今回のようなスタイリングは自分でもしたことがなく新鮮でした。僕自身かなり華奢な方だと思うので、高塩さんは大変だったと思います(笑)。高塩:44サイズですよね、相当スリム。飯野さんのような華奢な方はスーツ選びも大変そうですね。
飯野:そうですね。カジュアルのようにオーバーサイズで着る、みたいなことがスーツでは却って不恰好になってしまうので。
高塩:胸が厚い方がスーツのシルエットはキレイに出ますからね。飯野さんのような細身の方はタイトめに着るのがオススメですね。
飯野:細身のお客様にご提案する際は、ウエストをちょっと絞って胸を強調するような提案をしています。

高塩:ラペルも細いほうがオススメです。胸の厚さに合わせてラペルの幅を見ていくようなイメージ。で、ネクタイもこのラペルの幅に合わせたサイズを選ぶのがいいと思います。ネクタイを含めてワンブランドでトータルコーディネートしていくのが、一番手っ取り早く、一番美しくスーツを着こなせるので、悩んでいる方にはそれを推奨したいですね。
飯野:特にウチだと銀座という街柄からか、ビシッとスーツを着たいというお客様が多いので、その方に合わせた提案をするようにしています。
高塩:スーツ離れなんて言われていますけど、さすが銀座ですね。確かにこうしたキレイなスーツって、着るだけでスッと背筋が伸びるというか。スイッチが入りますよね。
飯野:そうですね。ビジカジが主流になった今、さらに細分化されたと思います。仕事にはちょっと楽なもので、格式ある場にはビシッとキメるといったように。
高塩:なるほど。でもその細分化ができる大人はカッコいいですね〜。
飯野:僕もそうありたいですね(笑)。せっかくいいスタイリングしてもらえたので!
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撮影/舛田豊明 スタイリング/高塩崇宏 構成&文/細谷駿人 ディレクション/Pomalo inc.
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