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「エポカ ウォモ」ジェイアール名古屋タカシマヤで魅せる! センスが光る5スタイル

「エポカ ウォモ」ジェイアール名古屋タカシマヤで魅せる! センスが光る5スタイル

着こなし解決ラボ

洗練された大人のモードを提案する「EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)」。キレイめなセットアップからエッジの効いたカジュアルまで幅広く展開し、ファッション好きの大人達から支持を集めています。


そこで今回は、スタイリストの高塩崇宏さんに「エポカ ウォモ」の今季オススメコーデを提案してもらいました。モデルはここジェイアール名古屋タカシマヤで20年勤める名物店長、加藤直孝(168cm)に依頼。買い物において欠かせないスタイリングイメージの参考にぜひ!

  • スタイリスト 高塩 崇宏

    栃木県生まれ。2009年に独立し、雑誌やカタログなど多くのファッションメディアの他、アーティストのスタイリングも手がけ、マルチに活躍するスタイリスト。ヤング誌から大人向けのメディア、アウトドアやゴルフも手がけており、ジャンルも多岐に。

  • EPOCA UOMO 加藤 直孝

    EPOCA UOMO
    ジェイアール名古屋タカシマヤ 店長
    168cm
    同店オープンから一途に勤める名物店長。勤続20年は伊達じゃなく、加藤店長を求めてリピートするお客様も多いとか。接客業をしているだけあって、休日は美術館に通い、人に会わずに一人で楽しめることをしているそう(笑)。

硬派なモードの中にラフなニュアンスをプラス

  • 01

    なめらかな肌触りと艶が特徴のウールを採用したスタンドカラーコート。深みのある色にスリムなシルエットが相まって、クールさを演出します。


    「オンオフ問わずに使えますが、インナーをキメすぎてしまうと、カッチリしすぎた印象になってしまいます。ニットのハーフジップがいい意味でカジュアルダウンしてくれるので、このくらいのラフさがちょうどいい」(高塩)

  • Detail

    未防縮ウールとウーリーナイロンを組み合わせた一着。コンフォートなストレッチを備えたシャープな着姿を楽しめます。


    「ハイネックタイプだから寒々しくならないのもポイントです。暖かくなったら開けて色っぽく見せてもいいし。活躍の場が冬だけに止まらないのはありがたい」 (高塩)

きちんと感ある大人スポーティの好例

  • 02

    軽さと耐久性を持つダウンブルゾンは、休日のアクティブシーンでも活躍間違いなし。


    「快適さも大事だけど、大人ならやっぱり適度な上品さは欲しい。イージーパンツやタートルネックはもちろんなんですが、色のトーンを合わせることが重要です。黒や白でもいいんですけどね。グレーベースの方がグッとこなれ感がある風に見えるでしょ?」(高塩)

  • Detail

    ウールの名産である尾州地区の素材を使用したウールジャージーの一着。Wジャカード織りの表情が奥行きをプラス。


    「最近はタイトでもストレッチ性抜群のパンツが増えましたからね。歳を重ねるほどに欠かせません。僕も然り(笑)。でも肝になるのは、膝抜けしないこと。上品に見せられてかつコンフォート、に勝るものはなし!」 (高塩)

大人の遊び心を醸し出す素材&色使い

  • 03

    休日カジュアルには、アクティブ感のあるアウターをセレクト。なめらかな光沢を放つブルゾンは、はっ水性のあるハイカウントドビー生地を採用。軽量のプリマロフトを中わたに使用し、見た目以上に軽い着心地も魅力です。


    「休日のお洒落を楽しむと言っても、派手な柄や色だけがいいというわけではありません。ハードルも上がりますし。落ち着いた色でも、素材感の違いやトーンを調整すれば十分上級者に見せることができちゃいます」(高塩)

  • Detail

    「一見するとそこまで派手な印象にはなりませんが、ツルッとしたアウターやジグザグ編みのニット、そしてベルベット風のパンツなど、ニュアンス違いのアイテムがポイントです。それぞれ異なる主張はしつつも色が調和し、こなれ感を演出します」(高塩)

ビシッとキマるセットアップに大人の余裕を香らせる

  • 04

    ビジカジコーデにちょうどいい、千鳥柄のセットアップ。ライナー付きのステンカラーコートできちんと感を出しつつも、ストールが色気を加えます。


    「最近はオフィスコーデのカジュアル化が定着していますから、商談でもなければこのくらい遊んでもいいんじゃないかと。仕事もお洒落に楽しめたら好感度も上がるし、仕事デキそうと思わせられるのでは?」(高塩)

  • Detail

    「柄の入ったセットアップやストールでのアクセント付が重要です。アクセサリーで主張するわけではないので、ギラつかず嫌味にもならない。相手に好印象を与えながら、お洒落を気取るなら、冬は巻き物が頼りになりますよ」(高塩)

統一感で魅せる休日カジュアル

  • 05

    ブリティッシュウールを使用したほっこり感のあるショートブルゾンを軸に、グレーベースでコーディネート。ダークグレーのテーパードパンツがキレイめな印象を添え、カジュアルさと上品さを両立。


    「先ほどの色や素材の違いによる着こなしとは真逆に。統一感あるコーデは、簡単に見えて実は難しいんですよね。そんな中でもグレーは比較的取り入れやすいです。すっきりしたシルエットならさらに上品に見えます」(高塩)

  • Detail

    「インナーにタートルネックを合わせているから、ボタンを開けてもイヤらしくならず洒落感を加えます。見た目以上に暖かく、車移動ならダウンベストを羽織るだけで十分だと思います。街使いならコートやダウンジャケットとも好相性ですし、使い勝手は抜群じゃないかな」(高塩)

「大人は少し若く、若者は少し背伸びできる着こなしが可能なのは嬉しい」(高塩談)

――お疲れ様でした! 毎度の無茶振り対応、感謝します!(笑) どうでした?

高塩:いや全くだよ(笑)。でも楽しかった。全体的に大人っぽく組めたと思います。

加藤:僕はモデルなんて初体験なので、終始緊張してました。終わった瞬間力が抜けるというか…体が軽いですもん(笑)。スタイリングは本当に素敵でした。エポカ ウォモらしさもありつつ、幅の広さも感じられましたし。

高塩:ありがとうございます。三陽商会ブランドをいくつもみてきましたが、その中でエポカ ウォモは少し毛色が違いますよね。

加藤:そうですね。硬派なブランドが多いので、その中ではかなりカジュアル寄りですね。

高塩:そう。プリマもそうですけど、エッジが効いているのって三陽商会では珍しいのでそういう意味でも楽しめました。

加藤:僕も楽しかったです。


――今回様々なスタイリングがありましたが、「エポカ ウォモ」の客層にもマッチしていた気がします。むしろ少し若め?

加藤:そうですね。というより、実際に購入しに来られるお客様は40代後半以上の方が多いので、今回のコーディネートは30代以上の方にも合いそうな印象でした。

高塩:実際にお買い物されるお客様はどんな方が多いんですか?

加藤:大きく差はないと思いますが、製造業が盛んな土地ですので、他の地域に比べてそういった業種の経営者の方が多いと思います。

高塩:確かにそうですね! 地元の方も多いんですね。出張需要も高そう。

加藤:インバウンドのお客様はほとんど来ませんが、ここは三重県とか岐阜県の窓口でもあるので、近県の方々がお買い物に来られるケースも多いですね。

  • ブランドの世界観を演出した、白を基調とした店内。8階のタカシマヤゲートタワーモールとの連絡通路側に位置する同店舗は、通路から奥まで一望できるすっきりとした空間が特徴。ビジネスからカジュアルまで、幅広いラインナップが取り揃う。

  • 「エポカ ウォモ」のハイエンドラインとなる「プリマコレクション」も充実。よりエレガントでエッジを効かせるアイテムは、シンプル&モダンなインラインとも好相性なので、デイリーコーデのアクセント足しにうってつけ。

高塩:なるほど。世代も広そうなので、今回幅が見せられたのはよかったです。

加藤:すごくありがたいです!

高塩:お店も綺麗だし、広々とすっきりしていて落ち着きますよね。

加藤:昨年館がリニューアルして移設したので、新しくなったのもあるかもしれません。

高塩:そうなんですね!


加藤:昨年とはフロアも違って、今はキッズフロアと同じ階になっているので新規のお客様も少し変化しましたね。家族で来られる方がいらっしゃるようになったり。

高塩:それは意外かも。お洒落好きな独身男性のイメージがあったので。

加藤:もちろん、顧客様はそういう方が多いです。単純に見にきていただける方の幅が広がったのはいいことですね。

高塩:エポカ ウォモを求める方は、モテたい人が多いと思うんですよね。というか、幾つになってもモテたいですから(笑)、そういう方に人気なんじゃないかな。

加藤:確かにそうですね。リピートしてくださる方の中には、「女性から褒められた」とか「カッコいい」と言われたとよく話してくれますね。たまたま居合わせた人がウチで買われたお客様で、エポカ ウォモを着ていたからその話で盛り上がったと言っていました(笑)。

高塩:じゃあ、加藤さんの話にもなっているでしょうね。

加藤:悪口言われてるのかな……苦笑。

高塩:ははは。加藤さんはここで働いてどのくらいなんですか?

加藤:オープンからいますので、もう20年くらいでしょうか。


――重鎮じゃないですか! 幅利かせられますね!

高塩:急に出てきて何言ってんの(笑)。

加藤:いやいや、そんなこと全くないですよ(笑)。スタッフ同士の仲はいいですけどね。

高塩:他店さんとの交流は?

加藤:名古屋では多少ありますけど、外出ると全く(笑)。

高塩:じゃあ権力使って、全国エポカ ウォモスタッフ野球大会とかやりましょう!

加藤:いや絶対来ないし、そんな権力ありません!(笑)

  • EPOCA UOMO ジェイアール名古屋タカシマヤ

    住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 8F
    電話番号:052-566-8189
    営業時間:10:00〜20:00 ※ジェイアール名古屋タカシマヤの営業時間に準ずる

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撮影/舛田豊明 スタイリング/高塩崇宏 構成&文/細谷駿人 ディレクション/Pomalo inc.

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